松潤に演じて欲しい! セクシーすぎるBLのショコラティエたち

BL

更新日:2016/1/13

 嵐の松本潤がセクシーと話題になっている月9ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)。松潤演じる主人公の爽太は、日本で「チョコレート王子」と呼ばれるほどの腕前と見た目を持ったショコラティエだ。そんな彼は、失恋して11年経っても憧れの先輩を一途に思い続ける妄想ヘタレな男なのだが、第2話では悪い男になるため、水原希子演じる片思い仲間のモデル・えれなとお風呂に入ったり、一夜を共にする。その濡れ場やサービスショットに、キュンときた人も多いのではないだろうか。

 今回はセクシーな松潤に歓喜している人のために、『妄愛ショコラホリック』(川琴ゆい華:著、北上れん:イラスト/白泉社)や『舌先の魔法』(火崎勇:著、湖水きよ:イラスト/海王社)、『俺のものになればいい』(千鳥ぺこ/KADOKAWA 角川書店)、『若頭とさびしがりのショコラティエ』(中込カスガ/新書館)、『ショコラティエの恋の味』(藍生有:著、笠井あゆみ:イラスト/大誠社)といったBL作品から、ぜひ松潤に演じてほしいセクシーなショコラティエを紹介してみよう。

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 まず、『失恋ショコラティエ』の爽太と同じように、ちょっと重すぎる片思いをしているのは『妄愛ショコラホリック』の主人公で、世界一のショコラティエとなった高晴。彼は、カフェを営む頼朋に10年以上も片想いし続けていた。そんな高晴は、「……じゃあ、僕の目の前で食べてください。今、食べてください」「見ていたい」と言って頼朋に自分で作ったチョコを差し出し、床に膝をついた奴隷のようなポーズで切なげに見上げてくる。そして、頼朋がチョコを食べる姿をじっと見つめ、食べ終わると「舐めていいですか」と唇のチョコを舐めて口内のチョコも舐めつくす勢いでキスをするのだ。

 また、『舌先の魔法』の主人公で、常に仕事優先のショコラティエ・小笠原も、妄想の度合いでいったら爽太にも引けを取らない。もともと、「俺は自分のショコラを丁寧に味わってくれる人間が一番美人だと思うからな」などと言っていた小笠原。しかし、チョコ嫌いの編集者・玉木にチョコを食べさせるために奮闘するうち、確かな舌を持つ彼に惹かれ「甘いものが苦手だという彼の、形のいい唇を開いて、小さな一粒を押し込んでやりたい」と妄想するようになる。

 ショコラティエ見習いの後輩に片思いしていたのは、『俺のものになればいい』に登場する天才ショコラティエの葵。素直じゃないし、口うるさくてわかりづらい彼だが、休憩中、肘をついた手にあごをのせ、後輩のいる前で「本当…休みなんて無きゃいいのに」「休みの日は…お前に会えない」と物悲しい表情でさらっと口にしたりする。松潤なら、こんなさり気なさがとてもよく似合う。

 そして、『若頭とさびしがりのショコラティエ』に出てくるのは奈音というショコラティエなのだが、彼はチョコを食べると淫乱になってしまうのだ。普段はクールでかわいげのない奈音だが、チョコビールを飲んだだけでも急に素直になるし、キャバ嬢相手でも首に両腕を回して抱き寄せ、「じゃあHする?」と誘惑する。もし、松潤に至近距離でこんなことを言われたら、拒否できる人はいないはず。

 でも、エロさで言うなら『ショコラティエの恋の味』に出てくる若手ショコラティエの基也がダントツ。彼は、バーで出会った傷心の由輝に一目惚れし、ゆっくり時間をかけて口説いていく。身体の関係を持ったあとも、チョコを食べる由輝の髪や頬に触れながら、「思い出しちゃった?」と問いかけ、それに反応して由輝が照れると「そんな顔しないで」「食べちゃいたくなる」と囁く。ボンボン・ショコラを口移しで食べさせたりと、かなり甘々でエロティックなこの役は、30歳を迎えた松潤の、大人の色気を倍増させてくれること間違いなし。

 『失恋ショコラティエ』の原作では、同じショコラティエでゲイの六道とのキスシーンがある。もし、ドラマでも佐藤隆太演じる六道とのキスシーンが見られれば、松潤主演でBLドラマ化実現も夢じゃない!?

文=小里樹