SKE48 松井玲奈 映画「gift」先行上映イベントで“皆さんも一緒に旅をしてるような気持ちで一喜一憂していただけたら”と主演作をPR

左から水野勝・松井玲奈・宮岡太郎監督

　5月13日、SKE48の松井玲奈さんと俳優の遠藤憲一さんがW主演した映画「gift」の先行上映イベントが、中川コロナシネマワールドで行われ、松井玲奈さんと水野勝さん、そして宮岡太郎監督が舞台挨拶に登壇した。

　本作は、孤独な生活を送る大企業の会長（遠藤憲一）と、キャバ嬢（松井玲奈）がひょんなことから一緒に東京を目指す旅に出るロードムービー。

　舞台挨拶の前には、平日にも関わらず会場に駆けつけた大勢のファンに、松井玲奈さんが直接前売り券の特典のポストカードを手渡しするなど大盛況。

　松井玲奈さんは「私の夢でもあったスクリーンデビューができることが、今、本当に嬉しく思っています。そのデビュー作がこの“gift”という素敵な作品であることが本当に嬉しく思っているので、1人でも多くの方にこの作品を愛していただければいいなと思っております。」と挨拶。

　宮岡太郎監督は「この映画は2月、冬の一番寒い時にクランクインしました。とにかく2回の大雪があって、他にも過密スケジュールだったり、困難がいっぱいあったんですけど、俳優の方々の協力とスタッフの皆さんのチームワークで何とか完成できたので感謝を申し上げたいと思います。松井さんに出ていただいて本当に強く思ったのは、やっぱりすごい芯が強いと言うか、演技のこういうキャラクターだというのがちゃんとしてて、遠藤さんみたいな大物が来てもそれをぶつけていく力があるなということにすごい魅力を感じました。すごく過密スケジュールだったと思うんですけど、（撮影の時は）セリフを絶対に覚えて来て、ほとんどセリフによるNGというのは無かったんじゃないかなというくらいちゃんとやってくださったのですごい感謝したいと思います。」と挨拶した。

　また、本作を観た感想として松井玲奈さんは「スクリーンに映ってる私は、自分自身が見ても心配になるような表情で、ずっと旅をしているので、新たな一面がしっかりと出すことができたんじゃないかなと思っているので、自分の違う一面も受け入れてもらえるようになったらいいなと思いました。可愛いのを求めて観に来てる人には“ちょっとごめんなさい”な感じかもしれないです。」とコメント。

　撮影で難しかったことについて「職業がキャバクラ嬢ということで、その話を最初に聞いた時に、これは1回キャバクラに言って勉強しないといけないなと思ったんですけど、実際にお客さんに接客をするってところは無かったので、自分の中でどういう風に振舞うのが自分の心の闇っていうのを表に出していけるのかなという所を作っていくのが一番大変だったのかなと思います。」と語る。

（C）2014 M cinema

　また、髪の毛の色をこの映画の撮影のために茶髪にしたことについて「ファンの方から“グレたの？”と言われて、でも、ちゃんと映画の撮影があってというお話をしたらすごく喜んでいただけたので、温かいなと思ったんですけど、染めてみてまた新しい自分だなとも思ったので、でも、今は黒に染め直したので、茶色の私はスクリーンの中にしかいないというちょっとしたプレミア感もあるのかなと勝手に思っております。」とコメント。

　そして、遠藤憲一さんと共演したことについて「遠藤さんはすごく刑事役とか硬い役のイメージが多くて、今回も理屈っぽい男性の役だったので、実際にどんな方なんだろうという風に思ったんですけど、お会いした時からすごく気さくな方で、優しくて、撮影の間もずっとおしゃべりをしてくださる方でしたね。」と明かしていた。

　遠藤憲一さんから学んだことについて質問されると「遠藤さんが一番私に教えてくださったことで“嘘をつかないこと”という風に教えてくださって、芝居の中で言うセリフに対して、自分が納得が行かなかったり、どうしてこういう風に思うんだろうと感じたことは、ちゃんと自分の中で消化をして言葉にしないとそれは嘘になってしまう。それが観てる人にも伝わるから、必ず嘘の無いようにお芝居をした方が良いと教えていただいて、その言葉を聴いてから遠藤さんのお芝居を見るとストレートに自分の気持ちとして言葉を発してるなと感じたので、すごくそういうところを見習いたいなというのと、尊敬しました。」と、女優として遠藤憲一さんとの共演して成長した様子。

　最後に松井玲奈さんは「今回の映画はロードムービーということで、私と遠藤さん扮する2人が旅をしていく、その中でタイトルにある“gift”というのがどういうものなのか明らかになっていくんですけど、皆さんも一緒に旅をしてるような気持ちで2人に起きるできごとに一喜一憂していただけたら嬉しいなと思います。」とアピールしていた。

　映画「gift」は6月14日（土）よりコロナシネマワールド系ほかにて公開！

（C）2014 M cinema

文＝Girls News

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