Kindleユーザー サービスは満足、品揃えには不満
更新日:2014/3/6
インプレスR&Dは11月30日、アマゾン「Kindleストア」の利用に関する調査結果を発表した。この調査は電子出版関係者向けのEPUBマガジン『OnDeck weekly』読者に対して行われたアンケートで、Kindle向け専用端末の予約状況やアプリの利用状況、品揃え・サービスなどについて聞いている。
調査期間は11月12日~15日の4日間で、有効回答数は641件。
まずは「Kindle Paperwhite」「Kindle Fire」の予約状況について。「発表日に予約した」と回答したのは「Paperwhite」が11.0%、「Fire」は5.6%。「発表日以降に予約した」とあわせると「Paperwhite」は18.7%の人が購入する意向であると回答した一方、「Fire」では6.8%だった。『OnDeck weekly』読者はiPad、iPhone、Androidスマートフォンの保有率が高いことから、電子ペーパー型の「Paperwhite」に人気が集まっている模様。
また、アンケート実施時には専用端末が未発売だったが、すでにスマートフォンやタブレット端末でアプリをダウンロードしてサービスを利用したと回答した人は58.6%にものぼった。
一方、Kindleアプリ利用者に対する「コンテンツの表示結果」「サービス内容」についての質問では半数近くの人が満足しているのに対して、「ストアの品揃え」については半数近くが満足していないと回答。ただ、これから充実するだろうと今後に期待する声も見受けられたとのこと。
なお、詳しい調査結果については、12月1日発行の『OnDeck monthly 2012年12月号』に掲載される。