○○されてしまったロボ子のために、ウド料理を作ってみた!
更新日:2014/3/18
ズヴィズダーといえば、やっぱりウド。主人公「地紋明日汰」が怪しげな幼女「星宮ケイト」と出会い連れて行かれた先は、“古代ウド川文明”の技術を用いているという“ひみつけっしゃズヴィズダーほんぶ”。そこで必要なエネルギーは全て、“ウドの大木”を中心とするウドから得ている。
そして、ズヴィズダーの幹部「ナターシャ」によって作られた、古代ウド川文明製の自立思考型ロボット「ロボ子」。彼女も“ウド型の特殊エネルギー棒”と呼ばれているウドのみを食べて動いている。
そんなロボ子、元々は生のウドしか食べなかったのだが。ウドの大木が枯れる1万2千年周期の終わりに敵に襲われたことから、明日太の作った調理したウドを克服した。単なる好き嫌いだったらしい。
それならば、最新話で○○されたしまったロボ子を応援するために新たな”ウド料理”を食べてほしい! ということで、料理大好きな筆者がウド料理を作ってみた。
ちなみにウドには、アスパラギン酸が含まれており、体内の新陳代謝を高めて疲労回復に効果を発揮する。他にも、カルシウムやカリウムなどのミネラルを体の隅々まで運ぶ働きもするそうだ。ロボ子のエネルギー源だけでなく、普段お疲れ気味の皆さんにも効果的な成分が含まれているのだ!
まずは、ロボ子の主食である“生のウド”を作中のような形でご覧いただこう。
さすがに生のウドをそのまま食すことは難しいだろう。ということで、さっそくウドを調理してみたいと思う。ウドはズヴィズダーの構成員にとっても貴重なエネルギー源だけに無駄にはできない。よって、丸々余すことなく使えるよう考えた。レシピも載せているので、ぜひ皆もウドでエネルギーを補給してみてほしい。
○ウドの酢味噌がけ(茎)
生しか食べられなかったロボ子には、これくらいから始めてみるのがいいだろう。
<材料>
・ウドの茎(皮は剥いてきんぴらに使う)
・酢味噌(味噌、酢、砂糖)
<作り方>
1、ウドの茎を短冊状に切る。
2、酢味噌の材料を全て混ぜ、お皿に盛ったウドにかける。
○ウドの天ぷら(先端)
お次はちょっとハードルの高い天ぷら。でも機械には油がつきもの……のはず!!
▲ちなみに、塩で食べるのがオススメ!
<材料>
・ウドの先端 お好みで
・衣(卵、炭酸水もしくは水、小麦粉)
・油
<作り方>
1、油を180度に熱する。
2、衣の材料を全て混ぜる。
3、ウドを食べやすいサイズに切って、衣を付けて揚げる。
☆水よりも炭酸水の方が、誰でも簡単にサクサクの天ぷらが作れます。
○ウドのきんぴら(皮)
最後は皮を使ったきんぴら。皮も、炒めると美味しく食べられる。
▲こっちの方が美味しいんじゃない?とロボ子に提案したい皮の食べ方。
<材料>
・ウドの皮
・にんじん
・調味料(砂糖、醤油、みりん)
・ごま油
・ごま、一味
<作り方>
1、ウドの皮とにんじんを細切りにする。
2、ごま油をしいたフライパンで1を炒める。
3、調味料を入れる。
4、水分が飛んだら、ごまと一味で味を整える。
○(おまけ)アニメ内に出てきた調理したウド(茎)
アニメの4話で出てくる調理したウド。具体的な説明がなかったので、勝手にレシピを考えてみた。ウドのホワイトソースがけ。ソースがオレンジっぽかったので、今回はにんじんのペーストを入れた。ウドとホワイトソースって……と我ながら思ったが、意外とマッチしていた。
▲今回は、食べやすいようにカットしたウドを繋げてみた。
<材料>
・ホワイトソース(バター、小麦粉、牛乳、コンソメ、塩コショウ)
・ブロッコリー(みじん切り)
・にんじん(半分はすりおろし、半分はみじん切りにしてレンジで火を通しておく)
・ウド(皮は剥いてきんぴらに使う)
<作り方>
1、鍋にバターと小麦粉を同量入れ、ペーストになったら牛乳で伸ばしていく。
2、1ににんじんとブロッコリーを全て入れる。
3、2をコンソメと塩コショウで味を整える。
4、ウドをレンジで加熱し、火を通す。
5、お皿に4のウドを乗せて、3をかける。
ちなみに、一番食べやすいのはきんぴら。山菜が苦手な人でも、これならいけるのではないだろうか。この時期、比較的普通にスーパーで売られているので、ぜひ作ってほしい。皆さんもウド料理を食べながら、今後の行方が気になる『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』を応援しようではないか!
我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!
文=月乃雫