「のうりん」&「銀匙」放送記念! Hカップグラドル「吉田早希」が乳搾り体験!
更新日:2014/3/28
さらにアニメだけでなく、「アグリセラピー」や「バイオセラピー」など、農作業を通じて自然と触れ合い、心と身体に癒し効果も期待できると、改めて注目が集まっている農業。果たして、その魅力とはいったい何だろうか? 我々も実際に農業の最前線へ乗り込み、確かめてみることにした。
今回、レポーターを務めてくれたのが、この方。
大自然をバックにポーズを取っているのはいったい……? なにやらおムネがすごいことになっているが。
なんと、今回農業(酪農)体験をしてくれたのは、Hカップグラドル、吉田早希ちゃん! 今や「グラドル自画撮り部」副部長として知られる彼女。実は、かな〜りのアニメ好きなのだとか。
「『のうりん』も『銀の匙』も見ています! 自分が楽しく見ていた作品の世界に触れられるとあって、今日は気合いバッチリです!」と、やる気満々。『のうりん』の良田胡蝶よろしく、制服姿で自慢のおっぱいを惜しげもなく披露してくれた。
今回、我々が訪れたのは、東京は八王子にある「磯沼ミルクファーム」。ここは、搾りたての牛乳を首都圏へ提供している。みなさんのもっとも身近にある食品、牛乳をつくる酪農の現場をのぞかせてもらった。
「私も“よしだ”なので、胡蝶さんのようなエリート畜産家を目指すぞ〜!!」と早希ちゃんも気合いばっちり。
牧場を訪れたのは、首都圏が記録的豪雪に見舞われた数日あと。一面の雪原を前にテンションMAXの早希ちゃん。
この後の大変さを彼女は、まだ知るよしもなかった……。
■ 牛さんと仲良くなろう! 子牛のお散歩
早希ちゃんに最初に与えられたミッションは、子牛のお散歩。生後3カ月の子牛を、牛舎から連れて歩き、牧場を一周する。
磯沼牧場では、おなじみのホルスタイン種のほか、ブラウン・スイス種・ジャージー種という牛を保有している。今回、早希ちゃんのお相手を務めてくれたのは、ブラウン・スイス種のビビアンちゃん。
見た目は、ちょっと大きめなラブラドールのようだが……、違うのはそのパワー。
久々のお散歩に大興奮する、ビビアンちゃん。跳ねる、跳ねる。まるで犬のように、雪原をピョンピョン。このお散歩は、牛の運動という意味もあるが、幼いうちから人間に慣らすことが目的。うまくコミュニケーションを取ることはできるのか?
早希ちゃんの気持ちを知ってか知らずか、ビビアンは四方八方、興味を持った方向へ走り回る。綱を引く強さに、早希ちゃんは息も絶え絶えだ。
それでもグラドルとしての本能がうずくのか、スキを見ては、カメラにはポーズを向ける。しかし、早希ちゃんのプロ根性に対して、ビビアンは、興味なし。
そんなこんなで30分くらい、ビビアンを遊ばせて(遊んでもらって)お散歩終了。
「ビビちゃんは、ホント元気ですね。でも最後にはちょっとお互いがわかりあったかな?」大きな瞳とピンクのお耳のビビアンに感謝を述べる余裕が早希ちゃんには出てきた。
■ 次に成牛のお手入れをお手伝い!
続いては、成牛の牛舎へ。先ほどのビビアンちゃんと違い、背丈は早希ちゃんと同じくらい。体重は500kg〜1.5tにもなるという。
ここの牛は、質の高い乳にするために、なるべく自由に歩かせている。夏は放牧だが、冬は牛舎のなかを自由に歩き回っている。巨体がノシノシ歩く姿は、すごい迫力だ。
牛舎を自由に歩き、食べることができる牛たちはう○ちもフリーダムだ。
「う○ちから、ホカホカと湯気があがっていますね。まるでマンガみたい! こんなにたくさん…、出すんですね。でもこれくらいで、ヒヨったりしません。いっぱしの牛使いなりますから!」
牛の大きさに驚きつつも、動揺を隠すように、キメポーズで、ビシっと宣言してくれた早希ちゃんであった。
が、しかし、次もなかなかの強者だった。
2歳の初々しい乙女こと、メレンゲちゃん。つぶらな瞳の新米ママである。彼女の手入れをするために、ちょっと移動させようとするが…。綱を引っ張ろうにも、ビクともしない。
やっとのことで振り向いてくれたメレンゲちゃんだが、今度はその大きな鼻から放たれる鼻息に驚かされる。
「急に動かないでよ! び、びっくりなんかしていないんだからね!」
そんなこんなで、悪戦苦闘している早希ちゃんを見かねて、牧場のオーナー磯沼正徳さんが、「ほ〜ら行くぞ」と軽く引っ張る。すると、今までがウソのように、歩き出すメレンゲちゃん。
「え〜、どうして動くのですか?」と残念そうな早希ちゃんに対し、
「牛飼いは、牛と話しができないとなれませんから」と、さすがの磯沼さん。
農業歴350年の磯沼家14代目当主には、まったくかなわない早希ちゃんであった。
牛との会話は難しかった早希ちゃんだったが、今度はブラッシングでご機嫌取り。
冬のあいだは、毛が伸びやすいため、そしてストレス解消のためにもブラシがけを行う。ブラシは、まるでノコギリと見まがうような、ギザギザの歯だ。それでも牛は痛がるそぶりもなし。
「おとなしいってことは、気持ちいいのかな?」
重労働にめげつつも、成牛になれてきた早希ちゃんであった。
■ 牛さんのおっぱいをモミモミ!
搾ったお乳が飛び散らないように作業着(ビキニ姿)を披露しているのは、搾乳室。ここは牛から牛乳を搾り出す場所である。
ミルクを搾るには、牛の4つの乳首に、搾乳機を取り付け、早希ちゃんの左にある巨大なボトルへ乳は溜まる。この殺菌していない段階のミルクを生乳(せいにゅう)と呼ぶ。空気に触れることなく冷却タンクへ運ばれ、殺菌工場へと運ばれる。
牛乳とは、殺菌加工をしたものを指す。最近では高熱で殺菌するもののほか、低温で殺菌した牛乳も増えている。ここ磯沼牧場でも低温で殺菌した牛乳を販売している。ゆっくり低温で加熱することにより、クセがなく後味もさっぱりとした牛乳になるという。今回は、体験のため、手で直接ミルクを搾ることをご許可いただいた。
「私のHカップと、どちらが魅力的か勝負です!」と、ひとり戦闘モードに突入する早希ちゃん。いやいや、これ競争ではありませんから……。
さっそく、ピンク色の乳首を優しくグリップ。しかしなかなかお乳が出てこない。
「親指と人差し指で輪をつくり、乳首の根元を握ります。それから、中指・薬指・小指の順に力をこめると、出やすいですよ」と磯沼さんがアドバイス。1・2・3と、ゆっくりリズミカルに奥の指から握っていくのがコツとのこと。
早希ちゃんも「1・2・3」と、乳首をグリップ。すると、糸のような細さのミルクが出てきた!
「温かいミルクが出てきました! 濃厚なミルクのにおいがします!!」と大興奮。
乳首の感触は、「フニフニとしてなんか、いけないことをしているみたい」とのこと。
「乳首の感触って不思議ですね。なんかいやらしいことしているみたいで……」
なんだかセクシーな気分になったとか、ならないとか。
「それにしても、牛さんは1日に20リットルもミルクを出すなんてすごいです。どうりで大きなおっぱいをしているはずです」
当たり前のようにお店で並ぶ牛乳だが、その背後には膨大な作業を行う人間が支えている。牛の健康管理・食事の世話・牛乳の出荷作業などを年中無休で行っているだ。
「毎朝5時起きです。この他にも、自家製ヨーグルトやプリンの製造販売、牛の糞をたい肥にする作業もしています。先日は大雪だったので、牛舎の雪下ろしもしなければいけないし、やることは無限にあります」と、磯沼さん。生き物を相手にしている以上、休みなど取れないのだという。
■ 取れたてミルクでバター造り!
最後に、取れたての牛乳でバター造りに挑戦することに。
磯沼ミルクファームでは、3品種の牛を飼育していることは、先述した。それは、チーズやヨーグルトなど、乳製品に加工するためでもある。3種のミルクをブレンドすることで、コクが出るという。特にジャージー種は、脂肪分が多くバターづくりには向いている。
さっそく挑戦する早希ちゃんだが……。バターづくりは、牛乳をただ、振るだけ。とても簡単のように思える作業だが、道のりは長い。20分ほど降り続けないと、バターとしての塊になってくれないのだ。
なぜ牛乳を振るだけで、バターになるのかというと、クリーム分と水分を分離するからだ。牛乳に含まれる脂肪分に振動を与えると、脂肪同士がくっつき、塊となる。
残念ながら市販の牛乳では、脂肪細胞を小さくする加工をしているため、バターは作れない。搾りたて生乳だからこその体験だ。
振って、振って、振ること20分。瓶の感触がだいぶ固くなってきた。
さて、瓶の中身を開けてみると……。
さっきはサラサラだった、牛乳がだいぶ固まってきたようだが、残念ながら、固形のバターにまでは届かず、クリーム状のフワフワとした塊になっていた。そのお味は?
「うん、マスカルポーネ(イタリア原産のクリームチーズ)みたい! ふんわりとして、なのにミルクの甘い香りがいっぱい! おいしい」と満足の早希ちゃん。
今日体験した肉体労働にはちょうどいい栄養チャージとなった。
「私のような引きこもりには、牛の相手は本当に大変でした。こちらの牧場では、たい肥にコーヒーやココアの殻を混ぜているため、臭いが抑えられています。それでもやっぱり、キツイと思うことも。肉体的にも精神的にも牛に向き合っていくって、すごいことですね。でも、大変だからこそ、働いた〜っていう、実感もあります。
牛乳は、100%国産って知っていましたか? 鮮度が大切だから輸入に頼れないんです。日本の食卓をダイレクトに支えていると思うと、なんだか使命感に燃えますね。農業の魅力が少し分かった気がします!」
と、生クリームをなめなめしながら一日を振り返る早希ちゃん。どうやら農業の魅力をちょっとだけ実感できたようだ。
アニメでも現場の苦労が描かれているが、実際にお手伝いをしてみると、苦労の分だけ、その何倍もの驚きと充実感があるのも農業の醍醐味である。画面の前にかじりついているみなさんも、作品がきっかけで、農業体験に足を運んでみてはいかがだろうか?
最後に早希ちゃんもこう言っているぞ。
「食べ物には、いろんな人のハートが詰まっているって実感できるんです。そう思うとごはんが今までよりも、いっそうおいしく感じられますね!」
取材協力
・磯沼ミルクファーム東京都八王子市小比企町1625
当牧場の搾りたてミルクでできたヨーグルト・アイスクリームなどもネットにて販売中。本日早希ちゃんが体験した子牛の散歩やバター作りも体験できるぞ!
HP:http://isonuma-farm.com
■ モデルを務めてくれたのは
<吉田早希ちゃん>
アニメ・ゲーム大好きなヲタ系グラドル。「グラドル自画撮り部」副部長として、セクシーな写メをほぼ毎日更新中! 過酷なロケも笑顔で頑張った早希ちゃんをぜひフォローしよう!
吉田早希@グラドル自画撮り部副部長!
https://twitter.com/yoshida_saki
(撮影=山本哲也、衣装=橋本商店、取材・文=武藤徉子)