年齢相応のオシャレを自分のモノに! トレンドをおさえた今年使えるファッション小ワザ5選

暮らし

公開日:2014/3/21

 春がぐっと近づき、ショップには色とりどりの洋服が並び、街行く人の表情も心なしか明るいような気がする。おしゃれをするのが楽しい季節がついに到来。その人柄をも表すファッションだからこそ、年齢相応の自分に似合った洋服を選びたいもの。

 そこで、自他ともに認める買い物好き、女性誌などで活躍中のイラストレーター・進藤やす子氏の新著『進藤やす子の溺愛ワードロープ』(産業編集センター)から、トレンドをおさえたファッション小ワザを紹介!

advertisement

 

進藤やす子の溺愛ワードロープ
▲(左)トレンチコート×デニムでカジュアルさをアップ(右)メガネでハズしてもかわいい

 

■春夏のトレンド・アロハ柄は「タイトなスカート」で挑戦
春に大活躍のデニムジャケットと相性抜群の「アロハ柄」。ショートパンツだとリゾート感が出すぎて抵抗があるという時にぴったりのアイテムが、タイトなひざ丈のスカート。「はくのも気後れせずに大人のカジュアルが楽しめ」てトップスの色も選ばない。ビビッドカラーのニットとあわせればより春らしい。スウェット素材のものであれば、子供っぽくならないようジャストサイズを選ぼう。足元はスニーカーで「よりヘルシーな雰囲気に」。

■甘いワンピースはトレンチコートと足元ではずす!
プリントによって雰囲気がガラリと変わるレオパ柄のワンピース。甘くもなり、コテコテにもなってしまいがち。花のようなレオパ柄はトレンチコートやタッセルシューズで甘さを緩和。さらにショートやまとめ髪でフェミニン度を抑えると、ガーリーワンピは着こなしやすい。

■「真価は数年後に判る」 定番モノは、ちょっと高くても買ってみる
似たような2つのアイテムを天秤にかけた時、つい安い方に手が出てしまいがち。ただ、きちんとお手入れすれば定番モノは、長く使えるし愛着もわいてきて、結局は経済的だったりもする。「他人にとっての定番が自分にとっての定番とはかぎらないもの」という著者は、フェミニンすぎず流行にも囚われないベーシックな定番アイテムを紹介してくれている。

■女性らしいタンクトップ選びは「前後の開き」が重要
「どんなアウターとも好相性で、持っていれば確実に重宝する」タンクトップ。ただ、選び方によっては、男性が着るような「いわゆるフツーのTHEタンクトップ」になりかねない。そこで、注意して選びたいのは、前後のカッティング。開きが大きい方が、断然女度がアップするとのこと。著者のオススメは、「Theoryのタンクトップ(BRAM)」。

■スポーツウェアを普段使い!
スポーツに縁がないという人でもチェックしたいのが、普段使いできるアイテムが豊富な最近のスポーツ&アウトドアブランド。本書では「ちょっと女らしいカジュアルコーデ」を提案。「バレエシューズより“抜け感”がほしいときの“スリッポン(VANS)”や、日焼け防止にもなりシワが目立たない“バギーズジャケット(Patagonia)”、あわせる小物で遊べる“サマーホリデードレス(ROXY)”、ネオンカラーやスタッズを取り入れた“ランニングTシャツ(Tialeeray)”を紹介。何より機能性に優れ丈夫なこれらのアイテムは、気兼ねなく使えるのがいい。

 参考にしたいオールシーズンの着こなし術が満載の1冊。買って失敗した! がなくなるファッションバイブルでもあり、女子に生まれて良かったと思わせてくれる本書。ぜひ手に取ってみて!

文=中川寛子