小顔、リフトアップだけじゃなく冷え性にも効果大!? 大人気の「かっさ」とは?

美容

更新日:2014/11/18

 最近、小顔・リフトアップ・しわ伸ばし・たるみシェイプなどに効果があると女性の間で大人気の「かっさ」。そこで、先日『人生が変わる1分間の深イイ話』(日テレ系)でも紹介されていたレイ先生こと田中玲子の『天然石かっさプレートつき 黒かっさ美点マッサージ 毎日3分! でリフトアップ』(主婦の友社)から、その使用法と効果を見てみよう。

●かっさとは?
 2500年前から中国で民間療法として行われていたもので「専用の板を使って皮膚や経絡、反射区をこすって刺激を与えることで、滞った血液の流れをよくするもの」なんだそう。特に、本書に付いてくる黒かっさは「べん石」という天然石を用いて作られており、肌にあてることで遠赤外線効果が得られるので血液やリンパの流れを促す力もあるという。しかも、この黒かっさはレイ先生のゴットフィンガーを再現した「3点」と「もみほぐし」と呼ばれる角、先が2つに分かれている「はさみ」に滞りを流すための「流しカーブ」という部分が1つになったもの。そんなかっさとレイ先生が考案した現代版のツボ“美点”を融合させることで、アンチエイジングできてしまうのだ。

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●黒かっさを使ってみよう
 まず、黒かっさのカーブしている面をオイルやクリームを塗った首筋にあて、首の中心に向かって圧をかけるように1ヵ所4秒を目安に押していく。特に、ツヤがなく、どんよりとくすんでしまった肌には、この首美点を集中的にマッサージするのが解消への近道なのだそう。老廃物の排水管の役割を担っている首美点を開通させれば、透明感のある肌に変わる。そして、耳の下のくぼみにはさみの先端部分を押しあて、じわーっとゆっくり押し込むのも美肌に効果的。ここを押すと唾液腺も刺激できるので、若返りにも効果を発揮するんだとか。

●さらなる効果とは?
 また、リフトアップやハリに効果があるのが、フェイスラインのはさみ上げとほお骨下美点。カーブ部分を前にしてはさみの部分であごをはさみ、フェイスラインを引き上げるように耳下まで流していく。このときに、ただすべらせるのではなく押し流していくのがポイント。そして、ほお骨の下の中央に3点の真ん中を斜め下からあて、つむじ方向に向かって強めに押し込む。ほうれい線が気になる人は、カーブをほうれい線の外側3mmくらいのところにあて、ゆっくり目尻まで引き上げる。眉間や眉上、こめかみからはえぎわに向かって流していくと、顔全体のシワをのばすことができるので、ハリもアップする。

 しかし、かっさや美点が効果を発揮するのは、なにもアンチエイジングだけじゃない。これからの季節、女性を悩ませる冷え性にも効果があるのだ。はさみの先端で、腰まわりを強めにプッシュし、その後3点でひざ裏美点から尻下美点までを入念に押していく。さらに、足裏全体をはさみで刺激し、黒かっさを寝かせるようにして3点で下腹部をゆっくり流す。これだけで、冷え性と足のむくみも解消できてしまうのだ。

 これをマスターすれば、見た目だけでなく、身体の中から若返り美人になれるかもしれない。

文=小里樹