合コン、女子会、職場……こんな女は嫌われる!

人間関係

更新日:2017/4/14

 GWも終わり、新生活や新しい人が入ってきた環境にも慣れて、精神的にも一息つくころ。同時に、学校や会社でいままでネコを被っていたのが、“慣れ”のせいで解放され、思わぬボロがでる危険な時期でもある。

 とはいえ、四六時中、“人に好かれよう”と思って無理をしても疲れてしまう。そんな時は逆転の発想、すわわち“人に嫌われないように”行動すればいいのだ。では嫌われないためにはどうすればいいのか。50ものシチュエーション別に他人にうんざりされる言動をまとめた『嫌われ女子50』(犬山紙子/ベストセラーズ)を教科書に考えてみたい。

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 例えば飲み会の定番・カラオケ。異性のいる場でどんな曲を歌うかはその人のセンスに関わってくる重要な問題。そこで一番やってはいけないのが「aikoやAKBを歌う女に向かって“またまたモテそうな曲入れちゃって~”のヤジ」。これは“ブリっ子の公開処刑”になり、言われた本人も周囲も凍りつき、ギクシャクしてしまいそうだ。さらに「カラオケに入ってすぐに“私はマイナーな曲を知ってますよ”アピールする女」もダメだとか。それぞれの持ち歌が尽きてダラダラしがちが終盤なら問題ないようだが、「一発目というのがNGなんですね。敏感な女は“こいつ自己主張激しい系か”と思ってしまいます」とのこと。確かに一発目から知らない曲だと、盛り上がりにくく戸惑う人も多いので気をつけたいところ。

 気の置けない仲間と集まる女子会も、実は注意点が大量に埋まっているシチュエーションのひとつ。女子会といえども集めるメンバーによって、テーマや暗黙のルールがある場合が多い。それなのに「その女子会がどんなタイプのものか読めない女」は要注意人物にされてしまう。「下ネタが飛び交うブス会に子供を連れてくるのはNGだし、上っ面会で下品な話を始めるのも顰蹙(ひんしゅく)」だとか。そして極めつきは「『セックス・アンド・ザ・シティ』を意識しすぎな女」。確かに、無理なぶっちゃけ話をして周囲がフォローできないほど暴走するタイプは少なくない。また“女子会は無礼講”と思って相手をズバッといったところで、相手と温度が合っていなければ、ただの悪口に取られてしまう可能性大!

 毎日同じメンバーで顔を合わせる職場では、ちょっとのことが命取りに。例えば「用紙やインクが切れているのに気付かないふりしてい補充しない人」「とにかく電話にでない女」は“自分だけが忙しい”アピールが強すぎて、自己中心的と人間性を疑われること間違いナシ。

 また“仕事ができる風女”というのは最上級の嫌われ女子。会議などで「つっかかる事が自分の意見と思い、やたらつっかかる」というのは勘違い女と思われるだけなので、代案を出すなりフォローに回るなり、違う手法で自分の存在感をアピールすべし。

 良かれと思ってやったことが他人にとっては迷惑な場合というのはしばしば見かける。逆に自分が「嫌だな」と感じたことは、他人にとっても同じパターンは多い。つまり他人に好かれたいなら、嫌なことをしない方が確実なのだ。『嫌われ女子50』を反面教師にして学ぶのが、人に好かれる最短の道なのかもしれない。