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79件

注目の新刊(2014年07月)

『ブラバン』『11 eleven』などを生み出した作家・津原泰水のはじめてのエッセイ集『音楽は何も与えてくれない』が刊行された。自らの生い立ちや、愛してやまない音楽について綴られている。写真集のジャンルでは、全米でベストセラーになったユニークな昆虫図鑑『世界一うつくしい昆虫図鑑』の日本語版が発売に。『週刊文春』で連載中の益田ミリのマンガ『沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳』が単行本化された。

可愛いベイビー

38歳のわたし、24歳の彼。いろいろあって一度は別れたけれど、結局はつき合うことになってうまくいっている。ところが、契約社員の彼がリストラにあい、生活費節約のために同居を始めた途端、私の体に変調が……。ふたりの将来は!? 大評判の“年下”シリーズ、完結編。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

避雷針の夏

母の介護を理由に、雪深い北陸の町に移り住んだ梅宮正樹。妻子との関係性は冷え切っており、都会との文化差を予想以上に感じる町にもなじめずにいた。2012年に小説すばる新人賞と日本ホラー小説大賞・読者賞のダブル受賞を果たした新鋭が、地方都市の閉塞感を描いた長編。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

青玉の笛 京都市井図絵

銀閣寺の庭づくりに精を出す佐七と彦次郎、そして二人の幼馴染みのお紀勢。彦次郎が行方不明になり、佐七とお紀勢は結婚するが、一本の笛が見つかったことで封印された事実が暴かれる(表題作)。京都を舞台に人々の欲と生き様を描く、時代小説シリーズの最新短編集。

雰囲気探偵 鬼鶫航 (講談社ノベルス)

見た目は完璧で、雰囲気は名探偵そのものの鬼鶫航。しかし謎を解かないという不思議な男だ。経理の佐々稀一は、彼にいつも翻弄され、悲痛な叫びをあげていた。そして様々な人物が彼を取り巻いて……。「薬屋探偵」シリーズの著者が描く名探偵ミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

Q 上

イタリア発、全世界で大反響を呼んだ歴史大作。16世紀、欧州ではないどこかの町、宗教戦争を背景に、虐げられた民衆と共に巨大権力にひるむことなく挑んでいく主人公。主人公と同志たちを操作し壊滅させた密偵Qの正体とは? 史実に基づいた壮大な冒険劇だ。

グレイ

1983年、バブル前夜の東京。貧乏学生の波田は著名な経済評論家の北川が率いるシンクタンクで働き始める。恵まれた待遇、やりがいのある仕事。だがそれは社会の裏側を牛耳る「悪」の世界への入口でもあったのだ……。警察小説の旗手が放つピカレスク・ロマン。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

いろは匂へど

京都麩屋町で和食器店を営みつましく暮らす紫(ゆかり)は30代の独身女子。彼女の前に現れた草木染め職人・光山(こうざん)は紫の恋心に火をつけるのだが……。魅力的な光山に翻弄される女心の機微をしっとりと描き出す。京都を舞台に繰り広げられる大人の恋模様はいかに?

12月の向日葵

暴力団・東鬼会の構成員と、交番に勤務する巡査。高校時代、同じ柔道部だった親友の香坂と弓削は、卒業後、対極の道に進みながらも互いの絆を保ち続けていた。だが、それぞれの世界でのし上がる二人を待っていたものは……。友情と愛憎渦巻く、疾走する男たちの物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

史上最悪の一目惚れ(上)-ブレスレス・トリロジーII- (ベルベット文庫)

かけ離れた境遇の二人、ジェイスとベサニーが育む愛の行方は? そして、“兄”ジャックが運んできた危険な厄介事とは? 全米で130万部突破のシリーズの第2弾。人気作家マヤ・バンクスが贈る待望の新作だ。友情と愛情を見事に描き切った、怒涛のラブストーリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

伝説のエンドーくん

緑山中学校には、「エンドーくんの愛はふめつ」「エンドーくんはお金よりつよし」など落書きにも記される伝説のヒーローがいる。新任の体育教師、勤続23年の女性教師など章ごとに視点を変えながら、教師個々人の生きざまやエンドーくんの秘密に迫るさわやかな学園物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

いとみち 三の糸

小さくて、泣き虫。津軽弁まる出し。さらに、三味線の達人にして、ロリメイド。青森で生まれ育った相馬いとは高校3年生になり、県外の大学受験を考える。津軽メイド珈琲店の仲間、初恋相手、写真部の友人たちとのピュアな青春を描いた「いとみち」3部作の感動完結編。

死後日記 (魔法のiらんど単行本)

夫と友人に裏切られ殺されたサエカが書いたというブログ『死後日記』。彼氏と親友の仲を疑う高校1年生の朱里は、読み進めるうちに日記にのめり込む。やがて日記と現実の奇妙な一致に気づいたとき恐怖の日々が始まるが……。ホラークイーンが放つ渾身の書き下ろし。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

オール・ユー・ニード・イズ・ラブ 東京バンドワゴン

人気シリーズ第9弾。明治18年創業の古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家の人々が織りなすドラマ、今回はいかに? 大家族なのでドラマには事欠かない。どんな問題が浮上しても人情味あふれる人々にかかると解決してしまう。心温まる家族ドラマ、ご堪能あれ!

ファイナルガール

17歳から何年も電話だけのストーカーに追われ続ける女性を描いた「去勢」や、虫歯に粘着質なまでのこだわりを見せる彼女との一日を描いた「プレゼント」、母から受け継いだ連続殺人鬼との闘争魂を鍛えながら生きていく主人公を描いた表題作など、全7編からなる作品集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

石の神 (福音館創作童話シリーズ)

10歳で宮物専門の石屋に弟子入りし、石工修業にひたすら打ち込む寛次郎。その前に、謎めいた少年・申吉が現れる。江戸時代の石屋を舞台に、ひたむきに生きる二人の少年の成長と友情をすがすがしく描く。第12回児童文学ファンタジー大賞佳作受賞作。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 田島薫

神秘

余命1年。出版社役員の菊池は、53歳で末期がんと宣告された。死病に蝕まれた彼は、ある人物に会うために神戸へ向かう。20年前に電話で一度だけ話した女に会うために――。直木賞作家が「ずっと本気で書きたいと思っていたテーマ」に挑んだ、生死の意味を問う長編。

緋の収穫祭 (創元推理文庫)

「血の収穫祭」と呼ばれる伝統的な儀式が残る英国の小さな町。ある日、教会の墓地の塀が崩れて、そばにあった少女の墓からそこにはないはずの二人の子どもの遺体までもが発見された。この地でかつて何があったのか? 血塗られた町の秘密を暴く戦慄のミステリー!

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

我れ、美に殉ず

狩野派に破門されながらも、理想の絵を追い求めた久隅守景。将軍の側室を風刺して、島流しになった英一蝶。若くして隠居生活に入り、生き物の姿を描きつづけた伊藤若冲。脱藩し諸国を放浪した浦上玉堂――。美に魅入られた江戸時代の画家たちを描く迫真の歴史小説。

盲目的な恋と友情

恋と友情、どちらがより大事かなんて、誰に決められる? 一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友。暗く深い、静かで透明な果てまで、堕ちていきたかった。そう、私だけのあなたと、二人だけで――。鬼気迫る、1年ぶりの書き下ろし長編。

村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ

NHKラジオテキスト『英語で読む村上春樹 世界のなかの日本文学』に連載された、新鋭作家12名による創作短篇集。次世代の作家たちは村上春樹という存在から何を感じ取り、何を作品に発露したのか。各作家によるコラム「村上春樹、そして私」も必読のオマージュ集。

そうなのよ、これがわたしたちのやり方だわ――。姉妹の絶望的なまでの愛憎を描いた「風」、15年の歳月を80枚の中で疾走する「二人の場合」など、とてもとても特別な“関係”を描いた3編を収録。『快楽』『めぐり糸』で圧倒的な支持を得た著者の、最新短編集。

ホリデー・イン

宅配ドライバー大和と小学生の息子・進の奮闘を描いた『ワーキング・ホリデー』『ウィンター・ホリデー』からスピンアウト短編集が登場。女装のホストクラブ経営者・ジャスミンやナンバーワンホスト・雪夜などおなじみの面々を主人公にしたハートフルな全6編。

メリーランド

たまたま見に行ったお笑いライブに魅了され、芸人を志した新城。厳しい稽古を経て、相方と初舞台に立った彼に渡されたギャラの金額は……。弱小プロダクション「南部芸能事務所」に集まってくる個性的な面々の人生を、誰にも書けない筆致で描いた連作短編集。

眠る魚

東日本大震災発生後、父の訃報を受けて南太平洋の島から故郷に一時帰国した彩実。放射能被害に対する海外の情報との温度差、保守的な家族たちに違和感を覚えるなか、彩実は奇妙な風土病の噂を耳にする――。今年1月に世を去った著者の渾身の遺作。

平凡

もし、あの人と別れていなければ。結婚していなければ。子どもができていなければ。仕事をやめていなければ。仕事をやめていれば……。もしかしたら私の「もう一つの人生」があったのかな。誰でもきっと思い当たるはず、6人の「もしかしたら」を描いた作品集。

木霊草霊

アメリカと日本を行き来する生活のなか、さまざまな植物をみつめる。両国の自然観の違い、植物をめぐる人々の関わり。生々流転する植物を前に、生命のあり方を詩人の柔らかな感性で考えた、新しい自然の物語。カラーでアメリカ植物多数掲載。

夜は終わらない

セックスや結婚を餌に男たちを惑わせ、財産を巻き上げ、次々とこの世から葬り去る女・玲緒奈。彼女は死を目前にした男たちから、話を聞くという掟があった。最後の気力を振り絞り、ストーリーを語る男たち。無数の語りが大きな物語へと流れこむ現代の千夜一夜物語。

八月の六日間 (単行本)

40歳目前、文芸誌の副編集長をしているわたし。仕事に恋愛、人生ちょっぴり不調気味な最近だ。だが、初心者ながら登り始めた山で巡り合った四季の美しさと様々な出逢いに、心が少しずつ開かれてゆき……。不器用でも頑張る働き女子が主役、等身大の山ガール小説!

落としぶたと鍋つかみ

東京から京都へ住まいを移し、家族もひとり増えて、忙しいながらも充実した日々。甘酒、串揚げ、燻製、おでん、黒豆のえだまめ――。おいしいものを中心に、独特の観察眼とやわらかな文体でていねいに暮らす毎日をつづった、くすっと笑えてほっとする最新エッセイ集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

ホテルオークラ総料理長 小野正吉

一切の妥協を許さず、日本のフランス料理界を牽引してきた巨匠の一大評伝。レシピの原書が入手困難な戦前からフランス料理を学び、世界的なシェフへと上りつめた生涯と功績を綴る。その真摯な姿勢と矜持は、料理人だけでなく、すべての働くひとに通じる〈プロ論〉だ。

音楽は何も与えてくれない

幼児期の冒険がもたらした「世界」に対する認識、両親から受け継いだ気質、中学時代に買ってもらった初めてのギター――。『ブラバン』『11 eleven』などを生み出してきた作家が、自らの生い立ちと創造の軌跡、そして愛してやまない音楽について語った初のエッセイ集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

吉行淳之介 物書きのたしなみ

没後20年が経過した芥川賞作家が、小説の書き方と読み方を明かしたエッセイ集。昭和の時代に書かれているため、現代との環境の差は感じられるものの、読み継がれる小説家がどのように創作と向き合ってきたのかが瑞々しく伝わってくる。1988年刊行版の復刊。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

日本犯罪史に残る凶悪事件「尼崎連続殺人事件」は、「モンスター」と呼ばれた首謀者が取り調べ中の留置場内で自殺したため全容解明できていない。モンスターはなぜ、長期にわたり残忍な凶行を摘発されずに続けられたのか。彼女を動かした「黒幕」の真相に迫っていく。

エベレスト、登れます。

日本人では数少ない国際山岳ガイドの資格を持ち、約60名の8000m峰登頂をサポートした著者の生き様に迫る一冊。年齢や性別、技術や精神力、経済力など、あらゆる障壁を全力で取り除き、一般登山者であってもエベレスト登頂を成功させる、その秘密とは?

メタクソ編集王 少年ジャンプと名づけた男

1968年『少年ジャンプ』創刊時に集英社に入社。ひょんなことからその名付け親となり『ヤングジャンプ』や『ビジネスジャンプ』の創刊にも関わった男が自らの半生を語った。コミックの発展と多メディア化、個性的なマンガ家との交遊など貴重なエピソードばかりだ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

有次と庖丁

創業1560年。その種類400以上。京都・錦市場にある典型的な「鰻の寝床」の店舗は、いまや世界中の料理人が集う新“名所”になっている。老舗でありながらも、スタイリッシュで革新的。京とともに歩み、京都ものづくりの精髄ともいえる「有次」の包丁のすべてに迫る。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

桐島君、何だって君は選挙なんかに出ようと思ったんだい?

日本の将来を悲観し、昨夏の参院選に立候補した写真家。“戦後政治の生き字引”のジャーナリスト。世代の離れた二人が「政治家にプロ不要論」をはじめ、若者の政治離れ、日本政治が直面する現実、日本を再び輝かせる道、日韓・日中問題の処方箋などを本音で鋭く語る。

放物線のキセキ ~寄せ集め野球部たった9人の快進撃

北海道・双葉高校野球部は、5人の1年生部員だけだったが、スキー部と帰宅部の4人を寄せ集めてチームとなった。そして意外にも快進撃を見せるのだった……。マンガの世界のようなことが実際に起こった弱小野球部の感動ドラマに話題沸騰。若さは奇跡を呼ぶと納得!

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

ホーキング、自らを語る

知の巨人・ホーキング博士の、意外なことに初の自伝が登場。幼少期からオックスフォード大学、ケンブリッジ大学院での日々、運命的な女性との出会いと結婚、ALSという難病の発症、そして離婚……。ついに「ホーキングという宇宙」誕生の秘密が語られる。

本棚探偵最後の挨拶

江戸川乱歩の『孤島の鬼』を13種類持っていたり、老眼に負けて収集のルールを変えたり、宿泊先が古書店に囲まれていたり、書庫の本だけでしりとりをしてみたり――。古書探求の日々を面白おかしく綴った人気エッセイシリーズ、第4巻にして(おそらくは)最終巻。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 土田美樹

シャネル、革命の秘密

  • 著者名 : リサ・チェイニー / 中野香織
  • 発売元 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格 : 2,592円
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エレガントかつ革新的なスタイルで、モード界の革命児と謳われたガブリエル・ココ・シャネル。貧しく孤独な子ども時代を生き抜き、型破りな人生を過ごしながら、20世紀の女性たちにセンセーションを巻き起こした激動の生涯を、生き生きと描いた伝記の決定版。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 田島薫

人間って何ですか? (集英社新書)

なぜ人間はこの宇宙に存在しているのか。もしも人間が存在しなかったら……? 人間という究極の謎をめぐって、作家・夢枕獏が各界の最先端に身を置く第一人者と真剣勝負。ビートたけしをはじめ、脳研究者、宇宙物理学者、考古学者らと語り合った豪華対談集。

愛するあなた 恋するわたし: 萩尾望都 対談集 2000年代編

後続世代のクリエーターたちに大きな影響を与えてきたマンガ家・萩尾望都が、2000年代に行った貴重な対談を収めた一冊。吾妻ひでお、よしながふみ、恩田陸、庵野秀明、佐藤嗣麻子、大和和紀、清水玲子の豪華7名に加え、マンガ家・ヤマザキマリとの新規対談も掲載。

女の子よ銃を取れ

「キレイになりたい」が女の自然な感情って本当? 女の子にとって、外見や美しさとはいったい何なのだろう? 顔やスタイル、ファッションをめぐり、他者の視線と自意識のはざまで揺れ動くこじらせ女子たちの心を解きほぐし、勇気を与えてくれるエッセイ集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

日本の身体

使えば使うほど発見がある、私たちの身体――。そして、思考はともに躍動する。マンガ、茶の湯から大相撲、マタギまで、日本独自の身体運用の達人12人と語り合い、魅力を聞き出した名物対話集。自らも能楽と合気道に親しむ著者が、身体を考え抜く書き下ろしにも注目!

女を観る歌舞伎

初めての男が忘れられず、遊女に身を落とすお姫様。主君の子を守るために、息子を身代わりにする乳母。親のために吉原に身を売ろうとする町娘――。解説の枠にとどまらず、歌舞伎に出てくる必死な女性たちを分析、そして共感する画期的な歌舞伎本。入門書にも最適。

谷根千ちいさなお店散歩

ノスタルジックな町並みに、個性的なお店が点在する谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」。雑貨店、ブックカフェ、ステンドグラス工房、生花店など、どこか“縁”を感じ、通いたくなる独自のスタイルをもつ40軒の小さなお店と、「自分の場所」を見つけた店主たちの物語。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 石森康子

暮らしのならわし十二か月

お正月はなぜお正月というのか、2月に豆まきをするのはなぜか。ごく当たり前の行事にも一つ一つに物語があり、受け継がれてきた心がある。わかりやすい解説文とイラストでならわしの数々を教えてくれる本書は、日々の暮らしを見直すよいきっかけになるはず。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 工藤渉

東海道五十三次写真紀行

江戸の玄関口・品川宿から、重要文化財が点在する大津宿まで、東海道にある53の宿場町を風景写真と解説文で紹介する。さらに各宿の名物料理や、街道沿いの集落につたわる伝説なども網羅。往時の風情を色濃く残す美しい自然や懐かしい町並みに、旅情をそそられる。

母と娘の「しんどい関係」を見直す本

ストレスフルな人生、せめて親や家族とは良好な関係でいたいものだが、「母と娘」の関係ほど古今東西、面倒なものはない。衝突してばかりで疲れている人は少なくない。しんどさを抱えて生きるより、コツを覚えて自分中心に生きるためのヒントを教えてくれる本だ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

タパスマニア

タパスとは小皿にのせたおつまみのこと。チーズやナッツはもちろん、どんなに手の込んだ料理も小皿にのせればすべてタパスとなる、スペインの豊潤な食文化そのものともいえる料理スタイル。オール現地取材で、スペインの人気バルとそのとっておきのタパスを紹介!

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

ハワイテイストのゆるおもてなしレシピ (講談社のお料理BOOK)

鎌倉でケータリングサービスを主宰する著者が、ハワイ・マウイ島在住の7年で体験した持ちよりパーティを意識したレシピ集。いわゆるハワイ料理ではなく、ベトナムやタイからの移民が多いハワイらしいエスニックなテイストが満載。パーティで見栄えのする一品が多い。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

再び大阪が まんが大国に甦る日 (新なにわ塾叢書)

  • 著者名 : 大阪府立大学観光産業戦略研究所 / 関西大学大阪都市遺産研究センター
  • 発売元 : ブレーンセンター
  • 価格 : 2,160円
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戦後、手塚治虫や辰巳ヨシヒロらが築いたまんが大国大阪は、貸本まんがの衰退とともに終焉をむかえた……かにみえたが、その命脈はつきず関西の美大に世界でも珍しいアニメ学科・学部を生んだ。本書はまんが大国大阪の歴史を追い、再生を探る貴重な一冊である。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 工藤渉

パートナーにイラッとしたとき読む本 みるみる幸せになる男女の法則

人気書道家である著者は幼少期から夫婦のあり方に興味を持ち、芸能人から一般人まで数百名のカップルにインタビューしたという。本書では互いの認識不足を修正し、コミュニケーションを成功させるための、幸せカップル作成術を実例とともに伝授する。

神さまを引き寄せる お金の本

無理なくお金を貯めるコツは、「死に金」を減らし、福神を引き寄せる「生き金」にすること。〈貧乏リセット術〉を提案する本書は、お金と神さまの関係、毎日の節約テクニックや貯金術、神社リストなどを、マンガやイラスト入りで伝授。すぐに実践できるテクで金運UP!

オール私服の決定版! ジェシカ・スタイル

道端ジェシカが自室のクローゼットを全公開! 「ブランドや値段に関係なく、身につけるだけで笑顔になれる、自信がつく。それが私のスタイル」という彼女の定番スタイルから、女度を上げる小物の使い方などジェシカ流スタイルを紹介する、オール私服のファッション本。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

さんぽで感じる村上春樹

『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』など村上春樹代表作13の長編小説に出てくる場所を歩きながら村上文学を味わう試み。MAP、風景、店、食べ物などが詳細に描かれ、すでに読んだ人は再発見、これから読む人はすぐに行きたくなるようなガイド本だ。

口元美人化計画

「あひる口」女子の流行など、口元はモテの一大要素だともいえる。専門の歯周病治療のかたわら審美治療も手がける著者は、口元の美しさが健康にもつながることを示唆。顔の3分の1を占める口元の整え方を、日頃のケアから歯科医による外科手術まで幅広く指南している。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

まんがのソムリエ (小学館クリエイティブ単行本)

少年マンガはもちろん、青年コミックから少女マンガ、ギャグマンガ、懐かしマンガ、オルタナティブコミックまで。日本マンガの豊かな世界を丸ごと紹介。マンガ評論家の著者が、作品の歴史的な意義や評価の変遷などに触れながら、マンガの魅力を多角的に伝える一冊。

ありがとうの言葉が人を動かす

日本ならではの「しつらい、もてなし、ふるまい」を大切に、満足を超えた感動のウエディングをプロデュースするタカミブライダル。創業90年、ギブ&ギブの精神で“本物=ほんまもん”を追求し、ブライダル業界でオンリーワンと評されるブライダル会社の秘訣を公開!

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 石森康子

島耕作のアジア立志伝

マンガ『島耕作』とNHKのコラボ企画として2013年より放送が始まった『島耕作のアジア立志伝』。夢を実現したアジアのカリスマ経営者たちの実像に迫った人気番組だ。本書はその書籍化で、エアアジアグループのCEOなどカリスマ経営者の成功の秘密に触れられる。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 工藤渉

「死」の百科事典

「死」は、人々にいかに扱われ、受け入れられてきたか―。古今東西の宗教や科学、民俗学、神話などの「死」にまつわる用語を解説するユニークな事典。天国と地獄、無神論、死体泥棒、霊媒師、科学捜査、臨死体験、連続殺人犯、通夜など、多角的に死の本質に迫る。

乱読のセレンディピティ

一般に否定的なイメージでとらえられがちな「乱読」。しかし、それを粗雑な読み方と考えるのは軽率だ。さまざまジャンルの本を乱読することで、思いがけないものを発見する能力(=セレンディピティ)は育まれる。名著『思考の整理学』の読書版ともいえる画期的読書論。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 朝宮運河

天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀 (角川選書)

日本古代史を専門とする研究者が、古代最大の内乱である壬申の乱の真相に迫った。史実として歴史学者が参照することも多い『日本書紀』第28巻「壬申紀」について、編纂者の意図をこまやかに分析。『日本書紀』全体の構成にも恣意的な描き方があったと言及している。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 土田美樹

悩んだら、タッピング (生きる力を取りもどすEFTメソッド)

経穴(つぼ)を一定の手順に従って優しく叩く経絡タッピングは、精神的・身体的苦痛を取り除くと注目されている。本書ではストレスマネジメントの専門家が、この経絡タッピングを実践する「感情解放テクニック(EFT)」を提唱。人生を変える注目のメソッドだ。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 田島薫

考証 日本武芸達人伝

日本の武芸研究の第一人者による武芸考証随筆。多くの文献や資料を基に、宮本武蔵をはじめとする著名な武芸者たちの実像に迫り、武具や忍術に至るまで詳細に描く。日本史が苦手な人でも、映画やドラマでなじみの深い「忍術史談」から入ると興味が沸くだろう。

世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書

「憂鬱なプレゼンを乗り切る」「最低限の努力で人を動かす」など、なるべくラクして仕事をしたい社会人におくる、仕事ができる(ように見える)77の裏ワザとは? 毎月150万人以上が訪れるウェブサイト「デイリーポータルZ」の編集長が放つ、究極の“ゆるビジネス書”。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 石森康子

年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学

IT産業に代表される「イノベーション都市」の高卒者は、「旧来型製造業都市」の大卒者より稼いでいる!? 「ものづくり」大国・日本のような国にとって不都合な真実の数々を主に米国内の実例を検証しながら、都市経済学の見地から語った興味深い一冊である。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 工藤渉

後期20世紀女性文学論

岡本かの子、平林たい子、倉橋由美子、三枝和子ら、明治〜昭和初期生まれの女性作家による文学作品を考察するエッセイ集。男性優位社会のなか、女性の視点から描かれた作品に、女の性やジェンダーなどの意識・表現の変容を探る。巻末に女性作家84名のガイド付き。

統計思考入門―プロの分析スキルで「ひらめき」をつかむ

ビジネスの現場では統計学が注目されている。多くの実務事例に基づき、数字とデータを使いどのように発想していくべきか? ものの見方のバリエーションを増やし、考え方のパターンを活用することでひらめきをつかむコツを教えてくれる。難解な理論も数式も不要だ。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 桑島まさき

健やかに老いるための時間老年学

食事や運動、血圧、免疫力、睡眠。すべてには最適なリズムがある。認知症やがん、生活習慣病……超高齢社会でますます気になるこれらの病は、「生体リズムを整える方法」で予防できると時間医学の草分け的存在が説く。目からウロコの知見がいっぱいの読む処方箋。

  • ジャンル : IT・科学・医学
  • レビュアー : 田島薫

西洋の美術

先史時代の出土物から20世紀の現代アートまで、人類は造形表現を変容させてきた。西洋を中心に変化の流れを示し、背景にある思想や人々と美術の関係性まで読み説いた画期的な本。彫像や絵画、写真、図版なども豊富で、解説内容を具体的に確かめられるのもうれしい。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

ぼくのベッド

  • 著者名 : マルタン・パージュ / サンドリーヌ・ボニーニ
  • 発売元 : 近代文藝社
  • 価格 : 1,296円
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どうして毎朝ベッドから出なくちゃいけないの? あったかいおふとんから離れなさいなんて、おしおきみたいだ。だから起きるときは、ベッドに宣戦布告しなくちゃいけないんだ……。朝のひととき、ベッドとの闘いをユーモラスに描いた、フランスの人気小説家による絵本。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

世界一うつくしい昆虫図鑑

全米で大ベストセラーとなった昆虫図鑑の日本語版。収録された昆虫の数々はすべて天然色、つまり自然のままの色で印刷されていて、目をみはるほどの美しさだ。日本語版には原著にはないそれぞれの昆虫に関する説明もついていて、家族で楽しめる一冊となっている。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 工藤渉

青のない国

山の麓の小さな町に暮らす男は、ある日、山道で珍しい植物を見つけ自分の家で育てることにした。すると、美しい色の花が咲き、青色だと評判になる。「青の神話」という伝説があるこの国には青い色が存在しないのだった――。価値観について考えさせられる絵本だ。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 桑島まさき

春のお辞儀

小説家・長嶋有が、小説家として活動する前の1995年から現在まで、同人誌、文芸誌、またはテレビ番組や公開句会など、さまざまな場で発表してきた中から279句を精選。俳句の読み方や解説、句会の流れなど、俳句に親しむための「しおり」もついた、こだわりの句集。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 石森康子

ちいさなおじさん―発見 (ちいさなおじさんの本シリーズ)

「今日、ちいさなおじさんを、拾った」。就活中の女子大生〈わたし〉と、可笑しくて、ちょっと面倒くさくて、麦チョコ好きのおじさんとの日々に癒やされるシリーズ最新刊。おじさんの風変わりなアルバイトや「家出」実写版(?)も収録。第17回メディア芸術祭推薦作入選。

Disneyヴィランズ魅惑の言葉

ヴィランズとは「名悪役」のこと。白雪姫の継母やピーターパンのフック船長、不思議の国のアリスのハートの女王など、ディズニー作品には人気の高い悪役が数多く存在する。作中でヴィランズが口にする印象的なセリフを豊かな表情とともに抜き出し、解釈を添えた本。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 土田美樹

沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳

定年後ライフを満喫している70歳のお父さん。陽気で友だちが多い69歳のお母さん。実家で平和に暮らしてはいるけれど、将来の不安も頭をかすめる40歳の娘・ヒトミさん。そんな平均年齢60歳の沢村家の毎日をしみじみとおかしく描いた、『週刊文春』連載中の人気コミック。

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