母校の野球部に『ダイヤのA』オリジナルポスターを贈ろう

マンガ

公開日:2014/8/8

ダイヤのA
(C)寺嶋裕二/講談社

 
 全国47都道府県の代表が決まり8月9日(土)に開幕する2014年夏の高校野球。普段は野球に興味がなくても、自分の出身地の代表はどこなのか気になるし、それが自分の母校ではなくてもやはり地元の高校を応援してしまう。ましてや、母校が強豪校だったり甲子園出場経験のある高校だったりすると、予選からそわそわと落ち着かない人も多いのではないだろうか。

 最初は出身地の高校を応援しながら見ている高校野球も試合が進むにつれ、その熱戦自体に心が動かされていくのは毎年のお決まり。1回戦で地元の高校が敗れたとしても、話題の強豪校が姿を消したとしても、結局決勝戦ではくやしいけれど胸が熱くなるし涙腺は崩壊する。

 そんな熱い高校野球を描いて話題になっているのが『ダイヤのA』。累計発行部数2000万部、単行本の刊行は42巻を数え、テレビアニメも放送中の人気高校野球漫画だ。舞台は西東京の名門青道高校。弱小校ではなく名門高校の中で主人公の成長が描かれていくという、従来の野球マンガではあまり見られないユニークな設定で、チームメイトも名門らしく各地から集まってきた有力選手ばかりという環境の中、主人公の沢村はエースを目指す。

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 最新42巻では秋季東京都大会の決勝戦が描かれる。名門校とダークホースとの組み合わせだが、初回から息詰まる展開が繰り広げられる。スタメンに秘められた監督の思惑。一球一球の配球はバッテリーからバッターにしかけられる心理戦だ。

 作者の寺嶋裕二氏自身も小中高と野球経験があり、描かれるプレーはもちろん、交わされるセリフはとてもリアル。状況を分析し、仲間を気遣い、「よっしゃ」と気合を入れる。そこから生まれる緊迫感や躍動感に引き込まれ、気が付くと試合から目が離せなくなっている。

 実際の高校球児たちもこんな思いで戦っているのかと思うと、高校野球開幕前からすでに目頭が熱くなる。

 やはり、高校野球が野球ファンのみならず多くの人の心を動かす理由は“つながり”が見えるからなのではないだろうか。地元とのつながりや、高校時代の自分と重ね合わせることでのつながり。試合に出たことや出られなかったこと、応援に行ったこと行かなかったこと、なんなら興味すらもなかったことも思い出し、見る人を高校時代に連れ戻す。

 そんな“つながり”を形にして、母校の球児たちに届けることができるキャンペーンが開催中だ。キャンペーンサイトで、応援メッセージを投稿すると、投稿されたメッセージを全国の4000校を超える高校ごとにポスターに印刷し、球児のもとに届けるというもの。ポスターの種類はいくつか用意されており、どのポスターが届くのかはお楽しみだが、それぞれの高校を応援するメッセ―ジが入った世界に1枚だけのポスターとなっている。

  • ダイヤのA
    (C)寺嶋裕二/講談社

 講談社『週刊少年マガジン』編集部の詫摩尚樹氏は今回のキャンペーンについて「何年も前の卒業生が現役の部活生を応援できる仕組みを作ることで、つながりが生む強さや素晴らしさを少しでも感じてもらいたい。それは『ダイヤのA』の中でずっと描かれてきた大切なメッセージのひとつです。」とコメントしている。

 キャンペーン期間中は『ダイヤのA』の電子版コミックを4巻まで無料で読むことができ、投稿すると7巻まで読むことができる。これを機会にぜひ『ダイヤのA』を読んで、青春時代を思いかえし、母校の球児たちに熱い想いを伝えてみてはいかがだろうか。

【キャンペーン概要】
名称:ダイヤのA「母校のエースに届け!キャンペーン」
キャンペーン期間:2014年8月1日(金)~8月31日(日)
※各高校へのポスターの発送は10月を予定。
キャンペーンサイトURL https://diaace2014.jp/ ※スマートフォン専用
ウェブで検索 [ダイヤのA 母校]
応募方法
1 キャンペーンサイトへアクセスし、母校を選択。
2 応援メッセージを投稿。
3 Twitterで共有。
4 『ダイヤのA』7巻まで試し読みできる。
5 母校へ応援メッセージの入ったポスターが届く。
※ 母校に野球部がなかった方は、がんばる全ての球児にメッセージを送ることができます。

文=村上トモキ

⇒ダイヤのA「母校のエースに届け!キャンペーン」公式サイト※スマートフォン専用