イラストレーター・まめこさんによる書き下ろし！『牧場物語 つながる新天地』体験コミックエッセイ

──まめこさん、お疲れさまでした。『牧場物語 つながる新天地』を体験されてみていかがでしたか？

ゲームを終わらせるのが惜しいくらいにハマってしまいました（笑）平日は夜中に2～3時間くらい。お休みの日は夜、子供を寝かせてから5～6時間やったりしました。

──ゲームタイトルから受けるイメージは、動物や作物の育成ゲームかなという印象ですよね？

そうですね「ほんわか」「のんびり」というイメージをしていたのですが、主人公はさっさか走るわ、軽快にジャンプするわ、川に飛び込むわで、かなりアクティブ。話もさくさく進んでいくので良い意味でイメージを裏切られました。

──特に今回は「つながる新天地」というサブタイトルが示すように、町に住む人、世界から来る貿易商、動植物・魚・昆虫に大自然とつながりながらの、牧場生活なのですよね？

はい。けっこう忙しい日々を送りました（笑）。イベントもたくさん用意されているし。でも、だからこそ、どんどんハマってしまうのだと思います。のんびりスローライフ気分でいると、お嫁さんに行き損なってしまいますね（笑）

毎日話しかけること、相手の好きなものをプレゼントすること、町のイベントに積極的に参加することだと思います。
相手の好みは会話の中で知ったり、あとTVから情報が流れることもあるので、早い段階でテレビを作るのがおススメです。

はい、残念ながら（笑）。コマンドの脇についている花の色で相手の愛情度が分かるので、愛情度が高まった時点でプロポーズします。でもプロポーズするには、結婚相手を迎えるための大きな家や、町の伝統の“青い羽根”が必要なので、増築したり入手しておく必要があります。また、その青い羽根が高いんですよね～（笑）

そうなんです。でも簡単には結婚できないからこそ、日々の飼育や財産づくりといった生活にもやりがいが出るんだと思います。コミックエッセイにも描きましたが、もうひとつの人生を歩んでいる気分になりますよ（笑）

大きく分けると、動物・作物の飼育系、町が主催するコンテスト・イベント系、自分が作った商品を販売したり、採掘や拾いもので財産を作る蓄財・ビジネス系、あとは釣り・昆虫採集・服飾作りや陶器づくりなどの趣味系などに分野は分かれると思います。これらをすべて満喫できるので楽しいですね。

作物祭、動物祭、料理祭、釣り大会、ファッションショーなど参加できるものはすべてしたのですが、散々な結果ばかりでした。釣り大会で２位が最高位ですね。まだまだ修業が足りないようです（笑）

マンガでも描きましたが、収獲の楽しさにハマってベランダ菜園を始めました。あと、ゲームの中で家の増築や模様替えが簡単にできるのですがリアルライフでも模様替えがしたくなってしまいました。現実でもゲームのように軽々と物を動かせるといいんですけどね（笑）

出てくるキャラクターはみんな良い人。自然がいっぱいで、動物とも触れ合え、なおかつイケメンと恋愛もできるので（笑）、忙しい毎日に疲れてしまった方におススメです。また生き生きとした日々を過ごすことが疑似体験できるので「もっとアクティブになりたい！」という方にもおススメだと思います。

『牧場物語 つながる新天地』
1996年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『牧場物語』から、これまでのシリーズ累計販売本数は1000万本以上を誇る大ヒット・シリーズ。その最新作『牧場物語 つながる新天地』には、これまでにない新機能がいくつも追加されている。まず、動物の楽園「サファリ」エリアに行けること。そして、複数の牧場主との交流が楽しめること。さらに、「貿易」を通じて世界中とつながれること。ほかにも、川に潜ってアイテムをゲットするなど、大自然とのつながり方もバラエティ豊かになったことなどである。楽しみ方の幅は、迷うほどに大きく広がっているのだ。