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82件

注目の新刊(2015年7月)

●第153回直木賞の候補作にノミネートされた、東山彰良『流』。台湾で生まれ日本で育った著者が自らのルーツに迫った、書きおろし長編小説。友情と初恋、流浪と決断を描いた圧倒的な物語だ。●「物語シリーズ」の西尾維新と『聖☆おにいさん』で知られるマンガ家・中村光のコラボから生まれた『十二大戦』は十二支の名を持つ戦士たちの戦いを描いた快作。迫力のカバー絵にも注目。●おっぱいの揺れ、不倫男の頭の中、猫カフェの効果などを真面目に研究したヘンな論文を紹介する、サンキュータツオ『ヘンな論文』。お笑い芸人にして大学で非常勤講師も勤める著者が論文の楽しみ方を教える。

森は知っている

沖縄の小島・南蘭島の集落で、のどかな高校生活を送る17歳の鷹野一彦。しかし、その裏では国際的な秘密組織の諜報活動訓練を受け、重大な初任務を間近に控えていた。超大作『太陽は動かない』の主人公、産業スパイ・鷹野の壮絶な過去と青春期を描く、シリーズ第2弾。

不思議の国のアリス

  • 著者名 : ルイス・キャロル/著 高山 宏/訳 佐々木マキ/絵
  • 発売元 : 亜紀書房
  • 価格 : 1,728円
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初版刊行150周年を記念した新訳版は、大胆な言葉遊びに溢れるアリスの世界を、原文のおかしみを損なうことなく高山宏の平易で美しい文章で再現。佐々木マキによるオール2色の描き下ろしイラストとともに、可愛くもどこか怪しげな世界が楽しめる、日本語版の新定番。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

樹海

自殺者の聖地・樹海。50歳目前まで生きる意義を感じたことのない男性が朽ちていく様を描いた「遍在」や、難病に冒されたかつての名女優の過去が明かされる「使者」など、樹海に引き寄せられる人や樹海に拒絶されて生き延びた人を描いた連作短編集。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

稲荷山誠造 明日は晴れか

一代で築いた金融会社を引退し、会長職に就いた稲荷山誠造。ある日、絶縁状態だった娘・桃代の息子である翔が突然現れた。労政福祉省の官僚として勤務している桃代は事件に巻き込まれたらしく行方不明。爺さんと孫の家族を探す旅が始まった!

虹猫喫茶店

「猫の世話をするだけの簡単な仕事」という喫茶「虹猫」の求人募集を見て、獣医大学1年生の僕は、その店を訪れた。「猫バカ」で引きこもりの美しいオーナーと、面倒な客人たちが次々に現れて……。寂しがり屋の人間たちと愛くるしい猫の日々を綴った長編小説。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

歪んだ蝸牛

新東京テレビ制作部の敏腕テレビマン・五味は、取材で目にした覚せい剤の顧客名簿に社内の有力者・板橋と思しき名前を発見する。それが局全体を揺るがす事件の始まりだった。演出家として活躍してきた著者が、テレビ業界の暗部をリアルに描いた長編ミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

あんず花菓子 料理人季蔵捕物控

日本橋で一膳飯屋・塩梅屋を営む季蔵は、米問屋の加嶋屋から出張料理を依頼される。先代の忘れ形見のおき玖と共に加嶋屋を訪れた季蔵。しかし、天誅浪士組と名乗る5人の浪人が押し入り、人質となってしまう。ベストセラー「料理人季蔵捕物控」シリーズの第一幕、完結。

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集14 南方熊楠 柳田國男 折口信夫 宮本常一

池澤夏樹の個人編集による日本文学全集、第5回の配本は、思索と行動と想像力で日本像を再構築した、4人の民俗学の巨人たち。南方熊楠の社の破壊に反対する「神社合祀に関する意見」をはじめ、柳田國男の「海上の道」、折口信夫「死者の書」など、全29編を精選収録。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

アナザーファイト

全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作である、第1回本のサナギ賞優秀賞を獲得した長編小説。過去に決着をつけるため、未来をつなぐため、元キックボクシングチャンピオン・荻野は再び拳を振りぬくが……。希望、努力、感動などベストセラーの要素満載だ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

一曲処方します。~長閑春彦の謎解きカルテ~

人の心のメロディがもれ聞こえるという医師・長閑春彦が院長を務める「のどか音楽院」では、聞こえたメロディを手がかりに人々の悩みを解消している。ひょんなことから院とかかわるようになった女子高生を軸に患者や院長にまつわるエピソードを描く、著者初の小説作品。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

ヒポクラテスの誓い

単位不足のため、法医学教室に入ることになった栂野真琴。彼女を待ちうけていたのは、法医学界の権威・光崎藤次郎教授と、死体大好きな外国人准教授のキャシーだった。光崎の矜持に動かされ、真琴は法医学の重要さに目覚めてゆく――。迫真の法医学ミステリー。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

怪談撲滅委員会 死人に口無し

深夜の高校で繰り広げられる葬式。行列の末に棺を覗くと、数日後には葬式が現実のものになるという。「怪談撲滅委員会」で活動する怖がりの少女・澪は、この不気味な怪談にどう対処する? 恐怖と笑いを満載した学園ホラーシリーズ、待望の第2弾。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

ごんたくれ

江戸時代、京都では円山応挙、池大雅といった絵師が人気を集めていた。応挙の弟子・吉村胡雪(彦太郎)、大雅の友人・深山筝白(豊蔵)は喧嘩の出会いから始まり、会うたびに衝突するが、互いに力量を認め合っている。絵師たちの辿る道を美しい筆致で描いた時代長編。

空色バウムクーヘン

体重42キロのやせっぽちでお笑い芸人志望のヒロインがひょんなことからウエイトリフティング部に引きずり込まれて……。笑えて泣けて感動しての王道をいく、スポーツ青春小説の傑作だ。きっちり取材してあるので、読後はウエイトリフティングに詳しくなってしまう。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

怪盗の伴走者

帝都を騒がせる犯罪者でありながら、大衆に圧倒的な人気を誇る怪盗ロータス。盗みを楽しむ華麗な怪盗と、将来を嘱望される東京地裁の敏腕検事の間に何があったのか。ロータスの真の狙いとは――。怪盗ロータスの過去が明かされる「帝都探偵絵図」シリーズの最新刊。

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった……。大陸から台湾、そして日本へ。謎と輝きに満ちた青春が迸る。著者が自らのルーツに迫った、最強の書き下ろし長編小説!

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

マインド・クァンチャ

強い。今まで出会った誰より強い――。突然の襲撃を受け、窮地に立たされたゼン。絶対的な力の差を前に、己の最期すら覚悟しつつもその美しさにふれる喜びに胸をふるわせ、剣を抜いたゼンだったが……。斬新な剣豪小説「ヴォイド・シェイパ」シリーズ、第5弾。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

冷たい手

31歳でアパレル勤務の朱里と、ひとつ年上で保育士の典子は、年に一度だけ会う仲だった。おぞましい記憶を共有するふたりの身に、連続殺人という新たな不幸が襲いかかる! 心がざらつく人間関係に彩られた現在と過去が複雑にからみあい、事件の全容が明かされていく。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

リストランテ アモーレ

目黒の小さなリストランテ「アモーレ」。姉弟で切り盛りしているこの店では、多彩な料理が供され、多様な客人がやってくる。季節ごとの食材、美しく彩られた料理、そしてそれぞれに罪深き味わいに満ちた男と女を艶やかに描いた、幸福な物語。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

さよなら、ニルヴァーナ

少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家――。凶悪な犯罪を引き起こした「少年A」は、彼らに何をもたらしたのか? 『晴天の迷いクジラ』『よるのふくらみ』の著者が描く、「少年A」に人生を変えられた人々の物語。basamiya

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

狼のようなイルマ

都内でIT企業経営者の毒殺事件が続けて発生。関連性を嗅ぎ取った警視庁捜査一課の入間祐希は、元交通機動隊で活躍したやり手女刑事だ。事件に関係しているIT企業代表・佐伯、中国黒社会の刺客、正体不明の男などとの間で激しい攻防が展開する迫力の警察ミステリー。

踊り子と探偵とパリを

アメリカ人探偵マークと作家志望の英国青年ユージンは、〈永遠の淑女〉の別名をもつ赤いダイヤモンド〈ディープ・レッド・ハート〉を求めて、キャバレー《サンク・ルージュ》の内側に入り込もうとするが……。1920年代のパリを舞台にくり広げられる、華麗なる冒険譚。basamiya

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

君が笑えば

ニューヨーク、岡山、東京――。小さな誤解から別々の道を歩み始めた3人が、不思議な縁によって再び交わり、人生のきらめきを手にするまでを描いた長編小説。ジャズの名曲「君が笑えば」とともに幕を開ける、光のつぶを探して歩む女性たちの物語。

淵の王

俺は君を食べるし、食べたし、今も食べてるよ――。屋根裏に広がる闇の穴。正体不明の真っ暗坊主。いちばん近くにいた最愛の人の存在に気づいたのは、すべてが無くなるほんの一瞬前だった。日常に口をあける“魔”に立ち向かい往還する愛と祈り。舞城史上最強長編!

煩悩の子

桐生極は小学5年生。周囲にズレを感じているが、その「違和感」を上手く言葉にできない。ただひとつわかっているのは、いまここで間違ったら、先々どんくさい人間になりかねないということだ――。少女の素朴でシニカルな視線から描く、ユーモアと哀感漂う成長小説。

スマイルメイカー

腕のいい運転手が一人いれば人生は変わる――。家出少年が、濡れ衣を着せられた犯罪者が、バツイチの女性弁護士が、右手を上げてタクシーを止める。降りる時には必ず笑顔になっている〈スマイル・タクシー〉を軸に描く、感動と興奮の書き下ろし長編ミステリー!

長いお別れ

現在認知症を患っている父・昇平は、長年連れ添った妻の曜子と二人暮らし。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう、迷子になって遊園地へまよいこむ、入れ歯の頻繁な紛失と出現、記憶の混濁――。日々起こる不測の事態をユーモラスに描いた家族の物語。

十二大戦

その殺し合いを生き延びた者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる。戦いの名は「十二大戦」。参加者は十二の干支の名を持つ異様なる戦士たち。最後に生き残るのは誰か? 人気作家とマンガ家の奇跡のコラボが生み出した、殺し殺される戦士たちの物語。

二度寝とは、遠くにありて想うもの

方々で知らない人に道を訊かれたり話しかけられるという「気安い顔」の庶民派芥川賞作家による日々のエッセイ集第2弾。「無縁死」「一人ごはん」「友人(がいないこと)」など孤独や対人関係を深く、かつさらっと考える視点に著者のセンスがうかがえる。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 工藤渉

文学の淵を渡る

小説の最前線を走り続けてきた二人の碩学が、齢八十を超えて文学の過去・現在・未来や、自身の小説作法を語り尽くす。森鷗外に始まった、約一世紀にわたる日本の短編やギリシャ悲劇、旧約聖書と新訳聖書、古事記など、その豊穣な世界に酔いしれたい。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 田島薫

スコットランド酔夢紀行 シングルモルトへの旅

シングルモルトの味と香りを語ることは、人生を語ることに似ている――。エジンバラ、スペイサイド、アイラ島、山崎、余市。いくつもの蒸留所を訪ね、その土地の空気に触れながらめぐった旅と、東京・大阪の酒蔵バーでの出会いを綴った、ほろ酔い加減のエッセイ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

浅草うねうね食べある記

一年中観光客で溢れている浅草。浅草大好きな著者が、散歩の途中で出会ったカフェ、パン、お酒、雑貨屋、靴店、鶏肉店などお薦め15店を、生活者の目線で詳しく教えてくれるコミックエッセイ。地図付きなので本書を片手に、浅草食べ歩きツアーに出かけてみては?

葬送の仕事師たち

本書は葬儀社社員、納棺師、エンバーマー、火葬場職員など自らを語ることのあまりなかった職種の人々に取材し、一人ひとりの現場からの生の声を伝えるルポルタージュ。団塊世代が80代となる「超多死社会」が間近に迫るなか、他人事ではない必読の一冊である。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 工藤渉

そう書いてあった

朝日新聞の人気連載「オトナになった女子たちへ」に加筆・修正し、さらに書き下ろしを加えたエッセイ集。「夕焼けだんだん」「お母さん、心配?」「おかしなパンツ」「小腹がすいたら」など、大人になった〈わたし〉がふと感じる楽しさや切なさ、美しさが綴られる。

ウケる日記

累計発行部数300万部の「夢をかなえるゾウ」シリーズの作家で、『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』などの恋愛マニュアルも人気の著者。本書は日常のちょっとした事件をつづったブログから、2011年を中心に厳選19本(と未公開日記1本)を書籍化したもの。下ネタ&妄想満載。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

教育オンチが考える 息子の将来、だいじょうぶ?

あの『ツレうつ』の著者も、息子が小学1年生に。学校がキライだったという彼女は、「息子は、いい大学に行って正社員になったら幸せになれるのか」という根源的テーマに悩み、Z会や灘中、開成学園といった教育のプロたちに教えを請う。ツレさんとの対談も収録。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

銀次親分物語

浅草の小さなカフェの店先に現れるようになった風格ある野良猫「銀次」は、不思議なオーラを放ち、いつしかこのカフェの看板猫となった。決して“美猫”ではないが、多くの人たちを癒し、魅了してきた伝説の猫。本書は写真と文章で綴られた、猫と人との愛と仁義の記録だ。

14歳 Ⅲ

宮藤官九郎から、リンダdada(N'夙川BOYS)、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)まで、12人のミュージシャンが“あの”1年を振り返り、リアルに語る。いじめ、家庭崩壊、スクールカースト、コンプレックス。そして音楽と出会い、変化していく様に勇気や希望をもらえる。

死にたいままで生きています。

非行、いじめ、風俗、メンタルクリニック難民。自己否定感に苦しめられて生きてきた著者は、不治の病を患った猫との出会いをきっかけに、一歩を踏み出すことを決意する――。「いらない人間」だった著者が、ありのままの自分を愛するようになるまでを綴った壮絶な手記。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 朝宮運河

ねねさんのスピ生活

看護学校に通う著者は、幼いころから不思議な体験をしてきた。金縛りに悩まされたり、神社が輝いて招いているように見えたり。それらが特異な経験であることを知り、スピリチュアルに興味がない人にも霊的な出来事を身近に感じてほしいと描いたコミックエッセイ。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

世界は終わりそうにない

恋愛の苦み、読書の深み、暮らしの滋味。船戸与一、三浦しをん、成島出らとの豪華対談も収録。思わず膝を打つ気分で人生の凸凹を味わうエッセイ集。『紙の月』『私のなかの彼女』などの作品で圧倒的支持を受ける著者の、名エッセイストとしての一面に触れられる。

私の体がワイセツ?!女のそこだけなぜタブー

女性器をかたどったアートを制作していた著者は2014年、わいせつ物公然陳列などの罪で逮捕された。女性器アートはわいせつなのか? みんなが生まれてきた場所はなぜタブー視されているの? 逮捕の経験を通して見えてきた日本社会の姿を、話題の著者が綴った一冊。

地球で生きている ヤマザキマリ流人生論

14歳での欧州一人旅、フィレンツェでの極貧留学生活、シングルマザーとしての異国での出産、年下イタリア人との結婚……。波乱万丈の人生のなか、なにがおこっても、いつだって描くことにしがみついて生きてきた! 地球を舞台に生きてきた著者による痛快エッセイ集。

衣にちにち

「毎日クローゼットの前で呆然」「夏の暑さと冬の寒さに翻弄される」「溢れる服の整理整頓問題」……。大人の衣問題は年齢を重ねるごとに深まるばかり。装う楽しみを手放さず、心地よく快適に過ごしたい。そんな難問に正面から向き合った、大人女子のための衣生活日記。

時計じかけの熱血ポンちゃん

深夜のラジオから流れる音楽。あの頃孤独を噛みしめるミス・ロンリーだった私。そして今は……。ままならぬ人生を、少しでも楽しくしよう。恋愛、読書、映画、音楽。日常には宝物が埋まっている。はからずもおもしろい日々を綴る、大人気エッセイ!

我が逃走

ひきこもりから瞬く間に「IT長者」へ。29歳でジャスダック市場に最年少で上場、東京都知事選への出馬など、ネットとリアルの両面で常に話題を振りまいてきた著者。本書はロングセラー『こんな僕でも社長になれた』を凌ぐ、その後の転落・逃亡・孤立を巡る物語。

少年時代

好きなことは絵を描くことだけ。夢見がちな少年が過ごした故郷の日々と、絵描きをめざした青年期の思い出。『ふしぎなえ』『旅の絵本』など数々の名作で知られる著者が、好奇心いっぱいの少年の心を書き下ろしの絵と文で綴った、深い味わいに満ちた一冊。

私の息子はサルだった

サルのようにおたけびを上げている息子は、どんな大人になるのか。何でもやってくれと思う。良い子でなくていい。愛する者を見守り、理解しようと努める人になってほしい。『100万回生きたねこ』『シズコさん』の著者が自らの子どもを見つめて描く、心温まる物語。

夏目漱石、読んじゃえば?

『坊っちゃん』は中二病の物語なのか? 『こころ』って傑作じゃないかも? 『それから』に潜む死のイメージ!などなど漱石を愛してやまない作家・奥泉光が10作品を取り上げ、漱石作品の新たな楽しみ方や、ひいては小説全般とのつきあい方を教えてくれる一冊だ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

読み出したら止まらない! 時代小説 マストリード100

時代を超えて読まれる名作から一時代を築いた作家の傑作、映像化された話題作など、読んでおくべき100の時代小説をそのあらすじと観賞術とともに解説。ひとりの評論家が、書き下ろしで今読むべき100作品を選んでガイドする、「マストリード100」シリーズの第3弾。bishimori

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

ほんほん本の旅あるき

著者は〈不忍ブックストリート〉の主宰者で、全国的ブックイベント「一箱古本市」の発案者として知られる人物。本書は各地のイベントに参加したりゲスト出演した際に訪れた、本にまつわるスポットを紹介した一冊。酒や喫茶店などの情報も掲載されている。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

NanashiのBENTO

肉か魚のおかず、雑穀ミックス、サラダという組み合わせを基本とした「ベントー」。日本のお弁当とは少し趣が異なるが、パリの人々のニーズにあった新しいスタイルのレストラン「ナナシ」の目玉として人気沸騰中だ。四季の食材を活用した約60品のレシピを、本邦初公開。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

ワイン食堂のメニューブック 多様化するビストロ・バル料理154

ビストロ・バルの枠を超えたユニークなコンセプトの16店を紹介。ボリューム満点の〈豪快ビストロ料理〉、気軽&にぎやかに楽しめる〈シェアするフレンチ〉、そうざい×ワインなど新スタイルの〈個性派ワイン食堂〉、〈ワインとエスニック〉のテーマ別に店舗と料理を掲載。

一歩踏み出す人のためのビックリ挑戦・記録図鑑 ギネス世界記録(R) 人はなぜ世界一が好きなのか?

人間はどうして「世界一」にこだわるのか? それは、やっぱりナンバーワンは気持ちいいという本質にあるという。そこで、お馴染みの「ギネス世界記録」の仰天記録を一挙紹介。「頭に針をさした最多記録1790本」など、驚きの世界記録が満載!

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

暮らしのかご

青竹や山ぶどう、あけび、またたびなど、身近な植物で編まれた「かご」。小さな弁当箱から大きな行李まで、日本人の暮らしを支えてきた道具は、美しく、形も大きさも自由自在。暮らしの中に生きるさまざまなかごを紹介した、見て、知って、使って楽しい、かごの世界。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

フラットシューズ宣言

ハイヒールを履かないファッションエディターが、履き心地とファッション性にすぐれたぺったんこ靴を徹底紹介。アンクルストラップやバレエパンプス、アディダス・スタン・スミスやカウボーイブーツなど全48種の特徴や愛される理由、着こなしポイントまで解説。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ!ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで

  • 著者名 : 小島豊美、アヴァンデザイン活字楽団/著
  • 発売元 : DU BOOKS/発行 ディスクユニオン/発売
  • 価格 : 2,700円
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著者はあの『およげ!たいやきくん』を手がけた音楽ディレクター。本書は『ひらけ!ポンキッキ』や『ピッカピカ音楽館』などで披露された著者プロデュース作品を中心に昭和から平成初頭のテレビ童謡の歴史をまとめたものだ。資料性が高いうえに眺めるだけでも楽しい。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

名画が描く罪深き旧約聖書

殺人、裏切り、不倫、同性愛――。旧約聖書にはセンセーショナルな話が多い。それだけにシャガール、ゴーギャン、レンブラントなど多くの画家が魅了され、旧約聖書を題材にした名画を描いてきた。本書はそんな名画92点をエピソードともに紹介した興味深い一冊。

短歌の不思議

「NHK短歌」の選者でもある歌人が贈る、短歌の入門書。「『五七五七七』の決められた器に言葉を盛り込み、その化学反応でなんらかの世界を築く、言葉の実験」だという、著者の指南に思わず納得する。短歌の自由かつ魅力溢れる世界を探訪しよう。

  • ジャンル : ふらんす堂
  • レビュアー : 田島薫

口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業

半世紀にわたって書店の“店頭”に立ち続け、85歳の今も東京神保町の岩波ブックセンターの代表を務める柴田信に密着取材。「世界一の本の街」の顔でもある名翁が〈普通の小商人〉として〈普通の本屋〉を続けてきた姿勢から、「本屋とは」や商売・経営の本質などを学ぶ。

こころを動かす 共感のことば 説得のことば

本書でのコミュニケーションとは「共有する時間を持つこと」。著者の専門分野のひとつである映画の批評・分析や、ディベートの方法、就活でのユーモア、クリティカル・シンキングなどの例を通して「共感できることば」「説得することば」を学べるユニークな一冊だ。

  • ジャンル : 教養・人文・歴史
  • レビュアー : 工藤渉

なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?

手柄の奪い合い、理不尽な人事、嫉妬とプライド。古今東西、人が集まる所では必ず、足の引っ張り合いが起きてしまう。その渦の中で円滑に人間関係を築いてゆくにはどうしたらいいのか? 対人・社会心理学を専門とする著者がその秘訣を伝授してくれる。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 桑島まさき

人生ドラクエ化マニュアル 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ!

ゲームの三大要素を発見した著者は、それを日常に応用する「人生ドラクエ化理論」を実現しようとエニックスを退社。独立したのちに挑んだミッションのひとつが、本書の出版だった。日々をゲーム風に楽しむコツをドラクエ風デザインで紹介した、新しい自己啓発書。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

日本男色物語 奈良時代の貴族から明治の文豪まで

日本では奈良時代から江戸時代に至るまで、貴族や僧侶、武士や庶民までもが大らかに男色にふけったという。そして明治時代、西洋文明に追随することで、男同士の恋愛を悪習とする風潮が広まった。知られざる男色史を紹介した興味津々の一冊。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 田島薫

ヘンな論文

走行中のおっぱいの揺れ、不倫男の頭の中、猫カフェの効果……。一見すると「何をやっているかわからない」けれど、実は大まじめな論文の数々。お笑い芸人にして一橋大学の非常勤講師を務める珍論文ハンターの著者が、そんな研究者たちの知られざる奮闘をあぶり出す。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

教えてくれたのは、植物でした 人生を花やかにするヒント

高校時代はちょっとした「座右の銘」マニアだったと自認する著者は、世界が注目する若きプラントハンター。「根回し」「草分け的存在」「花を美しいと思えるかどうかは、見る人の心次第なんだ」などちょっとしたフレーズをもとに、人々の生活と植物の関係をひもといてく。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 土田美樹

世界を変えた100の本の歴史図鑑 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで

  • 著者名 : ロデリック・ケイヴ、サラ・アヤド/著 樺山紘一/日本語版監修 大山 晶/訳
  • 発売元 : 原書房
  • 価格 : 4,104円
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紐の本、ローマ時代のコデックス、中世世界と本、グーテンベルク、動乱の近世の書、電子書籍リーダー。「本の発展の歴史」のターニングポイントになった100冊を通し、各文化や時代における本の変遷を分かりやすく解説する。貴重な図版満載の人類の叡知5000年の歴史。

彩りの海

透き通った海と色彩豊かな少し奇妙で可愛らしい魚たち。水中写真家が切り取ったさまざまな瞬間が一冊にまとまった、どこまでも美しく飽きのこない写真集である。著者曰く「みなさんが海の中を覗くことができたら出会える」景色と魚たちらしいが、そうは思えない迫力だ。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

ねこ輝く

沖縄、屋久島、青森など、日本の原風景の中で暮らす、愛らしくもたくましい猫たち。「ネコの野生を垣間見るときこそ、ネコの輝きを掴み取る一瞬」という著者の最新ネコ写真集は、雑誌『猫びより』の連載「岩合光昭の猫」に未公開ショットを追加した、猫好き待望の一冊。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 石森康子

おべんとう だれと たべる?

一生懸命にお弁当を作ったくまさん。にんじんサンドやしゃけサンドがとても美味しそう。いい天気だからお出かけしよう。野原でうさぎさんと「あー おいしい!」。おばあちゃんやねずみさんのお弁当も美味しそう。食べることへの愛が詰まった絵本です。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 田島薫

よるのかえりみち

お母さんに抱っこされて家路につく、ウサギの男の子。夜を迎えて暗く静かになった町は、日中は聞こえない音や昼には見られない情景に満ちていた。家で眠りにつく前に、夜の町で見かけた人々に再び思いを寄せ……。穏やかなトーンが魅力で、何度も眺めたくなる絵本。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 土田美樹

はいくないきもの

画家やアーティストと作る「あかちゃんから絵本」シリーズ最新作。数多くの絵本を手掛けてきた詩人が、人気デザイナーとコンビを組んで、12のいきものを「俳句」で紹介する試みの絵本。5・7・5の軽快なリズムは耳に心地よく、赤ちゃんも大人も楽しめそうだ。b

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 桑島まさき

高橋コレクション展 ミラー・ニューロン

草間彌生、荒木経惟、奈良美智、舟越桂、蜷川実花、Chim↑Pom、会田誠ら52作家・約140作品を展示するコレクション展の図録。他者の行動を見て自分も同じ行動を取ったかのように反応する神経細胞=「ミラー・ニューロン」をテーマに、日本の現代アートを読み解く。

きょうは、おおかみ

  • 著者名 : キョウ・マクレア/文 イザベル・アーセノー/絵 小島明子/訳
  • 発売元 : きじとら出版
  • 価格 : 1,944円
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「あるひ、いもうとのバージニアはめがさめると、おおかみみたいにむしゃくしゃしてた」。妹の元気を取り戻そうとあれこれ試す姉のバネッサは、ついに絵の具箱を取り出し、バージニアの理想郷を描き出す……。創造力と想像力にあふれる姉妹の、不思議な一日の物語だ。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 工藤渉

リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険

「そうだ、空を飛ぼう!」“ばね式ネズミ取り”のために仲間がいなくなってしまった小ネズミは、自由の国・アメリカに向かうため、空を飛ぶことを決意。図書館で読んだ本の知識を頼りに飛行機を作りはじめるが……。史実とファンタジーを巧みに織り交ぜた、壮大な物語。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 石森康子

絵本で学ぶ イスラームの暮らし

ドバイ(アラブ首長国連邦)に住んだ経験を持つ著者が、そこで学んだイスラームの教えと実践する人々の生活をわかりやすくまとめた一冊。モスクでの祈りやラマダーン、家族のあり方など、イスラーム社会の正しい理解に必ず寄与するであろう良書。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 田島薫

おちゃわんかぞく

おとうちゃわん、おかあちゃわん、おにいちゃわん、おちびちゃわん。一家のために毎日活躍する茶碗の暮らしを、取り出されてから片づけられるまでをリズミカルな文章とともに描いた楽しい絵本。ユーモラスな絵柄も魅力的。ご飯の時間をもっと大切にしたくなる。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 桑島まさき

かくれんぼのぷ

かくれんぼが大好きなぷうちゃん。今日もいろんなところにかくれます。洋服のポケット。電球の中。とっても美味しそうなお菓子。あれあれ、今度はどこにかくれたのかな? 読み聞かせタイムが盛り上がること間違いなし。読者参加型の楽しいかくれんぼ絵本。

  • ジャンル : 絵本・こども・図鑑
  • レビュアー : 朝宮運河

わたしがカフェをはじめた日。

どうして店主たちはカフェを開いたのか? それぞれが個性的なカフェの店主たちへのインタビュー集だが、カフェガイドとして、あるいは白黒で構成された大人の絵本として様々な角度から楽しめる。「人見知り」「なんとなく」などの開店の動機も興味深い。

  • ジャンル : 趣味・実用・カルチャー
  • レビュアー : 工藤渉

フェリシモ猫部「道ばた猫日記」22のストーリー しあわせになった猫 しあわせをくれた猫

猫好きに人気のブログ「道ばた猫日記」に、猫たちの未公開写真や新たなエピソードなどを加えて書籍化。「恋招き猫」と呼ばれた雄猫、飼い主に置き去りにされて森で生きぬいた猫、震災の2年後に保護されたノラ猫など、猫と人、そして猫と猫との物語に、心が温まる。

私の八月十五日 ①昭和二十年の絵手紙

終戦のあの日、どこにいて何をしていたのかを振り返り、絵と文章で綴った証言集『私の八月十五日 昭和二十年の絵手紙』。11年前の刊行後、絶版となっていたものを本書と『戦後七十年の肉声』に分けて復刊。ちばてつや、古谷三敏、海老名香葉子ら54人の終戦の記憶。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 石森康子

パグゾウくんとシノブくん。

毒舌で再ブレイクを果たした坂上忍が見せる、もう一つの顔・愛犬家。テレビ出演も増えている愛犬8兄弟から、人気の高い四男・パグゾウにスポットを当てた写真集+坂上忍語録集。犬の視点から語られる日常生活や飼い主の姿から、坂上忍のプライベートも垣間見えてくる。

  • ジャンル : 小説・エッセイ
  • レビュアー : 土田美樹

※最新の価格はストアでご確認ください。

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