50点以上の描き下ろしイラストに感動! 「大電撃文庫展・冬」に潜入!!

アニメ

更新日:2014/4/11

 アスキー・メディアワークス「電撃文庫」の創刊20周年を記念して、東京〜大阪〜名古屋と開催されてきたイベント「大電撃文庫展」が、さらにパワーアップ! 「大電撃文庫展・冬」として聖地・秋葉原へと帰ってきた!

 その名の通り展示内容も冬バージョンに一新。人気絵師による、50点を超える新規描き下ろしイラストの展示のほか、ここでしか買えない限定グッズなど、ファン垂涎の企画が盛りだくさん。我々、取材班も開催初日となる12月28日土曜日、会場ベルサール秋葉原へと駆けつけた。

 今回は、アニメ情報アプリ「ツイアニ」のマスコットキャラクター“祭ちゃん”のコスチュームで参戦した『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』、『灼眼のシャナ』が大好きなコスプレイヤー「小日向くるみ」ちゃんとともにその全貌をレポートしよう!


会場に着くと、見渡す限りの人の海。開催期間がほぼ一緒のコミケ85に併せて上京して来た人も多そうだが、みなさん気合いが入ってます! まずは、電撃文庫作品を代表するヒロインたちに扮した公式コスプレイヤーの方々と記念撮影。


左から、加賀香子(ゴールデンタイム)、インデックス(とある魔術の禁書目録)、シャナ(灼眼のシャナ)、祭ちゃん(ツイアニレポーター)、姫柊雪菜(ストライク・ザ・ブラッド)、高坂桐乃(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)、アスナ(ソードアート・オンライン)。作品のイメージぴったりのメンバーに期待は高まるばかり。いざ、会場内へ!


1階は「大電撃屋〜電撃文庫創刊20周年スペシャルショップ〜」と名付けられた物販コーナー。ここでしか買えない限定グッズに、くるみちゃんも物欲を刺激されまくり。「取材じゃなかったらお財布が空っぽになっちゃう!」と大興奮しつつ、「グッズに使われているイラストもちゃんと描き下ろしなんてすごいです!」と限定品のチェックも忘れません!


体に合わせているのは「大電撃文庫展」限定のTシャツ。どれにしようかな?


『狼と香辛料』のホロのぬいぐるみを見つけてご満悦のくるみちゃん「これはカワイイですね〜。ケモノ耳も好きなんですよ♪」。


クリアファイルやタペストリー、缶バッヂなど定番グッズも、みんな大電撃文庫展限定のオリジナル商品! 「クリアファイルも全部集めたくなる〜!」とすっかりお買い物モードのくるみちゃん。


1階フロアには、作家さんイラストレイターさん、声優さんからの「20周年お祝い色紙」がズラリ。会場外で実施中の「大電撃文庫くじ」では、なんとこの色紙をプリントしたミニタオルほかレアなアイテムが当たると聞いて、くるみちゃんもすかさず、いとうのいぢさんのサイン色紙に狙いを定めていました。 場外の物販ブースでは、他にも『ソードアート・オン・ライン』のスペシャルグッズセットが大人気!


1階奥の壁面には、黒星紅白先生による電撃20年の歴史を飾った人気キャラ大集合の特大イラストが。その数総勢52人! 一体何人分かるかな? ちなみにこのイラストのほか、今回展示された描き下ろしイラストは「直筆サイン入り複製原画」として、特別販売。凄すぎます!


こちらは、記念撮影コーナー。『ゴールデンタイム』や『ソードアート・オンライン』の背景をバックにキャラクターとパチリ。時間によっては、人気キャラのコスプレイヤーと一緒に撮る事も!


筆者のお薦めは、『ロウきゅーぶ!』のこのシーツ! 慧心女バスメンバーと撮影が出来るスポット。ちなみにこの合宿ごろ寝シーツ、3月27日に発売予定の新作ゲームの限定版同梱特典だとか。これは……予約するしかない!


いよいよ2階に上がると、まずは電撃文庫の誇るヒット作を作品ごとに展示したスペース。「名シーンコレクション・冬」と題して、冬をイメージした描き下ろしイラストに、同じく書き下ろしのショートストーリー。さらにモニターではアニメ化された際の名場面や、フィギュアほかグッズの展示もあり、様々な角度からその作品を楽しめる展示になっていた!


もちろん、2013年秋期にアニメ化され大好評放映中の2作品『ストライク・ザ・ブラッド』と『ゴールデンタイム』のコーナーも。特に『ストライク・ザ・ブラッド』関連は、グッズ購入者にルーレット抽選会で各種グッズが当たるなど、今回のイベントの中でも力の入ったタイトルなのがうかがえた!


これが『ストライク・ザ・ブラッド』ルーレットの賞品。隣のケースには声優さんのアフレコ台本など、ファンにはたまらないお宝がいっぱい展示されていました。


次に気になったのは『境界線上のホライゾン』のコーナー。文庫本編で使用されたモノクロイラストをカラー化した特別バージョンや、今まで未公開だった抱き枕用イラストの全貌が明らかに!


「冬」に続いて、こちらは「コスプレ」がテーマの新作イラストを集めたコーナー。ナース、メイドからチャイナまで、お馴染みのキャラクターが大変身!


こんなかわいい絵や……


こんなけしからんものまで……


そして冬と言えば、やっぱり温泉! くるみちゃんお気に入りの『灼眼のシャナ』コーナーでもいい湯加減のシャナの姿が。「こんなの見たら、部屋に飾りたくなっちゃいますね!」と、すかさずロックオン。


回廊の奥には、他にも様々な「旅行・温泉」をテーマにした描き下ろしイラストが! なんだか露出度もアップしてきたよーな……。


ここでいかにも「覗いて下さい」と言わんばかりの壁の穴が……。ついつい引き寄せられるくるみちゃん。何が見えたかは「ナイショです♪」との事だが、どんなキャラがいたのかな?


……と、温泉イラストに引き寄せられて歩いていると、その先には何と女湯が!!!!


のれんをくぐるとそこには…。これが今回の目玉「電撃の湯」だ! 撮影OKのこのスペースで人気キャラと混浴するもよし、背中を流してもらうもよし。正に漢の夢がつまったコーナー。脱衣かごには脱いだばかりの服まで展示って……、素晴らしすぎます!


しっかり女湯を堪能してご満悦のくるみちゃん。こころなしか表情もさっぱり?

 取材を終えて、一緒にレポートしてくれたくるみちゃんに今回の感想を聞いてみると──。
「とにかく描き下ろしのイラストの量に圧倒されました。大きく出力されていて細かいところまで見れるのがいいですよね。特に大好きな、いとうのいぢさんの作品が見れて嬉しかったです! シャナは私もコスプレした事があるんですよ!」と、まだまだ興奮さめやらぬ様子。


祭りちゃんのミニ着物姿でレポートしてくれた小日向くるみちゃん。

 今回紹介した以外にも、「森永DARS」とのコラボで、小さなDARSチョコを積み上げて描いた『キノの旅』の巨大ピクセルアートや、電撃文庫の折り込みチラシ「電撃の缶詰」を1号目からコレクションしたコーナーなど盛りだくさんの展示。コアな電撃ファンならずとも、ライトノベルファン、アニメファンなら誰でも楽しめるイベントでした!

(文=柳井洋二、撮影=橋本商店)

(C)大電撃文庫展 All rights reserved.