餃子大好き声優“餃子姫・橘田いずみ”がオススメする餃子はこれだ!

食・料理

公開日:2014/6/7

 みなさんは、“餃子姫”と呼ばれるほど餃子を愛している声優がいることをご存知だろうか。それが、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』のヒロイン・黒木智子や『探偵オペラ ミルキィホームズ』でお姉さん的存在のコーデリア・グラウカ役としても活躍していた橘田いずみだ。推定3万個以上は餃子を食べてきたという彼女は、幼い頃からお米の代わりに餃子を食べていたという。餃子評論家としてテレビ出演したり、ナムコナンジャタウン・池袋餃子スタジアムの1日町長や宇都宮餃子PR特命アンバサダーにも任命されており、まさに自他ともに認める餃子好きとして有名なのだ。そんな彼女が、5月26日、ついに念願の餃子本『橘田いずみのザ・餃子
』(KADOKAWA 角川書店)を出版した。これほどまでに餃子を愛する彼女がオススメする餃子とは、一体どんなものなのだろう。

 まず、橘田が「通いつめて弟子入りした」というのが、餃子の街・宇都宮にある「天馬」。あんには干しえびやりんごの果肉、皮に牛乳やワインを入れてみたりと、とにかく研究熱心で、口のなかにふわ~っと広がる甘みは「まるで餃子界のスイーツ」とのこと。そして、宇都宮に行っても、いろんな餃子がありすぎてどこに行けばいいかわからないという初心者には、「来らっせ」がオススメだという。ここには、宇都宮の名店餃子が大集合しており、「1皿でいろんなお店の餃子を食べ比べできる盛り合わせ」もあるので、いろいろ試して自分好みの味を発見することができるのだ。店ごとの特製ラー油も堪能できる常設店舗ゾーンと、34の加盟店が曜日ごとに登場する日替わりゾーンに分かれており、毎日でも楽しめるラインナップになっている。

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 また、女子ならではの視点で楽しめるのは、西巣鴨の「華興」だという。「ジューシーなのにあと味もさっぱり」なので、肉派も野菜派も満足できるし、1個ずつ注文できるものや4個入りなどもあるので、少しずついろんな種類を食べたいという欲張りな女子にオススメだ。さらに、ここでは運がいいと軟骨入りのひよこ餃子やこぶた餃子といった、見た目もかわいらしい餃子と出会えるという。「女子餃子パーティープラン」といった企画もあるので、ひとりでも、大勢でも楽しめるのも魅力のようだ。

 そして、餃子は大好きだけど、焼く、蒸す、茹でるだけでは飽きてしまうという人は、大阪東梅田にある「餃子専門店味奉行」に行ってみるといいかもしれない。この店には、焼き餃子をスープに入れたものや煮込んだ餃子のあんに山いもをかけた「山いも餃子なごり雪」、餃子のあんを使ったハンバーグなど、バラエティに富んだメニューがたくさんある。そのうえ、「108御膳」というコースまであるというから、きっと新たな餃子の楽しみ方を発見できるだろう。

 ほかにも、餃子姫が自宅で作るというしそとしょうが、れんこんたっぷりの特製餃子のレシピやおいしいお店の見つけ方なども紹介されているので、自分好みの餃子が見つかるかもしれない。

文=小里樹