池澤春菜が東京創元社を訪問! eBookJapanで東京創元社フェア開催中

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/21

  • 東京創元社
    (C)東京創元社/加藤木麻莉

 

eBookJapanでは、東京創元社の創立60周年を記念して、「愛されすぎる東京創元社フェア」を開催している。

東京創元社はSF、ミステリー、ファンタジーといったジャンル小説の老舗として知られ、『江戸川乱歩全集』や『薔薇の名前』(ウンベルト・エーコ)など、国内外の名作を数多く出版してきた。同フェアでは、配信中の東京創元社作品全374作品を40%オフの特別価格で販売する。(2014年9月11日まで)

40%オフとなる作品の中には、2014年本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝いた『HHhH――プラハ、1942年』(著:ローラン・ビネ 訳:高橋啓)や、直木賞候補作となった『盤上の夜』(宮内悠介)をはじめ『皆勤の徒』(酉島伝法)『ハリー・クバート事件』(著:ジョエル・ディケール 訳:橘明美)など、今注目の作品から、『孤島の鬼』など江戸川乱歩の諸作や『ラヴクラフト全集』(著:H・P・ラヴクラフト 訳:宇野利泰、大瀧啓裕、大西尹明)などの名作がラインナップされている。

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同フェアでは割引販売のほかにも、複数の企画が公開される。

「漫画家がイラストで描く東京創元社の名作」では、藤田和日郎、川原泉をはじめとする東京創元社作品を愛する漫画家によるコラボレーションイラストを掲載。独自の解釈で小説の世界を表現している。小説のファンはもちろん、マンガ家のファンも作家のルーツに触れることができる必見の企画となっている。さらに、キャンペーン期間中はコラボイラストを描いたマンガ家の作品に対してもポイント増量が行われる。(2014年9月11日まで)

そして読書家・SF好きとして知られる声優・池澤春菜による「東京創元社潜入動画」「対談3本勝負」なども実施される。「東京創元社潜入動画」では、池澤さんが東京創元社の社内を巡りながら、現社長・長谷川晋一さんをはじめとした編集者のコメントを集め、社内に眠るお宝を探すというもの。本好きの池澤さんですら思わず絶句する編集部の本の山は必見。そのほかにも編集者へのインタビューなど盛りだくさんの内容になっている。

「対談3本勝負」では、SF、ミステリー、ファンタジーの3ジャンルについて、各ジャンルのスペシャリスト(大森望さん、杉江松恋さん、三村美衣さん)と対談し、初心者向けの作品からリテラシーの高い読書好き向け作品まで幅広く紹介する。現在、SF編が公開中。9月5日(金)にミステリー編が、9月12日(金)にファンタジー編が公開になる。

さらにプレゼント企画なども開催されているので、SF、ミステリー、ファンタジー好きという方はぜひ「愛されすぎる東京創元社フェア」サイトを訪れてみてほしい。

●「漫画家がイラストで描く東京創元社の名作」執筆者
池田邦彦 『シャーロッキアン』『カレチ』
伊藤伸平 『まりかセヴン』『大正野球娘。』(原作:神楽坂淳)
大石まさる 『水惑星年代記』『おいでませり』
川原泉 『笑う大天使』『ブレーメンII』
COCO 『今日の早川さん』
施川ユウキ 『オンノジ』『バーナード嬢曰く。』
高橋葉介 『夢幻紳士シリーズ』『もののけ草紙』
竹本泉 『ねこめ~わく』『てけてけマイハート』
西川魯介 『まかない君』『野蛮の園』
日高トモキチ 『原色ひまつぶし図鑑』
藤田和日郎 『月光条例』『からくりサーカス』『うしおととら』
※五十音順

⇒「愛されすぎる東京創元社フェア」公式サイト(eBookJapan)