“オナホ界のジョブズ”!? 女子高生社長が開発する夢のオナホとは?

マンガ

公開日:2013/12/24

 男性なら、1度くらいはオナホールに興味を持ったことがあるはず。その種類は実に多種多様で、なかには身近にあるもので自作する人もいるよう。やはり、自分に合った最高のオナホを探すためには、それくらいの努力は惜しまないのかもしれない。でも、男性がオナホに探求心を燃やすのはわかるのだが、11月29日に発売された『SE』(此ノ木よしる/白泉社)では、なんと女子高生の高島百香がオナホ開発をするというのだ。天才プログラマーでもある彼女が開発する夢のオナホとは、いったいどんなものなのだろう?

 システムエンジニア(SE)で社長も務める百香は、オナホ界のジョブズと言われるほど画期的なオナホを開発している。なんでSEなのにオナホを開発するのか? と思った人も多いかもしれないが、彼女の開発するオナホは、IT技術を取り入れた未来のオナホ。「スマートホール」略して“スマホ”と呼ばれるこのオナホは、なんと使えば使うほど賢くなっていくというのだ。「ユーザーの体温変化や絶頂のタイミングなどを毎回記憶」していき、32×32のパターンを駆使して「最高に気持ちいい状態に導いて」くれる。まさに、世界に1つしかない自分だけのオナホなのだ。

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 そして、「終わったあとの冷めた精神状態で中を洗わなきゃいけないあの感じ」を味わわなくていいように、自動洗浄機能もついている。これは、男性社員の強い希望で取り入れられたものだが、そのためのプログラムも自らコードを書いて構築していく。実際、男性がオナホ使用の際に困るのが後処理らしく、きちんと洗って保管しないとカビが生えたり、使えなくなってしまうこともあるよう。それを自動でやってくれるなら、多少高くても買うという人はたくさんいるはず。

 そのうえ、実際に男性社員に使ってもらって使い心地を聞くのだが、そこからさらにアイディアを得て、部屋にあっても恥ずかしくないように、デザイン照明みたいな作りにできないか試してみることになる。スマホは自動洗浄や充電装置も付いているのでその分大きく、隠し場所にも困るのだが、これなら、堂々と部屋におけるし、家族に見つかっても恥ずかしくない。機能性だけでなく、デザインにもこだわった、まさに究極のオナホなのだ。

 男性にとってこれ以上ないほど完璧なオナホ。作中では「未来のオナホ」と呼ばれていたが、日本の技術を駆使すれば、案外近い将来で実現できるのかもしれない。それともやはり“女子高生が開発”というのが重要なのだろうか。

文=小里樹