『半沢直樹』も好調! 今読まれている池井戸潤本 ベスト5

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更新日:2013/8/5

 7月からはじまった堺雅人主演ドラマ『半沢直樹』の視聴率が好調みたいラコ。小説を原作とし、バブル期入社の型破り銀行員の闘いを描いているが、生みの親である小説家・池井戸潤さんを知っているラコか? 過去にも、『空飛ぶタイヤ』や『下町ロケット』が映像化され、直木賞の受賞経歴もある実力派の小説家さんラコ~。しかも池井戸さん自身も銀行員だった過去があるラコ。
というワケで、企業小説のヒットメーカーでもある池井戸潤さんの売れ筋小説ベスト5を紹介するラコ。

1位
政治の世界に踏み込んだ1冊!
民王 (文春文庫)
民王 (文春文庫)
  • 著者名:池井戸潤
  • 発売元 : 文藝春秋
  • 価格:670円

ある日突然、首相・武藤泰山と、武藤の大学生のドラ息子・翔の中身が入れ替わってしまう。原因もわからないまま、やむなく泰山の変わり身となって国会に出ることになった翔。遊んでばかりの日常を送ってきた翔には、国会でおこなわれる討論や質疑応答など、到底理解できない。幼稚な発言を繰り返す上、首相だというのに文書に書かれた漢字すら読めず誤読を繰り返すという状況に…。首相と息子の入れ替わりなど夢にも思わない世間では、一国の代表とは言いがたい言動に対する厳しい批判が渦巻く。またそれと時を同じくして、泰山のまわりでは、閣僚の酔っ払い発言やスキャンダル、献金問題などが相次ぐ。国を背負うはずの大人たちに、一体何が起こったのか…。

2位
ドラマ『半沢直樹』1~5話の原作本!
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
  • 著者名:池井戸潤
  • 発売元 : 文藝春秋
  • 価格:713円

ドラマ『半沢直樹』原作本。大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。給料は下がり、ポストも減り四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな世代へエールを送る痛快エンターテインメント小説。

3位
戦慄のストーカー、怯える家族、職場の敵…
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
  • 著者名:池井戸潤
  • 発売元 : 小学館
  • 価格:751円

真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。

4位
ドラマ『半沢直樹』6~10話の原作本!
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
  • 著者名:池井戸潤
  • 発売元 : 文藝春秋
  • 価格:713円

『オレたちバブル入行組』の続編。「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。

5位
大手電機メーカーの下請け中小企業が舞台
七つの会議
七つの会議
  • 著者名:池井戸潤
  • 発売元 : 日本経済新聞出版社
  • 価格:1,620円

NHKの同名ドラマの原作本。トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか? パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年2番手に甘んじてきた男、原島だった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。

ドラマ原作本が3冊ランクインしたラコ。ここで、6位以降を紹介するラコ。
6位『シャイロックの子供たち
7位『不祥事
8位『空飛ぶタイヤ(上)
9位『空飛ぶタイヤ(下)
10位『ロスジェネの逆襲
※ランキングは2013年1月1日~2013年7月19日 日販 WIN+調べ

他にもこんなテーマのランキングが知りたい!というのがあったら @bookrako までよろしくラコ!