水着! お風呂! 今期の夏アニメはサービス回が早くて多くて最高!

アニメ

公開日:2014/8/4

■肌色全開、今期のサービス回は序盤だけで8本!

夏アニメもそろそろ序盤が終わり、何を観るか決めているころでしょうか? 迫力溢れるロボットモノあり、胸キュン必至の恋愛モノあり、破天荒なギャグあり。今期もたっぷりとアニメを楽しめそうですね。

さてそんなアニメを見渡していたところ、筆者はあることに気づきました。それは“今期アニメはサービス回が早い“傾向があることです。サービス回とは、いわゆる美少女達が海に行って水着になったり、お風呂に入って裸の交流をしたり……普段は真面目な話を展開しているキャラクターが、その柔肌を惜しげもなく披露してくれる、とにかく素晴らしいものです。男性読者ならわかってくれますよね?

このサービス回、筆者の体感では普段のクールだと序盤の話がひと段落した第5話からワンクールの折り返し地点である6話、7話のイメージだったのですが、今期はやたらに早いのです。以下、今期アニメの最初のサービス回を思いついた限りで……(7月30日時点)。

▲個人的に現時点のナンバーワンは『人生』#4。水着とお風呂の合わせ技で、主人公・勇樹のラッキースケベ(理系女子のお胸にタッチ×2!)だけでなく、きちんと覗きをしようとする素直な助平さに、思わず顔がしかんでしまいました。

※サービスシーンがあったものは「・」、物語の多くがサービスに費やされたものは「●」とする。『Free! Eternal Summer』はほぼ毎回が水着回のためカウントしていません。彼らが温泉にでも行ばいいのですが。

・アカメが斬る!:第3話「蟠(ワダカマリ)を斬る」(着替え)
・ガンダムさん:第2話「思春期のアムロさん」(全編下ネタ)
・さばげぶっ!:MISSION 3「ヤツも来る! ヘルズチルドレンの挑戦!!」(温泉)
・真 ストレンジ・プラス:#2「EXCHANGE」(全裸)※男子
●人生:#4「夏物」(水着、お風呂)
・精霊使いの剣舞:第1話「剣と学院と火猫少女」(お風呂)
・白銀の意思 アルジェヴォルン:04「帰還」(シャワー)
●幕末Rock:第4話「風呂屋雷舞! 裸でパッションぜよ!」(お風呂)※男子
・ひめゴト:#01「女として負けた気がする」(パンモロ)※男子
●普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。:第1話「【ろこどる】はじめてみた。」(水着)
●ペルソナ4 ザ・ゴールデン:#3「I have amnesia, is it so bad?」(水着)
・まじもじるるも:第1話「あなたののぞみかなえます」(全編下着の話)
●モモキュンソード:第四話「豊乳乱舞!? 三保の松原」(水着、触手責め)
●ヤマノススメ セカンドシーズン:新四合目「降りた後の楽しみ」(温泉)
●RAIL WARS!:第4話「気に入っちゃったかもね」(水着)
●六畳間の侵略者!?:第4話「陰謀の海水浴!?」(水着?)※未放送

次回予告からムフフなことを推測できる『六畳間の侵略者!?』も含めて、現時点で16本のアニメでとてもうれしいシーンがありました。その内、明らかなサービス回と呼べそうなものは8本です(漏れがあったらすみません!)。
 

▲意外な展開で話題を呼んでいる『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』。シリアスな話が多かった前作とは対極的な雰囲気の水着回#3は、とにかく笑いどころが多いです。

■過去1年のクールごとの序盤のサービス回数は?

さて、この4話までにサービス回が8本というのが多いかどうか。過去1年間のアニメをクールごとに区切り、4話までにサービス回があったアニメの本数を調べてみました。

・2014年春クール:2本
 

▲『デート・ア・ライブII』では、箸休め的なエピソードの定番である修学旅行に、第2話でGO。そこではお風呂、第3話では水着と惜しげもなく新キャラクターである双子のサービスが行なわれました。

・2014年冬クール:6本
 

▲『咲-Saki- 全国編』二話「応援」では、お風呂に次ぐお風呂に次ぐお風呂で、色んなキャラクターの入浴シーンが描かれました。いえ、麻雀もちゃんとやっていました。

・2013年秋クール:4本
 

▲大胆にも水着シーンをダイジェストで放送した『IS<インフィニット・ストラトス>2』第1話「一夏の想いで」。たっぷり拝みたい人は、『IS<インフィニット・ストラトス>2 Vol.1 〔ロング・バケーションEDITION〕』で観ましょう。

・2013年夏クール:2本
 

▲やや特殊なのが『帰宅部活動記録』#4 記録の十四「テコ入れの原理」。テコ入れのために色々と画策をするエピソードなのですが、ボリュームは1話中の1/3程度、さらにサービスシーン止まりのためカウントせず。ただし、お話自体はシリーズ有数の完成度でした。

このように過去1年を振り返ると、今期の8本は最多。さらに振り返ると同じくらいのクールもあるかもしれませんが、やはり今期はサービス回が早いホットなシーズンなのは明らか。その早期化や増加傾向から、言わば「肌色の熱い夏2014」を宣言してもいいでしょう。

当初はこの原因を開放的な夏だからだと考えていましたが、冷夏とも言える2013年夏クールの2本を思うとそうでもなさそう。やはり「アニメは3話で継続視聴するかどうか判断される」という俗説への対策として(この辺りは上記した『帰宅部活動記録』#4に詳しいです)、アニメ制作サイドも早期にサービス回を設け始めているのかもしれません。

ここで忘れてはいけないのが、序盤だけでサービス回が打ち止めになるわけではないこと。前期の『ブレイドアンドソウル』のように最終話で唐突なサービス回があるのは定番ですし、『まじもじるるも』や『精霊使いの剣舞』、『ハナヤマタ』辺りも今後サービス回があってもおかしくない作風です。さらに『グラスリップ』や『アオハライド』で水着回があった時のよろこびを想像すると……まだまだ、どの夏アニメからも目が離せませんね!

文=はるのおと