絶対領域&ニーソックス好き必見! ニーソックスが好きすぎる人たち【オリジナルグラビア】

アニメ

公開日:2014/10/18

柔肌にくいこむゴム。そこからこぼれる、ぷにっとした太もも。絶対領域と呼ばれるそれは、世の男性を虜にして止まない。
この絶対領域を奏でる「ニーソックス」はアニメにも頻出し、萌えアイコンとして、もはや定番アイテムとなっている。


▲テーマ:「宇宙」 モデル:小原莉子 衣装提供:絶対領域(秋葉原)

なぜニーソックスはそこまで愛されるのか? その答えを求めて、ニーソックスが好きすぎるひとたち3人に話を聞くことにした。

まずは、スタートしてから約1年。先日、サイトのリニューアルも行い、さらに可愛らしさが増した「日本ニーソックス協会(通称:ニーソ協会)」。協会まで設立してしまうほどのニーソックス好きである会長とはどんな人だろうか? 三橋会長に話を聞いた。

――ニーソックス協会について教えてください。
ニーソックスを履いた女の子の「かわいい」を発信して、より多くの人にニーソックスのよさをアピールする活動をしています。具体的には、ニーソを履いたモデルさんの写真を掲載、イベントの開催(公開オーディション、トークショー等)などを行っています。また、アニメ「精霊使いの剣舞」や「美女世界地図」とのコラボ企画などもさせて頂きました。
現在モデルは50人弱。アイドルやモデル、ニコ動の「踊ってみた」の子など、みんな個性的です。

――設立のきっかけは?
僕自身、ニーソが好きだったからです! でも女性にニーソについて聞くと、「恥ずかしい」「あざとい」「かわいいけど自分は年齢的にちょっと…」と壁を感じる声が多かったんです。そこで、ニーソ協会を立ち上げて、ニーソを履くことへの壁を壊せたらいいなと思いました。

――三橋会長の考えるニーソックスの魅力はなんですか。
ニーソックスはいろんな服装に合う万能なアイテム。しかも、履いている女の子がすごくかわいく見える! もちろん、絶対領域萌えもあります。個人的には、ちょっとふとももの肉がニーソに乗っているほうが好きですね。もちろん細いのもキレイですけどね!

――ニーソ協会をオープンして、反応はいかがでしたか。
オープン当日の11月1日にサーバーがパンクするくらいのアクセスがありました。さらにオープンの翌日に新宿ロフトプラスワンでイベントを行いましたが、そのイベントもほとんど満員。3月にやった2回目のイベントも、おかげさまで盛況でした。


▲こちらがつい先日リニューアルした「ニーソ協会」のHP

――どのようなイベントですか?
公開オーディションとトークショーです。公開オーディションはTwitterで応募いただいた方の中から事前に一次審査を行い、当日会場でニーソ協会のモデルになる子が決まります。トークショーは、ニーソ協会のモデル5、6人がゲストとして壇上に上がり、色々なテーマについて話をしてもらいました。

――公開オーディションについて詳しく教えてください!
Twitterの応募は50~60人。応募してくる女の子は本当にいろいろ。地下アイドル、学生、読者モデル、撮影会モデル、これまでそういう活動をまったくやったことのない子もいました。一次審査で絞られた10人くらいの中から、会場投票・会長特別賞・カメラマン特別賞のあわせて3人がモデルに選ばれました。

――撮影の際のこだわりは?
伝えたいのは、「ニーソを履いた女の子の可愛さ」です。勿論、ニーソが写っていないカットもあります。
その反面、「ニーソだけ」「絶対領域アップ」のカットもあるのがポイントですかね。ニーソを脱ぐしぐさとか、履いてるしぐさとか、そういう「シチュエーション」も写真に収め、ニーソを履いた女の子の魅力をつたえられるようにしています。

――ニーソ協会を設立して、嬉しかったことはありますか?
いちばん嬉しかったのは「今まで、自分の脚にコンプレックスを抱いていてニーソを履けなかった。でもニーソ協会を知ってニーソを履こうと思いました。」ってメールをもらったことですね。設立したときの「壁を壊したい」というのが、叶ったかなと思いました。

――会長のベストニーソを3つ教えてください!
三橋:1枚目は小日向くるみさんのニーソ。ついつい目がいってしまう……!そんなシチュエーションを表した1枚だと思います。制服に合うとても可愛いニーソなのもGoodです!


三橋:2枚目は、まぁむさんのニーソ。ニーソはそれ自体も可愛いけど、履くときの仕草も萌えポイントですね。


三橋:そして3枚目が、真縞しまりすさんのニーソ。私服・制服・コスプレなどは勿論、部屋着でも楽しめるニーソは凄いです。寒い冬には是非、部屋着ニーソを!


――今後の予定はありますか?
定番ですが、写真集は作りたいですね。他には、ニーソ協会オリジナルニーソや、ガーターなどのアイテムの展開を考えていてクリエイターさんとのコラボで実現出来たらなと思います。
既に進行中の企画もありますのでご期待ください。今後ともニーソとニーソ協会をよろしくお願いします!

世界中で原宿ファッションが注目され、「カワイイ」が共通語になりつつある中、ネットを通じてニーソックスの魅力を発信する協会の役割は大きい。気になった読者は協会にアクセスしてみよう。

◆日本ニーソックス協会
http://kneesocks-project.com/


次に話を聞いたのは、秋葉原に世界初のニーソックス専門店をオープンしたその名も「絶対領域」のオーナーである荻野氏だ。オープン当初、各メディアで話題になったこともあり、ご存じの方も多いだろう。


――オープンはいつですか?
今年の2月1日にプレオープンして、2月8日のニーソ(ニーハイ)の日です。

――なぜ、専門店をこの秋葉原にオープンしようと思ったのですか?
秋葉原が好きで高校から通っていたのですが、メイド喫茶にもよく行っていたんです。そこで働くメイドさんにニーハイはどこで買うのか?と聞いたところ、みなさん秋葉原で可愛いニーソが売っていないので、池袋や原宿まで買いに行っていたらしいんです。そういえば秋葉原にそういう店舗がないなーというのと、メイドさんやアイドルの方を応援できればというのがきっかけです。


▲所狭しとニーソックスが並ぶ[「絶対領域」の店内

――かなりお若いようですが、以前はどんなお仕事を?
以前は経営コンサルティングの仕事をしていました。

――オープンして反響はいかがですか?
お陰様でテレビやラジオ、海外メディアで取り上げていただいて、特にゴールデンボンバーさんのラジオの影響で全国各地からいらっしゃっていただいています。また、近くの電気店さんやメイド喫茶さんからも、絶対領域はあそこですとご紹介いただいたり、秋葉原には認知が広がっているのを実感しています。

――お客さんはどんな方が多いですか?
北海道から九州まで、全国各地のメイドさんや、アイドルさん、コスプレイヤーさん等が来店されます。海外のお客さんも多いですね。ツイッターの中国版で話題になったらしく、特に台湾の方が多くみられます。なので、今後は海外展開も検討しています。

――ビジネスとしていかがですか?
正直、まだまだではありますが、秋葉原からアパレルを通じて文化発信ができればと考えておりますので、その意味では形になっているのではと思っています。また、仕入れがとても難しく、ここにある商品が日本で展開しているニーソックスのほとんどになります。

――売れている商品は?
やはりオリジナルニーソが主力です。定番の黒は様々な種類がありますので、きっと満足していただけると思います。また、デザイナーを起用して、秋葉原の街並みをプリントしたり、天使や包帯、パンダのモチーフなど、メイドさんにどんなニーソが欲しいですかと実際に話を聞いて参考にしながら、ここでしか買えない商品を自分が監修して販売しています。

――今後の展開は?
オープンからいままで忙しくしていましたので、これからはメイド喫茶さんとコラボして、各店向けのオリジナル商品を展開できたらと思っています。他にはアニメや企業とのタイアップなど、色々な方とのコラボレーションを検討しています。

若くして店舗を立ち上げた決断力もさることながら、ニーソックスを通じて世界に情報発信を行い、さらに秋葉原で働くメイドたちの支援をするという理想を現実にしつつある同店。ニーソックスを通じて、世界へ日本のカルチャーが広がることを期待したい。

◆絶対領域
http://zettairyoiki.shop-pro.jp/
住所:東京都千代田区外神田3-2-13 橋爪ビル2F


最後は、テレビアニメ『SKET DANCE』から生まれ、「The Sketchbook」という男女混成のスリーピースバンドのギターとして活躍している、小原莉子氏に話を伺った。


▲テーマ:「原宿」 モデル:小原莉子 衣装提供:絶対領域(秋葉原)

――まず、ニーソックスとの出会いは?
出会いは18歳の時です。元々中学生の頃にアニメにハマって、高校生になってコスプレ、特にメイド服にハマりだしてからニーソックスをはくようになりました。やはりメイド服にはニーソックスかなーと思いまして。メイド服によって、ニーソックスを変えていたのですが、ソックスによってだいぶ印象が変わるなーと思って、ニーソックスの大事さを知りました。

――ほぼ毎日はいていると伺いましたが。
高校を卒業してから365日、ずーとニーソックスばかりはいています。その後、The Sketchbookに2011年から加入してから、徹底してはくようになったと思います。

――それは意識的にですか?
気が付いたら、毎日はいていました。家で今日は何を着ようかなって悩むときに、自然に無意識にニーソックスを選んでいることにある日気が付いて、「あれ?私ニーソックスしかはいてない」と…。合わせる服もショートパンツかミニスカートしか持っていないです。

――いまってどのぐらいお持ちなんですか?
この間数えたら40本以上ありました。普段は通販とか、都心のお店とか、秋葉原の専門店とか色々なところで調達しています。

――ニーソックスの魅力とは?
やっぱり太もも…ですかね(笑) ニーソックスをはくことで、どのソックスよりも魅力的に見えると思うんです。これは私個人の意見なのですが、女性で一番魅力的なゾーンは太ももの付け根の部分から始まるラインと、そこから下の絶対領域のエリアなんです。
やはり、そこって普段は積極的にあまり見せることのない部分ですよね。ニーソックスを履くことで自然にミニスカートかショートパンツになりますし、視線がそこに集まりますので、その先にある未来が気になるというか…。

――完全に男性目線ですね(笑)
気になりませんか?その先の未来って。

――もちろん、男性なら未来を期待しますよ。逆に視線が集まるのは恥ずかしくないですか?
恥ずかしくないですよ。女性の魅力的な部分を魅せることって大事だと思いますし、見えないからこそ、見たいっていう願望が掻き立てられるというか…。街でニーソックスをはいている女性を見ても、ずーと目で追ってしまいます。

――では、ファッション的な観点での魅力は?
ニーソックスは長さや柄、デザインのバリエーションがあって、合わせる服によって、このニーソックスをはこうとか、無限大の可能性があると思います。
デザインが変われば印象も変わりますし、今日はどのニーソックスを合わせようかなという楽しみが広がります。服もまずニーソックスを選んでから、これに合うのはどのファッションかなという基準で選んでいまして、ニーソックスが映えるように、できるだけ上はシンプルにしたり、近い色で合わせてグラデーションにしたりしています。

――ニーソックスにまつわる話はありますか?
年中無休でニーソックスをはいているので、やっぱり夏は暑くて、冬は寒いですね。でもニーソックスをはくのを止めたくないので、冬はブランケットを常備して、パレオのように腰に撒いて防寒対策をしています。まわりからは「だったらジーンズをはけばいいのに」って突っ込まれるんですけど…。そこはニーソ愛でカバーというか。

――最後にニーソックスへの抱負をお願いします。
ニーソックスは一部では馴染みがありますが、まだまだ知名度が低いニッチなアイテムだと思うんです。例えば、タイツだと色々な種類、それこそアートとしても使われていますし、女性はニーソックスをはくことで可愛さがアップしますので、もっと多くの方に魅力を知ってもらいたいです。
あと、増えてきたとはいえ、まだまだ種類が少ないので自分でオリジナルのニーソックスも作ってみたいです。それこそすべての女性がはいてみたくなるようなニーソックスを。

――作るとしたらどんなニーソックスですか?
素材を変えたものを作ってみたいですね。それこそ総レースとか。シースルーとかですね。網タイツのようなものではなく、足が生地越しにうすーく見えるような…。スケスケの。

――それは楽しみです。ありがとうございました!

今回、ニーソックスを愛する3人に話を伺ったが、共通していることは、『ニーソックス』を通じて、何かを発信しようとしていることだろう。
ニーソックス協会のウェブサイトに世界中からアクセスがあるように、秋葉原の専門店に海外からの観光客が集まるように、日本のポップカルチャーとして、「ニーソックス」がもっと広がることを期待したい。

それこそ小原氏の言葉を借りれば、ニーソックスの可能性は無限大だから。


▲テーマ:「天使」 モデル:小原莉子 衣装提供:絶対領域(秋葉原)

<衣装提供>
◆絶対領域
今回撮影で使用したオリジナルニーソも販売中!
http://zettairyoiki.shop-pro.jp/
住所:東京都千代田区外神田3-2-13 橋爪ビル2F

<取材協力>
・日本ニーソックス協会
インタビューにも登場した小原莉子氏のグラビアが掲載されている。
http://kneesocks-project.com/

<The Sketchbook>
10月8日に新曲「REASON」をリリース。人気ゲーム「チェインクロニクル」のオープニングテーマ。

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(文・取材=橋本商店、取材=青柳美帆子、撮影=山本哲也、橋本商店)