あの時の思い出が甦る 「時刻表復刻総選挙」結果発表

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公開日:2013/5/17

 2012年末にJTBパブリッシングがおこなった「時刻表復刻総選挙」キャンペーンの結果が発表された。得票数の多かった4点が、電子書籍『時刻表復刻版』第3弾として配信される。

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 見事1位に輝いたのは、『1986(昭和61)年11月号』。翌年4月に民営化を控えた国鉄最後のダイヤ改正が行われた時の時刻表だ。2位が『1988(昭和63)年3月号』。青函トンネル開業時の時刻表で、翌月に開業を控えた瀬戸大橋線のダイヤも掲載されている。そして同票3位となったのが、山陽新幹線が博多まで開業した『1975(昭和50)年3月号』と、“ごおさんとお”の名称で知られる白紙改正が行われた『1978(昭和53)年10月号』の2点。

 その他にも「大阪万博の時刻表」「東北新幹線開業時の時刻表」や、「新婚旅行に使った時刻表で当時の旅程を辿りたい」「就職で上京した時の時刻表で当時の思いに浸りたい」といった思い出の詰まった投票が集まったという。

【ランキング結果】
1位:国鉄最後のダイヤ改正! 『1986(昭和61)年11月号』
2位:青函トンネル開通! 『1988(昭和63)年3月号』
3位:山陽新幹線博多開業! 『1975(昭和50)年3月号』
3位:“ごおさんとお”白紙改正号『1978(昭和53)年10月号』

 復刻される4冊全て、全ページを完全収録するとともに、当時の雰囲気も楽しめるよう、広告ページ等もすべて掲載する。価格は各1500円(税込)。
 電子書店アプリケーション「BookGate」で先行配信され、後日「Google Play Books」からも配信される予定。

 さらに4冊の復刻に伴い、iPhone・iPad向けに好評配信中の無料アプリ「JTB 時刻表COVER HISTORY」の画像も追加になる。同アプリは、歴代のJTB時刻表の表紙を抜粋した写真集アプリで、今回の更新で掲載画像は60点となる。各表紙には解説が加えられ、当時を振り返りながら楽しめる内容となっている。更新は6月下旬の予定。