MF学園祭に現れた「原田ひとみ」「にーそっくすす」がライブで客席を完全魅了!

アニメ

更新日:2014/8/22

7月20日(日)、秋葉原UDXのAKIBA_SQUAREで開催された「MF文庫J 夏の学園祭2014」。MF文庫J作品の祭典とも言えるこのイベントでは、豪華ゲストを集めたステージも注目を集めた。今回はその中から「第3回 精霊剣舞祭~学祭剣舞~」の模様をお伝えしよう。

7月からの放送が始まったばかりというアニメ『精霊使いの剣舞』のステージの先陣を切ったのはオープニングテーマ『共鳴のTrue Force』を歌う原田ひとみさん。テクニカルな楽曲を見事に歌い上げ、クールな姿を披露……したのも歌い終えるまで。歌唱後は「裏で(前のイベントに出演していた)小倉唯ちゃんと握手した」、「私もこの後の若い子達と一緒に出たい」など“いつも通りの”自由奔放なトークで会場を沸かせ、イベントのオープニングを飾った。
 

続いては、主人公であるカゼハヤ・カミト役の古川慎さんと、にーそっくすすの面々(木戸衣吹さん(クレア・ルージュ役)/優木かなさん(リンスレット・ローレンフロスト役)/石上静香さん(エリス・ファーレンガルト役)/大西沙織さん(フィアナ・レイ・オルデシア役)/加隈亜衣さん(テルミヌス・エスト役))を迎えてのトークコーナーだ。最初の話題は「第1話の放送を見ての感想」。「女の子がかわいい」(古川さん)、「アクションシーンが格好いい」(木戸さん)など声優陣は満足気な様子。一方、テレビアニメで初めてメインキャラを演じたという優木さんは「自分の声がテレビから聞こえてくるのがうれしかった」と、初々しい感想を語った。
 

▲左から古川さん、木戸さん、優木さん、石上さん、大西さん、加隈さん。

「アフレコの様子」というトークテーマでは、木戸さんの「古川さんが演技をするときに、動きがしなっている」と指摘。激しい演技をするときなどは、あまりに勢いのある首の動きが心配になるほどだそうで、古川さんを除く残りのメンバーも全員が同意して、笑いを誘っていた。

この日のステージはトークだけにとどまらず、ゲームコーナーとしてKONAMIの最新リズムゲーム『ビートストリーム』を使ったチーム戦が行なわれた。チーム分けは、精霊チームが優木さん、大西さん、加隈さん、剣舞チームが木戸さん、石上さん、古川さんという組み合わせ。
 

精霊チームの2連勝で迎えた最終戦は、「音ゲーは大好きでよくやっている」という優木さんと、古川さんの対戦だ。全対戦が終わった後の合計点で勝敗が決まる、というルールのため古川さんにも逆転の目は残されており、さらにプレイ中の優木さんに剣舞チームの残りのメンバーがちょっかいを出すという奥の手も使われたが、あえなく優木さんの勝利。全勝した精霊チームにはご褒美として亀ゼリーがプレゼントされた。「臭い!」、「コケみたいな匂いがする」と不評ななか、加隈さんだけが「黒蜜寒天みたいで美味しい」とペロリ。
 

なお、この日プレイされた『精霊使いの剣舞』関連の楽曲は『ビートストリーム』に収録される可能性もあるそう。また、ほかにもイベントの終盤ではスマホゲームが8月から事前登録開始され、9月上旬にリリースされることや、カラオケチェーンのパセラとのタイアップ、ニーソックス協会とのタイアップなど、多彩な展開について告知されている。

ラストのにーそっくすすによるライブコーナーは、『精霊使いの剣舞』イメージソングである『祝祭のエレメンタリア』からスタート。祭り囃子のような掛け声に合わせ、にーそっくすすメンバーと観客、そしてステージモニター内のMMDモデルとなったエストが一体となって踊り明かした。
 

続いて披露したのは、先の曲から一転してディープなサウンドとラップでニーソックス愛を歌う異色曲『KN33S0XXX<ニーソックス>』だ。こちらはライブ初披露ということだったが、対応力にすぐれたオーディエンスはすぐに「YO! YO!」と合いの手を入れ、にーそっくすすメンバーを驚かせる一幕も。
 

最後はもちろん、彼女達の代名詞的楽曲である『精霊使いの剣舞』エンディングテーマ『精霊剣舞祭<ブレイドダンス>』。まだ2話放送前ということで、テレビでは流れていなかったが、王道の楽曲とにーそっくすすのパフォーマンスに会場は大盛況。大きな拍手に包まれて、ライブは終了した。
 

(取材・文=はるのおと、撮影=橋本商店、松本祐亮、山本哲也)