【第15回】ダ・ヴィンチ恐山の降霊大喜利「新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?」(地図に関わった偉人編)
更新日:2013/8/8
大喜利界の鬼才、ダ・ヴィンチ恐山が大喜利に挑む! シュールで独特な恐山ワールドをお楽しみあれ!
■本日の出場者
クリストファー・コロンブス (1451?-1506)
イタリアの航海者、探検家。大航海時代に活躍。ニーニャ号、ピンタ号、サンタマリア号の三隻でアメリカ大陸に上陸し、植民地支配を推し進めた。
ヴァスコ・ダ・ガマ (1469?-1524)
ポルトガルの航海者、探検家。大航海時代に活躍。ヨーロッパからインドへ渡航した最初のヨーロッパ人である。インド航路を発見し、開拓した。
フェルディナンド・マゼラン (1480-1521)
ポルトガルの航海者、探検家。大航海時代に活躍。世界初の世界一周航海を成功したことで有名。航海中にマゼラン自身はフィリピンのマグダン島の戦いで戦死している。
ゲラルドゥス・メルカトル (1512-1594)
ベルギーの地理学者。航路図として使われる、角度が正しいメルカトル図法を発表した。異端審問にかけられ投獄されたことがある。
伊能忠敬 (1745-1818)
日本の測量家。約17年の歳月をかけて日本全土を渡り歩き、正確な日本地図を記した。日本で初めて金星の子午線経過を観測した人物でもある。
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
えー……今回は、『地図に関わった人たち』ということで大喜利をやるはずなんですが……
私以外、まだ誰も来てません。
場所間違えたかな……
あ、見つけた見つけた! おーい!
あっ、コロンブスさん。
遅れちゃったな。
ヴァスコ・ダ・ガマさん。
どうもどうも。
初めまして。
マゼランさんにメルカトルさん。みなさんどうしました。
僕たち道に迷ってしまいまして。いや、すみませんね。
……それって、コンセプト的にまずいんじゃないですか。
で、大喜利だっけ? 俺正直よくわかってないんだよな。あ、よくわかってないんだガマ。
なんだそのキャラ付け。
俺達の大喜利がネットで無料公開されるんだろ? すごい時代になったな。大公開時代だな。
その駄洒落もネットで大公開ですよ。
じゃ、俺からいっていいかな。
どうぞ。
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
「おめでとう! あなたは10000人目の新大陸発見者です」と先住民に祝われた
それはもはや「発見」じゃないな。
昔のホームページのキリ番みたいだな。
でも、人類最初のアメリカ大陸の発見もインドの発見も、もともと原住民の人間が住んでたわけだし、正確には「発見」じゃないんじゃないですか?
もともと住んでた奴隷たちが人間だって?
黒い一面が垣間見えた……
コロンブスさんも卵から生まれるから人間かどうかあやしい。
あれはそういう意味じゃねえ。
はい。
マゼランさん。
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
門限
門限になるまでに新大陸発見できたことがすごいわ。
なにげにマゼランさん大喜利できてるじゃないかガマ。
思い出したように語尾ガマにするのやめましょうよ。
さすがドクドクの実の能力者だガマ。
それ違うマゼランです。
はい。
ヴァスコ・ダ・ガマさん。
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
「やったー インドだインドだ!」とひとしきりはしゃいだあとに違うらしいと気づいた
仮にそんな人がいたとしたら笑ってしまうガマ。
お前喧嘩売ってんのか!
はい。
メルカトルさん。
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
モルワイデ図法の地図を見て辿り着いた島なのでシャクに障る
私はあんな丸っこい地図は認めない!
私達には理解できないプライドだな……
正距方位図法は?
わりとどうでもいい。
ひどい。
あ、僕で最後か。
どうぞ?
お題:新大陸を発見したが、もう帰りたい。なぜ?
なんだかんだで国内がいちばん落ち着く
海外旅行から帰ってきたときのお父さんみたいなことを。
いやあ、国内で十分ですよ。むやみに外に出る必要なんて無い。
俺たち全否定かよ!
……ところで、どうして道に迷われたんですか?
それが実は、私達は合流してから向かおうと思ってたんですが。
じゃ、行こうか。
でも俺、このへんの道ぜんぜん知らないぞ。
じゃあ、この携帯電話に入ってる、最新式の地図を見て行こう。
なるほど。今のはよっぽど進化してるんでしょうね。
:なんだこの簡素な地図。
……なるほど。