家事アドバイザーが選ぶ大掃除前に読みたい本ベスト5

なんでもランキング

公開日:2013/12/11

気がつけば年末はもう目の前、これから楽しいクリスマスもあるけれど、やらなきゃいけない大掃除! でも正直どこからどうやって手をつけていいか分からないし、今までちゃんと終えた事がない…。そんなあなたのために今回は 『「ゆる家事」のすすめ いつもの家事がどんどんラクになる!』『フニワラさんの無理なく続けるハウスキーピング術』などの著作を持つ、家事アドバイザー藤原千秋さんに大掃除前に読みたい本をランキング形式で紹介してもらったラコ!

1位
モチベーションを高めよう
古堅式! 片付け&掃除ハンドブック
古堅式! 片付け&掃除ハンドブック
  • 著者名:古堅純子
  • 発売元 : 宝島社
  • 価格:1,080円

“掃除”と“片付け”は似て非なるものでありながら、その実行にあたっては殆ど不可分と言えます。「大掃除」に際しても、それ以前に(或いは、同時に)“大片付け”はやはり必須なのです。本書では、『古堅式』片付けの効果が、まず多用された写真素材により具体的にイメージされ、その結果、大掃除妄想が高まること請け合い。その妄想の勢いで、フィニッシュまで突っ走りましょう。

2位
イラストで家事のいろはを学ぼう
クウネルの本 ハウスキーピングブック
クウネルの本 ハウスキーピングブック
  • 著者名:クウネルおうち仕事課
  • 発売元 : マガジンハウス
  • 価格:1,404円

『ku:nel』誌の人気連載。繊細だけどくっきりしたタッチのイラストが特徴的で、“おうち仕事”のいろはから学べます。ぜんたい特段大掃除に特化した内容であるわけではないのですが、“大掃除”と言われて「換気扇掃除?」なタイプの家事初心者の方には、特におすすめ。教科書的な一冊でありながら、クウネル効果で生活臭が無いのもGood。ぜひカバーをかけずにお読みください。

3位
しっかり「家事」に向き合える1冊
NHK「あさイチ」スーパー主婦の直伝スゴ技!
NHK「あさイチ」スーパー主婦の直伝スゴ技!
  • 著者名:伊豫部紀子
  • 発売元 : 新潮社
  • 価格:1,188円

時間の足りない暮れに、わざわざ“大掃除”を決行するにはそれなりの覚悟が要ります。というか年末年始、主婦の仕事は掃除だけにとどまりません。本書、かの『あさイチ』クオリティで網羅されている家事全般の「スゴ技!」のうち掃除分野はごく一部に過ぎないのですが、それだけに総合的な生活(家事)の中に位置づけられている「掃除」というものの意義を、冷静に再認識できることでしょう。

4位
化学を学んで掃除を制する
アルカリと酸で洗う本―洗濯と掃除、そしてキッチン
アルカリと酸で洗う本―洗濯と掃除、そしてキッチン
  • 著者名:生活と科学社
  • 発売元 : せせらぎ出版
  • 価格:1,234円

「お掃除には重曹が良いわよ!」といった耳学問で、無手勝流に実行してみたものの「思ったより落ちないじゃん!」と幻滅したというような話は枚挙にいとまがありません。市販の洗剤と違って“アルカリ”と“酸”を使いこなす掃除法には、実は化学の知識が不可欠です。そのさわりを砕きつつも正確に押さえてあるという意味で、初心者にも上級者にも西村しのぶファンにも必携の一冊。

5位
全てのお掃除マニアに捧げる
部屋とこころのシンプルな掃除
部屋とこころのシンプルな掃除
  • 著者名:ドミニック・ローホー
  • 発売元 : 幻冬舎
  • 価格:1,028円

イラストも写真も無いので、よくあるお掃除ハウツー本だと思って読み始めるとおそらくガッカリします。どちらかというと、既に何がしかのお掃除経験の蓄積の後に、己の方法論を打破したい、新たなお掃除ステージに立ちたい、と願う上級者(或いはマニア)向けの思想的・哲学的“お掃除本”。高まります。

「“大掃除”を年末にやりたがるのは、世界広しといえども日本人ぐらいなのだそうです。合理性だけ追求するならもっと気温が暖かくて水も温いGWごろがベストなのに、なぜ暮れに? という理由の多くはスピリチュアル的なものだったり、気持ちの上でのけじめだったり。なので、あまり「ぜったい今やらなきゃ!」と思い詰めないのも大事。お気に入りの、気分の上がる『お掃除本』を片手に、まずは気分だけでも高めてみてはいかがでしょうか?」

千秋さん、ありがとうございますラコ! 本をしっかり読んで焦らず挑むのも大切ラコね!
ほかにもこんな作品が知りたい!というのがあったら @bookrako までよろしくラコ!