初小説会見で大泉洋が暴露! 戸次は小学校高学年まで祖母のおっぱいを吸っていた!?

芸能

更新日:2015/4/7

戸次重幸

 演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー戸次重幸による書き下ろし小説と、現在公演が行われている一人舞台「ONE」とのコラボ書籍『ONE』が発売され、2014年1月31日(金)に東京・リブロ池袋本店で、サイン本お渡し会が開催された。

 単行本『ONE』には、過去「ダ・ヴィンチ電子ナビ(現:ダ・ヴィンチニュース)」で連載した6つの書き下ろし小説と、舞台の戯曲、そして1万5千字にも及ぶロングインタビューを一挙収録。戸次本人が「これはドキュメンタリー」と語るほど、劇団事情のリアルさを織り交ぜた一編のほか、他人のSNS会話を盗み見る男、召喚された悪魔が人間の愛を知る物語など、多彩な一冊になっている。

 同書とリンクする内容の一人舞台「ONE」は、前売券が発売日に即日完売。また東京・北海道・大阪で行われる単行本『ONE』のサイン本お渡し会も、平日の昼間開催でありながら300枚(東京)用意された整理券の配布は瞬く間に終了した。

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 サイン本お渡し会の直前に行われた会見では、「舞台の脚本は書いているが、小説を書くのは初めて。脚本と違って心理描写をどこまで踏み込んで描くのかというところが難しかった」と制作の苦労を語った。執筆に行き詰ったときはお酒を飲みながら構想を練るそうで、「そうやってお酒を飲むと、たいてい良い方向に進む」とコメント。好きな小説家はいるのかという記者からの質問には、「読書は子供の頃から好きだった」と語り、次々と作家名を挙げるなど、読書家な一面も見せた。

 会見の中盤、同じ「TEAM NACS」の大泉洋からサプライズコメントが発表された。大泉はならではのボケまくりのコメントで、タイトルも『ワンワン』『ニャン』『お椀』などと紹介し、(戸次は)大学時代にガソリンスタンドで「レギュラー100円分!」と頼んだ、アルバイト代を飲み屋に着くまでに全額落としたなど、本とは関係ない話が次々と出てきた。極めつけは「小学校高学年までおばあちゃんのおっぱいを吸っていた」という過去が暴露され、「ふざけんなよ!あいつバカかよ!」と赤面する場面も。さらに最後には大泉自身の単行本『大泉エッセイ』の宣伝で締めくくるというコメント内容に、戸次は「まったく余計な事を!でもありがとう」とあきれながらも喜びを見せた。そして「この本は、『大泉エッセイ』の続編ということにしましょう。続編ということなら同じくらい売れるかも」と負けずに宣伝した。

 作品のアイデアについては「小説は全て想像で書くというわけにはいけない。少なからず自分の体験が入っている」とコメント。同書は俳優・戸次重幸をより深く知ることができる一冊と言えるかもしれない。同書とリンクする一人舞台「ONE」は東京公演が終了し、2月からは地方での公演が始まる。

⇒一人舞台「ONE」詳細ページサイト(TEAM NACS)
■『ONE』 戸次重幸 KADOKAWA メディアファクトリー 1400円(税込)