神木隆之介「昔から母親に言われていた部屋の片付けを実践したところ、驚きの発見が…!?」

あの人と本の話 and more

更新日:2013/12/19

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、現在、主演映画『とある飛空士への追憶』が公開中の神木隆之介さん。責任感と正義感が強く、「男として憧れる」というシャルルを演じた神木さんが、その理想とする姿に近づくべく(!?)、普段の生活で取り入れているマイブームをお聞きしました。

「最近、部屋をきれいにすることに気持ち良さを感じるようになりました!」

これまでは、部屋の掃除が苦手だったという神木さん。それが今では整理整頓したり、いらない物を捨てたりと、掃除のコツが分かってきたという。

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「今更ですが、出した物を元の場所に戻すだけで、キレイさが維持できることに気づきました。このことに気づいた時は『大発見だ!』と驚きました。ずいぶん昔から母親に言われていたことだったんですけど、ようやくその意味が分かりました (笑)」

(取材・文=倉田モトキ/写真=山口宏之)

神木隆之介

かみき・りゅうのすけ●1993年、埼玉県生まれ。俳優。99年、『グッドニュース』でドラマデビュー。主な出演作に、ドラマ『風のガーデン』『SPEC』『高校生レストラン』、映画『Little DJ〜小さな恋の物語』『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』、声の出演として『サマーウォーズ』『借りぐらしのアリエッティ』など。10月から主演を務める連ドラ『11人もいる!』(テレビ朝日系)がスタート!

 

紙『ツナグ』

辻村深月/新潮社 1575円

“ツナグ”と呼ばれる、たった一度だけ死者に会わせてくれる使者がいるらしい─。そんな都市伝説のような噂を信じ、亡き母やかつての親友に会いたい思いで、ツナグに連絡をとる依頼人たち。しかし、会えるのは満月の一晩だけ。その時まで生者は一体何を想い、そして再会した後にどんな会話をするのか。ツナグの仕事を祖母から引き継ぐ高校生の歩美と生者、死者の心情をそれぞれの視点で描いた連作長編ミステリー。

※神木隆之介さんの本にまつわる詳しいエピソードは
ダ・ヴィンチ11月号の巻頭記事『あの人と本の話』を要チェック!

 

映画『とある飛空士への追憶』

原作/犬村小六『とある飛空士への追憶』(小学館) 監督/宍戸淳 脚本/奥寺佐渡子
出演/神木隆之介、竹富聖花、小野大輔、富澤たけし(サンドウィッチマン)ほか 配給/東京テアトル テアトル新宿ほか全国公開中 ●「2008年Amazonエディターランキング」1位をはじめ、数々の賞を受賞した人気小説が、『彩雲国物語』の宍戸淳監督、『サマーウォーズ』の奥寺佐渡子による脚本で映画化。飛空士のシャルルと次期皇妃のファナ。身分の違う二人は命をかけた空の旅の中で次第に心を開き、自分らしさを取り戻しながら、やがて心も惹かれ合っていく。
(c)2011犬村小六・小学館/「とある飛空士への追憶」製作委員会