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82件

注目の新刊(2014年12月)

書誌侃侃房から刊行された塚口肇さんによる『90日間ヨーロッパ歩き旅』。ヨーロッパを紹介する旅の本や、歩いて旅する本はいろいろ出版されているが、ヨーロッパを歩いた本はあまりみかけない。ポルトガルのロカ岬からスペイン、フランスを通ってスイスのジュネーヴまで、約2250キロを野宿とホテル泊を繰り返しながら踏破する。

ふたつのしるし

自分だけの世界に入り、先生のいうこともきかない落ちこぼれのハル。成績優秀だが目立たないように日々をやり過ごす優等生の遥名。そんな不器用な2人が、ある日出会い、「しるし」を見つけ……。震災のシーンは感動的で、希望を与えてくれる作品だ。

癒し屋キリコの約束

懐メロを流す、小さくて古い純喫茶・昭和堂。レジ横に神棚と賽銭箱がある風変わりな店の裏稼業は、「癒し屋」。ぐうたらな四十路の美人オーナーと仲間たちが、心に傷を負ったひとたちを癒していく。映画『ふしぎな岬の物語』の原作者による、爽快&感動エンタメ小説。

女優堕ち

井元三津子は、女優になりたい一心で上京。しかし、そのぽっちゃりした体型と個性的な顔立ちで、鳴かず飛ばずであった。不遇の日々の中、一念発起して受けたオーディションで、ようやく大役を掴む。生き馬の目を抜く芸能界をリアルに描いたシンデレラストーリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

窓から逃げた100歳老人

100歳の誕生日に老人ホームから逃げ出したアランは、偶然手にした大金入りのスーツケースをめぐって、ギャングや警察に追われることに。おかしな仲間たちとの珍道中の一方で語られる、摩訶不思議なアランの過去。100年の歴史が交差する、アドベンチャーコメディ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

裏門切手番頭秘抄(一) 青雲ノ閃

江戸城大奥への裏門を警護する「裏門切手番頭」を務める高槻宗一郎。この若き旗本は、秘剣の名手にして、松平伊豆守信明の密偵でもあった。主君の命により、幕政の闇を探る宗一郎であったが、田沼意次や松平定信と出会う中で、自らの正義を貫こうとする……。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

ちいさなかみさま

ベストセラーになり映画化もされた『遺体』の著者が、実際に取材を進めていく中で見つけた人々の心に宿る“ちいさなかみさま”を描いたもの。公園を訪れる人々の落とし物がきちんと持ち主に戻るように配慮する人々を描いた「公園の赤い靴」など、心温まる話ばかり。

特捜班危機一髪 警視庁特捜班ドットジェイピー

不祥事が続く警視庁のイメージアップのために結成された広報戦隊「特捜班ドットジェイピー」。メンバーは、腐女子、病的なガンマニア、ロリ巨乳ら、クセだらけの美男美女5名。彼らを快く思わない都知事は、新メンバーを送り込む。色と欲にまみれた陰謀劇の行方は!?

不自由な絆

仕事に生きてきた洋美と、専業主婦のリラ。中・髙で同級生だった二人が、乳児の予防接種で再会し、“ママ友”に。だが、幼い子ども同士の争いをきっかけに二人の関係は壊れ、やがては思いもよらぬ事件へと発展する。悩み、傷つき、葛藤する女たちの心の叫びを描いた長編。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

群青のタンデム

『教場』が第11回本屋大賞候補に選ばれた作者による連作短編警察小説。警察学校での成績が同点首位だった戸柏耕史と陶山史香のふたりは、ずっと手柄を競って出世争いをしていく。彼らが張り合い続ける裏には、警察官として生きるうえでのある「覚悟」があった。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿

夏の夜、血まみれの手でハンドルを握る女・アニー。後部座席には息子のサムが眠っている。彼女が目指しているのは故郷のグローシャール島、幽霊が棲むと言われる島だ……。世界で1200万部を突破したスウェーデン発の大人気ミステリー第7弾。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

魔術師ミショーシャ 北米インディアンの話

  • 著者名 : ヘンリー・ロウ・スクールクラフト/採話 ウィリアム・トロウブリッジ・ラーネッド/著
  • 発売元 : 風濤社
  • 価格 : 1,620円
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弟と切り離されたふたりきりの兄弟の兄が強い信念をもって魔術師に立ち向かう表題作など、アメリカインディアンに伝わる3話が収められている。口頭で語り継がれていた物語を集めたのは19世紀前半に活躍した探検家で、アメリカインディアンの娘と結婚した人物。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

シロガラス 1パワー・ストーン

藤堂千里は人気パワスポ・白烏神社の宮司の孫で、古武術の天才的な才能をもつ小学5年生だ。神社の祭の夜のお神楽に選ばれたのは、千里と同じ小学校の同級生6人。個性をぶつけあいながら新しい関係ができあがっていく。しかし、厄介な事件に巻き込まれて……。

ファンタズマゴーリア

何百年もの間、「あと1週間で15歳になる少年」の姿で過ごしてきたマルテは、地上世界でリヱカという少女と出会う。彼女から友情の印に青いとんぼ玉を渡され、お返しにマルテは時間を折りたためるピーナツを渡すが……。3つの世界をめぐる壮大なファンタジー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

神坐す山の物語

奥多摩の山中にある神社で神官を務めていた伯父が死んだ。伯父の魂は私のもとを訪れ、別れを告げていった――。伯父にまつわる思い出を描いた「神上(かむあが)りましし伯父」など、直木賞作家が幼い頃より見聞きしてきた怖くて切ないエピソード7編を収めた連作短編集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

ジョン、全裸連盟へ行く John & Sherlock Casebook 1

探偵シャーロック・ホームズと同居するジョン・H・ワトソン博士は、ホームズの命を受けて「全裸連盟」に潜入するが……(表題作)。あの名コンビが現代を舞台に活躍する、パスティーシュ短編集。元ネタを知らなくても、ミステリー単体として存分に楽しめる全6編だ。

トオリヌケ キンシ

高校に入ってから不登校・引きこもりになってしまった少年。ある日彼の家に一人の少女がやってきた。少女はかつて少年に助けてもらったことがあるという―(表題作)。困難に直面した人々にも、思いもよらぬ奇跡が起きる時がある――。短編の名手が贈る6つの物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

シャイローがきた夏

ある夏の日、散歩の途中で、やせておどおどしたビーグルの子犬と出会った11歳の少年マーティ。彼は子犬に「シャイロー」と名づけ、秘密の場所でこっそりと世話をし始めるが……。子犬との出会いをきっかけに、成長していく少年の姿を描いた名作が、22年ぶりに復活!

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

島津戦記

SF・ファンタジーの分野で高く評価され、ライトノベルでも活躍する著者による初の歴史小説。世界史の視点を交えて戦国黎明期を考察し直すことで見えてきた新たな力学を、島津四兄弟を通じて描く。内容が関連高い連作短編集『玩物双紙』も双葉社から発売予定。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

○○○○○○○○殺人事件

アウトドア派の沖は、フリーライター・成瀬のブログで知り合った数名の男女と、毎年孤島でオフ会を楽しんでいた。今年も参加したものの、成瀬が高校生の彼女を連れてくるなど想定外の出来事が展開された。さらに、到着早々失踪や殺人事件が起こり……。

あなたの本当の人生は

新人作家の真実は、編集者・鏡味のすすめで、敬愛するファンタジー作家・森和木ホリーの内弟子になる。ホリーの秘書・宇城が取り仕切る奇妙な屋敷に移り住んだ真実。そこで彼女たちの秘め事を知る。「書く」ことや「物語」、言霊が持つ〈力〉の不思議さに満ちた傑作長編。

ダブル・フォールト

若手弁護士・本條務が事務所の代表弁護士から任せられたのは、町工場経営者・戸三田宗介の弁護だった。被告人は悪評高い金融業者の成瀬隆二をナイフで刺殺していた。被告人の刑を軽くするため有利な情報集めに奔走するが、事態は意外な展開をみせるのだった。

喝采

直木賞作家が青春時代を過ごした1970年代が舞台。父の探偵事務所を引き継いだ浜崎順一郎は、ある女優捜しの依頼を受ける。やがて彼女は毒殺されるが、浜崎はかつての現金輸送車襲撃事件との奇妙な関連に気づく。チャンドラーに捧げた正統派の私立探偵小説だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

ここはボツコニアン 4 ほらホラHorrorの村

ゲーム好きを公言する人気作家がゲームをモチーフに描く「ユルユル系」RPGファンタジー第4弾。今回は、ホラーゲームのボツネタが集まった村から、サブイベントを経て図書館でSFゲームのボツネタに遭遇していく。ディープな素材を軽いトーンで描く趣味全開の異色作。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

奇跡の人 The Miracle Worker

盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が青森の弘前にいるという。明治20年、教育係として招かれた去場安は、その少女・介良れんに出会った――。大きな苦難を背負ったれんと、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する安が奇跡を起こす、感動の力作長編。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

果てる 性愛小説アンソロジー

17年前に駆け落ちをはかった男と関係を持ちながら、自分の娘に虐待を繰り返す母。ひとまわり年下の男性との出会いで、性欲に目覚めた38歳の女。妖しい僧に惑乱される、イケメン修行僧――。7人の実力派女性作家たちが濃密に描く、切なく狂おしい愛と性と生の物語。

池田屋乱刃

明治10年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚に「あの事件」の真実を語り始めた。福岡祐次郎、北添佶摩、宮部鼎蔵、吉田稔麿……。池田屋で新選組に斬られ、志半ばにして散っていった志士たちの姿を熱く描いた注目の連作時代小説集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

フォルトゥナの瞳

幼い頃に両親と妹を亡くし、一日中働いて寝るだけの孤独な人生を送っていた木山慎一郎。ある日彼は、残業帰りの車内で、ひとりの男の手が透けて視える奇妙な光景に出くわす。他人の「死」が視えたとき、彼自身の運命も変わり始める。愛と死と選択を巡る「運命」の物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

愉楽

中国国内で幾度も発禁処分をうけた実力派作家の新作。中国僻地の受活村は障害者ばかりが暮らしている。ある年、レーニンの遺体を購入し記念館を建設するというプロジェクトが始動、障害者ばかりの絶技団が結成された……。奇妙な味わいのある魔術的リアリズム小説。

家族シアター

同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。こんな風には絶対になりたくない。だけど、気にせずにはいられなかった。(「『妹』という祝福」)。7つの「わが家」で起こった忘れられない7つの事件。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

時速47メートルの疾走

中学校の校庭200メートルを、逆立ちで1周する罰ゲーム。逆立ちをする本人やクラスメイトそれぞれの事情や思いが入り混じり、それでもその時は訪れる。「チーム」シリーズや『100%ガールズ』など、小中学生の心の機微を描くことに定評のある作家による連作小説。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

大会を知らず

シカゴの専業主婦を探偵にした「ジェーン」シリーズ第14弾。自分たちの町で、作家たちが集まるミステリー大会開催が予定され、親友と参加することになった彼女。しかし、批評家が失踪するなど、事件が立て続けに起きてしまう。そしてジェーンらは事件に挑むが……。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

物語のおわり

妊娠3カ月で癌が発覚した智子、父親の死を機にカメラマンになる夢を諦めようとする拓真。人生の岐路に立たされた人々が北海道へ旅をするなかで受けとるのは、ひとつの紙の束。それは「空の彼方」という結末の書かれていない物語だった。湊かなえが描く、新境地。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

ふたつの星とタイムマシン

大学の研究室に置かれたあやしいタイムマシン。美歩は中学生の自分にある大切なことを伝えるため、半信半疑で乗り込むが―(「過去ミライ」)。パラレルな近未来でのときめきや友情を描いた7つの青春SF短編集。カバーイラストはキングコングの西野亮廣描きおろし。

Wonderful Story

  • 著者名 : 伊坂幸犬郎、犬崎 梢、木下半犬、横関 犬、貫井ドッグ郎
  • 発売元 : PHP研究所
  • 価格 : 1,512円
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昔話でおなじみの犬もいれば、地名の由来になった犬もいる。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし、人のために働く盲導犬や、やたらと見つめてくる犬も……。犬にちなんだペンネームに改名(!?)した人気作家5人による犬をテーマにした5つの物語。

ずっとあなたが好きでした

年齢を偽ってスーパーでアルバイトをする中学生の大和。バイト仲間の三千穂といい雰囲気になったが、正社員の宗像主任が露骨な妨害を始めて……(表題作)。『葉桜の季節に君を想うということ』の名手が仕掛けを凝らした極上の恋愛小説集&サプライズ・ミステリー。

肉小説集

ロースカツ、角煮、生ハム。何だかお母さんが煩わしいときも、年をとって格好悪かったりするときも、お肉を食べて前を向けばちょっぴり変わっていけるはず――。『和菓子のアン』『ホリデー・イン』の著者が贈る、心とお腹にしみる美味しくてあたたかな日常短編集。

失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ

2006年に自由が丘で出版社「ミシマ社」を立ち上げ、震災後の2011年4月には、京都・城陽市にオフィスを開設。東京一極集中への限界を感じ、3年間、実際に地方で活動を続ける著者による最新レポートは、日本が抱える現実と「未来」の両方が浮き彫りになる体験記。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

これが沖縄の生きる道

沖縄の社会問題といえば米軍基地移転ばかりが注目されがち。だが実は、多様な島々からなる複雑な社会構造、歴史、言語や民族性、産業と伝統工芸などさまざまな課題が存在している。那覇在住の作家と、気鋭の社会学者が、沖縄の現状と未来を真摯に語り合った対談の記録。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 土田美樹

100回お見合いしたヲタ女子の婚活記2

金に糸目をつけず婚活を始め、厳しい婚活アドバイザーのスパルタ指導の下、ゴールインしたアラサー腐女子の肉子。彼女はいかにして熾烈な婚活市場を制したのか? ユニークなマンガで描く実録婚活奮闘記。きっと「私にもできる!」と勇気づけられるだろう。

パリの国連で夢を食う。

転職先は、国連。勤務地、パリ。そこは世界でいちばんカオスな職場だった!? 椅子戦争、パーティ三昧の会議、職員のカースト制度など、国連の舞台裏や5年半の“国連ライフ”、現地で出会った人々、そして〈生き方〉への葛藤を綴る、新田次郎文学賞作家の受賞後第1作。

死ぬってどういうことですか?今を生きるための9の対論

寂聴先生が対談相手に指名したホリエモンと、縦横無尽に語り合った一冊。そのテーマは仕事、景気、子育て、戦争、権力、プライド、こだわり、努力、健康と多岐におよぶ。そして、ホリエモンが今一番気になっているという「生」「死」についての考察が興味深い。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 田島薫

うちの夫はメジャーリーガー 青木宣親の妻が見たメジャーリーグの舞台裏

元・テレビ東京アナウンサーの著者は、メジャーリーグでの活躍を夢見る野球選手と2009年に結婚。夫は2012年に渡米するが、それは著者の生活と価値観を大きく揺るがす変化だった。メジャー独特の考え方や文化、異国での食生活、出産などを綴ったエッセイ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

「男の娘」たち

コスプレ女装男子たちとは、いかなる生き物なのか。その精神やライフヒストリーに、気鋭のライターが肉薄するノンフィクションだ。また日本最大の女装イベント・プロパガンダなどを紹介しながら、「女装の今」に迫る。本書に登場する彼女たちの写真の可憐さは圧巻だ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

霊能動物館

寺社を見渡せば、様々な生き物の造形がある。狛犬や手水鉢の龍・亀、拝殿上の唐獅子。なぜ人は動物に神を見るのか? 日本に古くから存在する動物たちの起源・不思議に、『うわさの神仏』『猫怪々』などの作品で知られる人気作家が独自の霊能的観点から迫る。

38歳独身、シェアハウスで青春しています

33歳でイラストレーターをめざし上京、シェアハウス暮らしを始めた著者が自身の共同生活を綴ったコミックエッセイ。多国籍&多彩な住人たちとの交流、ハプニング、恋と失恋、イベント主催など数々の出来事が、シャイで内向き思考だった著者を少しずつ変えてゆく。

となりの芝生

酒乱の悩み、夫の女装癖など読者からの相談に、人生の達人がズバリ回答。辛言苦言、罵詈雑言、厳しい激励の言葉に触れているうちに、みるみる元気が湧いてくる。となりの芝生が青く見えるすべての老若男女に贈る、『週刊文春』大好評連載中の人生相談、待望の最新刊。

なんとか生きてますッ

財布を持たず新幹線に飛び乗ってしまったり、愛機MacBook Airのアップル・マークに酔っ払ってカレールーをかけてしまったり……。脚本・監督・インスタレーションなど多方面で活躍する著者の愉快でトホホな日常が詰まった爆笑必至の最新エッセイ集。

いつか来た町

訪れた町の風の香り、目にとまった風景、聞こえてきた会話、口にした味……。第一線で活躍する歌人が山形、松山、名古屋、遠野など25の町の表情を感性豊かに綴ったエッセイ集。日常の何気ない一コマが、歌人ならではの視点で切り取られ、新しい顔をのぞかせる。

近くて遠いこの身体

元ラグビー日本代表の現役大学講師が提唱する《身体論》。自らの体験をもとに、〈身体〉と〈教育〉の新たな接点を語る。「わかる」と「できる」の違い、勝負の鉄則、こころ構えのつくり方など、体育嫌いからトップアスリートまで、さらにスポーツ以外にも通じる内容だ。

社内恋愛の教科書

リスクがある一方、恋愛経験値が問われない、相手との距離が近いなどの特徴もある「社内恋愛」。本書はそのルールとテクニックを、2万人以上の恋愛相談に乗ってきた著者がレクチャーする。他の恋愛との違いを理解し、意中のお相手との距離を縮めよう!

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

90日間ヨーロッパ歩き旅

徒歩で日本を縦断した〈歩き旅中毒〉の著者が、同好の士「ご老公」とともにヨーロッパへ。ポルトガルのロカ岬から、スペイン、フランスを巡り、スイス・ジュネーヴまで、約2250キロを歩いた旅行記。歩く速度でしか見えない各地の魅力、旅の醍醐味が凝縮。

なぜ「小三治」の落語は面白いのか?

日本が誇る孤高の名人・柳家小三治。1970年代から彼を追いかけてきた著者による、小三治へのロングインタビュー完全版と、小三治の主要演目90席を解説。市販されている小三治のCD・DVDのすべてを膨大な時間をかけて聞きくらべ、綴った、「小三治本」の決定版。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

小嶋ルミのフルーツのお菓子 季節のジャムとコンポート、ケーキなど86品

素材の持ち味を生かしたケーキ店で25年以上も腕をふるい続けるパティシエは、「お菓子の仕事をはじめて以来、ずっとフルーツと向き合ってきた」。四季折々の日本産フルーツをおいしく活用する術を、ジャムやコンポート、焼き菓子など具体的なレシピで紹介している。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの

  • 著者名 : 新井文彦/写真 白水 貴/監修 ネイチャー&サイエンス/構成・文
  • 発売元 : 幻冬舎
  • 価格 : 1,296円
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グッズのモチーフになってきたベニテングタケ、『今昔物語集』に登場するツキヨタケ、ランプのようなアカヤマタケ。恐ろしい毒性がある一方、キュートな姿で私たちを魅了してきた毒きのこ。その謎に包まれた生態を紹介した一冊。多種多様な姿に目を奪われる。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 桑島まさき

タイ・バンコク “緑のどんぶり”激ウマ食堂レシピ&ガイド

“緑どんぶりマーク”とは、現地のタイ人が認めた美味しいお店の証だ。その超人気店の秘伝レシピを美しい写真付きで紹介するのが本書。トム(煮る)・ヤム(和える)・ヤーン(焼く)・パット(炒める)など、26のレシピを頼りに、本場の食堂の味を再現しよう!

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

べスト珍書 このヘンな本がすごい!

日本では毎年約8万冊も本が刊行されている。その中には一体誰が買うのか分からないような、珍妙なものも混ざっている。そのすべてをチェックしている著者が、「珍写真集」「珍図鑑」「珍理工書」など強烈で個性的な100冊をセレクト。本の世界は奥深いと思わずうなる。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 朝宮運河

シャンパン&スパークリングワインのおとも 「泡」つまみ

発泡ワインに合うおつまみレシピ集。かきのグラチネなどの前菜から、サラダ、レモンのパスタなどの「ちょこっとメイン」、デザートまで、相性のいいお酒とともに紹介する。お酒選びのポイントや注ぎ方なども掲載。とっておきのお酒を開けて、特別な時間をすごそう。

「キレイになったね!」と言われるメイクの手抜き

モデルや女優の、その日のコンディションやその人の長所と短所をぱっと見抜いて素早くメイク。速さに定評のあるヘア&メイクアップアーティストが、自身の経験を誰もが使える形で整理したのが本書。悩み別の手抜きポイントや、6種のヘアアレンジも使えそう。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

WORLD BREAKFAST ALLDAYの世界の朝ごはん

2カ月ごとに国を変えながら、世界の「朝ごはん」を一日中食べられるお店「WORLD BREAKFAST ALLDAY」。これまでお店で紹介したイギリス、インド、ブラジル、ブルガリアなどにオランダを加えた10カ国の朝ごはんとレシピ、食文化を紹介した楽しい一冊。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

目撃証言 2 へヴィ・メタル:魂の旅路

絶大な影響力を持つ音楽評論家でディスクジョッキーの著者が、自身の激動のライフストーリーをつづる。彼を形成した新宿の街とヨーロッパ。そして、デフ・レパードやボン・ジョヴィら、伝説のアーティストたちとの邂逅……。その魂の遍歴に熱く迫った自伝的回顧録だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

修羅場の極意

もし修羅場に直面したらどうすればいいのか? キリストやドストエフスキーらのサバイバル術、ヒトラーやスノーデンらの失敗学など、修羅場を体験した先人たちから学ぶ、実践的アドバイス集。獄中で思索を重ねた著者だけに、説得力と凄味が感じられる一冊だ。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 桑島まさき

Thinkers50 ストラテジー

  • 著者名 : スチュアート・クレイナー、デス・ディアラブ
  • 発売元 : プレジデント社
  • 価格 : 1,620円
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「ベスト経営思想家50」ランキングのThinkers50から、経営理論入門シリーズが登場。「戦略とは何か」を探り、ひもとくための基本となる主要な思想とともに、過去20年にわたる思想家たちとのインタビューを紹介。戦略を理解し、組み立て、実行するための基礎理論。

  • ジャンル : ビジネス・社会・経済
  • レビュアー : 石森康子

グルメサイトで★★★の店は、本当に美味しいのか?

なんでイオンが携帯電話を売ってるの? 今どきの賢いネット通販の使い方を教えて! 普段「なんとなくわかったつもり」でいるデジタルを「そうだったのか!」にする一冊。超・情報マニアと超・ネットマニアの会話形式で、今さら聞けないデジタルをわかりやすく解説。

学び続ける理由 99の金言と考えるベンガク論。

《人生の先輩たちに訊いてみよう!シリーズ》第3弾。古今東西の至言とともに、「学ぶことの意味」を考える新感覚ベンガク論だ。登場するのは寺山修司、ドラッカー、北野武ら99名。学び「続ける」ことの重要性を実感できる。20万部ベストセラーシリーズ最新刊。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

迷子の日本国憲法 ただ一つの国から、ただの国へ

集団的自衛権容認の閣議決定で岐路に立つ日本。護憲派の作家・森村誠一が、各界著名人の発言から、護憲派、改憲派、それぞれの意見をピックアップ。閣議決定翌日の大手新聞の論調、現行憲法と自民党憲法改正草案の対照表を併載した、憲法を考えるための一冊。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 石森康子

〈問い〉の読書術

よい本とは、読んですぐに解答を教えてくれるものではなく、「問い」を示してくれるものである。一生の間に「よい本」に何冊出会うことができるだろうか? 著者に問いを開いてくれたいくつかの本のレビューを集め、仮説を立てて頭を鍛える読書術を指南する書だ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

アル・ゴア 未来を語る 世界を動かす6つの要因

市民革命をも扇動する高度に発達したネットワーク、地球資源を消費し尽くす人口増加、デジタル化される生命。世界各地で猛威を振るい、もはや待ったなしの気候変動。元アメリカ合衆国副大統領の著者が21世紀の読者に向けて語った、地球の未来を深く考えるための手引書。

ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために

〈少女小説〉と〈少年小説〉が、戦前から戦後にかけてのマンガの成立を大きく規定し、日本の「マンガ・アニメ」文化の礎を築いてきたのではないか――。ライトノベルを起点に〈少女小説〉〈少年小説〉の系譜をたどり、日本の物語文化を検証した文芸評論。

まるかいてピョン

スランプに陥った童話作家のもとにやってきたウサギの女の子・ピョン。『たいせつノート』と名付けられたノートには、ピョンが書いた様々なストーリーが。実は童話作家志望というピョンに作家はインスピレーションを受け、物語がひらめいたという心温まる絵本。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 田島薫

サニーのえがおみぃーつけた!

ある日、サニーは気付いてしまう。自分の笑顔がどこかに行ってしまったことに! 貼り紙をしたり、家族に聞いたり、家中を探しまわったり……。アニメーターとして短編映画の賞を数々受賞した経歴をもつ絵本作家が送る、少女の小さな成長譚。鮮やかな色遣いも楽しい。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 土田美樹

つげ義春 夢と旅の世界

『ねじ式』などの作品を生み出したマンガ家・つげ義春は、その独特の作風から多くのファンに支持されている。異能のマンガ家のデビュー60周年を記念した本書は、代表作の原画、各地を旅した時の写真、ロングインタビューなどを収録。不気味、だけどクセになる。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

谷川俊太郎 詩と絵本の世界

和田誠、長新太らとコラボした創作絵本から、写真絵本、翻訳絵本、詩画集まで、日本を代表する詩人がことばを手がけた絵本を一挙紹介。さらに、松本大洋と組んだ絵本『かないくん』の誕生秘話や清川あさみとの対談なども収録。絵と共鳴し、変幻することばの奥深さを堪能!

畦地梅太郎版画集 「山男」

近年、再評価が著しい木版画家・畦地梅太郎。彼が描くどこかユーモラスなヒゲ面の男たちは、若い世代にも人気となっている。「山の版画家」として知られる彼の没後15周年を記念して、代表的連作「山男」を中心に、全76点を収録した、コンパクトながらも充実の版画集。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

夢野久作の場所

福岡が生んだ奇才・夢野久作は、人間の本質としての狂気を描き続けた。その生涯を追うことで、『ドグラ・マグラ』など日本文学史に残る作品がいかに生まれ、また人々がなぜ久作の作品に心掴まれるのかに迫る。新聞連載をまとめた1986年の単行本を、加筆修正した新版。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 土田美樹

オリーブ少女ライフ

この雑誌の物語の主人公になりたい。13歳の時、初めて『オリーブ』を読んで、そんな風に思った――。女子カルチャーの第一人者が雑誌『オリーブ』と共に過ごした少女時代を綴る、1980年代メモワール。同誌に連載された伝説のコラム「東京プリンセス」も完全収録。

片見里なまぐさグッジョブ

東京で深夜バイトを転々としてきた29歳の一時(いちとき)は、小学校時代に4カ月だけ過ごした土地を訪れる。訪問先の寺で住職を継いだ同級生・徳弥に誘われ、同窓会に参加するも不穏な話を耳にし……。草食系フリーターとイケイケ僧侶の、正義感が導く冒険と友情の物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

2011年の東日本大震災以降、自宅の屋上から毎朝撮り続けた同じ一本の道。前から、後ろからページをめくる時、循環する季節が現れる――。世界に衝撃を与えてきた天才ARAKIの最高傑作。見る者にまったく新しい写真体験をもたらす、衝撃に満ちた作品集。

山本タカト挿絵版 「草迷宮」

秋谷邸で夜な夜な起こる、怪異の数々――。幻想文学のパイオニア・泉鏡花の代表作として知られる『草迷宮』に、現代の絵師・山本タカトが全点描き下ろしの挿画を付した豪華ビジュアル本。鏑木清方、鰭崎英朋、小村雪岱ら名挿絵師の系譜に連なる、繊細華麗な耽美世界。

地球はメリーゴーラウンド Merry-Go-Round

人間も自然の一部。でも、自然が決してやらないことを人間がしてしまっている。世界28カ国4万人以上の笑顔を撮影してきたMERRY PROJECT代表が、地球環境を守る大切さをかわいいイラストで伝える。誰もが笑顔で暮らせる地球であるために大切なこととは?

【浮世絵春画 リ・クリエイト版】葛飾北斎 萬福和合神

裕福な家庭で育ったおさねと、貧しい家に生まれたおつび。二人の幼なじみが13歳から30歳までに経験したさまざまな男との性遍歴とその顛末を描いた、葛飾北斎最後の艶本『萬福和合神』を原寸大で忠実に再現。女性研究者による解説と現代語訳で蘇る、新しい春画の世界。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 石森康子

誰にも言えない恋ばっか

メジャーデビューシングル『愛とか夢とか恋とかSEXとか』が話題となり、中高生、OLなどの女子に熱く支持されるアーティスト・さめざめが著者デビュー。誰にも言えない女子のリアルな本音を赤裸々に描いた55編の詩が、心に響く。女子なら深く共感すること必至!

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

オーロラのお針子

平成元年生まれの新鋭歌人による、初の作品集。若き感性と自分に酔うことのない鋭い視点が、日常的な言葉を用いた31文字に凝縮されている。監修者の東直子は「優れた言葉のデザイナー」「率直なリアルさと、洗練された美しさが共存している」と解説に記した。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

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