「キスマーク」を消したければ○○を使え!【知って得する裏知識】

暮らし

公開日:2014/8/20

 世の中には、知らないだけで使える裏知識がまだまだたくさんある。なかには、一歩使い方を間違えると犯罪すれすれのものも。そんな裏知識をまとめた『悪用禁止の裏知識』(日本博識研究所/宝島社)から、面白そうなものを紹介してみよう。

 夏休みも後半に差し掛かったが、これから飛行機で旅行したり、帰省するという人もいるだろう。でも、飛行機に乗るたびに思うのが、荷物のこと。みなさんも空港で荷物を預けたとき、飛行機を降りた後になかなか自分の荷物が出てこなくてイライラした経験はないだろうか。重さや預けた順番で積む場所が決まってしまうので、こればかりは運だと諦め、預けなくても済むように荷物を減らしたり、苦労していたかもしれない。でも、実は早く受け取る裏技があったのだ。飛行機の乗り継ぎや仕事で急いでいる場合などは、荷物を預ける際にひとこと告げればよい。そうすれば、「DOOR SIDE」という「荷物を一番入口側に置く」という意味のシールが貼られる。ファーストクラスやビジネスクラスなど、上等級の乗客に対するサービスだそうだが、一般客でも使えるので、本当に急いでいるときにはぜひ使いたい裏技だ。

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 また、ひと夏の恋という言葉もあるように、この夏浮かれてキスマークをつけたり、つけられたりしてしまうこともあるかもしれない。“愛の証”のようなキスマークも、夜の間は盛り上がっていいかもしれないが、朝になってみるとやっかいな存在に変わっていたりする。つけられたことに気づかないまま学校や会社に行こうものなら、注目の的になりかねない。でも、そんなキスマークを消す方法があるのだ。その方法は、「温めたタオルをキスマーク部分にあてる」というもの。キスマークができるのは、内出血を起こしているからで、温めることで血流をよくすれば、赤みが消えるそうだ。また、ビタミンには血液が固まるのを防ぐ効果もあるので、温めたタオルと併せてレモン汁を塗ると、より効果的だという。

 ここまでは、ちょっと使える裏知識といった感じだったが、お次はタイトル通り“悪用禁止”の裏技。実は、DIYで誰でも簡単に合鍵を作ることができるのだ。そのためには、ガリウムという金属が必要なんだとか。このガリウム、融点が29.8度と低いので、お湯に戻すだけでも溶けてしまう。だから、あらかじめロウなどで作りたい鍵の型を取っておき、そこに溶かしたガリウムを流し込むだけであっという間に合鍵が作れるというわけ。しかし、真夏だとそれだけでも変形してしまいそうだし、調べてみたところ、ガリウム自体の値段もそこそこお高いので、結果的にお店で作ってもらったほうが安くすみそうだ。どうしても手作りしてみたいという人にはオススメだが、くれぐれも悪用だけはしないようにしてほしい。

 さまざまな裏知識を蓄え、賢く利用していけば、人生を豊かにすることだってできるかもしれない。

文=小里樹