就職活動で若者はどう変わるのか? 第13回Twitter読書会 課題図書は朝井リョウ『何者』

更新日:2013/2/23

第13回目のTwitter読書会が開催!

 2014年卒業予定の大学生による就職活動もいよいよ本格化、会社説明会や面接などを行う企業も増え始めている。一方で、現在の就職難から将来が見えないことに不安を募らせる若者の声も後を絶たず、新卒という枠のみが優遇されがちな就職活動そのものへの疑問の声もあがっている。

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 そんな時世を汲んだのか、今年の直木賞を受賞したのは、就職活動をテーマにした『何者』(朝井リョウ/新潮社)だった。同作は、就職活動をする若者たちが、就活の情報交換をきっかけに集まり、SNSで情報をやり取りしながら自らの進路を模索するというストーリー。昨今の就職活動事情や、生々しいSNSでのやり取りなど、今の若い世代が抱える問題を浮き彫りにする。

 ダ・ヴィンチ電子ナビが主催するTwitter読書会では、この『何者』を今回の課題図書としてとりあげ、この小説を読んでどう思ったのかについて意見交換する。参加方法は簡単で、Twitterでハッシュタグ『#朝井リョウの何者を読んで』をつけて、その感想などをつぶやくだけ。24時間実施しているのでタイムラインを追うと他の参加者の発言も見ることができる。

 果たして、就職活動を通して、自分は何が変わったのか、就職活動から学んだことは一体どんなことなのか? 就職することによって自分は「何者」になれるのか? そんな個人的なエピソードも含め、語り合っていく予定。小説の感想から自分が体験した就職活動についてのエピソードまで、ぜひ熱い感想をツイートしてほしい。

<Twitter読書会 #13 開催概要>

▼開催日時
2月23日(土)21:00~2月24日(日)21:00

▼特設ページURL
https://ddnavi.com/dokushokai/ ※2月23日21:00開設

▼読書会テーマ(ハッシュタグ)
『#朝井リョウの何者を読んで』

▼司会
ゆりいか(@yuriikaramo

【今までに開催されたTwitter読書会のまとめ】

第1回:「思春期に性に目覚めた本」
第2回:「原作が先か映像が先か」
第3回:「いま注目すべき本の達人」
第4回:「思わずジャケ買いした一冊」
第5回:「村上春樹を語ろう」
第6回:「昨今の同性愛作品はどうなの?」
第7回:「思わず旅に出たくなる本」
第8回:「これからくるミステリー作家」
第9回:「おすすめのWeb漫画」
第10回:「オタクになったきっかけ」
第11回:「ももたろう文体模写」
第12回:「SF小説で打順組もうぜ」