注目の新刊 『きみはいい子』 ダ・ヴィンチ2012年8月号

公開日:2012/7/6

怖かったのも、触れたかったのも、お母さんの手だった。休日でも夕方5時までは家に帰らせてもらえないこども。自分がされてきたように、娘に手を上げてしまう母親。それぞれの事情を抱えながら、それでもみんなこの町で生きている。一条の光が深い余韻を残す短編集。