お花見に行こう! 持ち歩きに便利な桜のハンドブックを紹介!

暮らし

公開日:2014/3/26

 桜の季節。お花見に行きたいと思っている人、すでに予定を立てている人も多いこの時期。カフェやスーパー、コンビニ等には桜味の商品が多数ならび、春らしい淡いピンク色で売り場を染めている。

 一般的には“桜”といえばソメイヨシノだが、桜とひとことで言っても、日本には様々な種類の桜が存在する。しだれ桜や八重桜など、他にも見ておきたい桜が全国各地に多々ある。また、「どこの桜がいいの?」「毎年行ってるけど、たまには違う桜が見たい!」など、毎年恒例の行事だけにバリエーションが欲しいと思っている人も多いだろう。

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 そこで、あまり数がない桜専門のハンドブックをご紹介! 花より団子という人もいるかもしれないが、せっかく日本にいて美しい桜が見られるのだから、やはり少しくらい桜のことを知っておきたい。今回は、お花見にも持っていけるよう、持ち運べるお手軽サイズの本をチョイスした。

■持ち運びに超便利! みんなが知りたい桜を厳選したハンドブック
細かくジャンル分けされた、かゆいところに手が届く本を多数出版している文一総合出版。類書が少ない本も多く、この出版社を知っているといざという時にすごく頼れる。『サクラハンドブック』(大原隆明/文一総合出版)も、厳選された桜が分かりやすく紹介されており、薄くて軽いので持ち運びにも非常に便利。また、巻末には日本全国の桜の名所地図が載っており、お花見の時に役立つこと間違いなし。ぜひ1冊持っておきたい本。

■もっと知りたい人におすすめ! 本格派の桜図鑑
幅広い桜の仲間が約290種類も掲載されている、本格派の図鑑『日本の桜』(学研教育出版)。学研の「増補改訂版フィールドベスト図鑑」シリーズで、大きな写真に親切な解説のこの本。桜好きなら、眺めるだけでも楽しめる。目次は大きめのカラー写真付きで、桜の花の見た目から探すことも可能。値段は1800円と若干高めだが、それだけの情報が詰まっている価値ある1冊。

■一味違う! 面白知識満載の桜のハンドブック
普通の図鑑かと思いきや、他と少し違うのがこの『みんなのさくらブック さくらプロジェクトで春を満喫』(アスペクト)。民間では世界最大の気象情報会社「ウェザーニューズ」が行なっている参加型企画のひとつである、“桜プロジェクト”。その参加者によって撮影された様々な桜が紹介されている。まるでブログを読んでいるような読みやすさ。サクラの種類や説明だけでなく、「これは桜ですか?」、「桜の選び方」など様々な視点から書かれていて非常に面白い。

 図鑑は相性が大事。目星をつけたら、まずは書店に行って、実際に手にとって見てみよう! そしてお花見に行こう! 場所で決めるもよし、桜の種類で決めるもよし。ハンドブックでお気に入りの桜を見つけて、より楽しいお花見を満喫しよう!

文=月乃雫