岸本佐知子 Interview long Version 2008年6月号
更新日:2013/8/19
岸本佐知子(きしもと・さちこ)1960年生まれ。洋酒メーカー宣伝部を経て、翻訳家に。訳書にニコルソン・ベイカー『中二階』『フェルマータ』、リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジュディ・バドニッツ『空中スキップ』等。エッセイに『気になる部分』『ねにもつタイプ』がある。
『変愛小説集』
岸本佐知子/編訳 講談社 1995円
いっぷう変わった恋愛小説を集めたアンソロジー。バドニッツにベイカー。岸本訳でおなじみの作家のほか「この作家のこの一編だけでも紹介したかった」と長年のストックから選び出したとっておき。最初の一編「五月」は岸本さんのイチオシなので、まずはこれからお試しあれ。岸本印にハマること請け合いの全11編。