熟成肉、生肉、ホルモン…本気で旨い肉が食べられるお店を紹介in東京

食・料理

更新日:2014/9/3

 巷では、熟成肉や生肉が大ブーム。「デブのおすすめにハズレなし! 肉は白米の最高のオカズ」と断言するのは、月間200万PVを記録する人気グルメブログ「イエス! フォーリンデブ」の管理人・フォーリンデブ★はっしー氏。「炭水化物スペシャリスト」にして「オンザライス・プロフェッショナル」、お米ソムリエの資格を所有するはっしー氏は、常にDEBU目線で情報を発信し、本当におすすめできるお店しか載せないのが信条。8月22日には、そのグルメブログが待望の書籍化。いま東京で最もおいしい肉が味わえるお店を紹介した『東京 肉らしいほどうまい店』1242円(税込)(KADOKAWA メディアファクトリー)が発売となった。

 本書では、ザ・肉!の王道系から、デートでも使えるイタリアン、フレンチ系、パワーをつけるならホルモン系、肉どんぶり&定食系など、穴場情報を含め約80軒を紹介している。また、 “日本昔話盛り”の作り方やイイお店を見つけるコツ、シーンや予算など目的で選べる検索リストも完備。野菜を食べたら痩せてしまうから食べない、一晩で4軒ハシゴすることもあるという著者が紹介する店は、ハイカロリー、ボリューム◎の保証付き。彼の体型は、コメントにより説得力を与える。

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 8月26日(火)には、肉の味にシビアな男女をもうならせる麻布十番ワカヌイグリルダイニングにて『東京 肉らしいほどうまい店』の出版記念パーティーが行われた。その時の模様をレポートする前に、ワカヌイグリルダイニングについて少し触れておこう。

 ワカヌイグリルダイニングは、ニュージーランドの食肉会社が直営する、上質な牛肉や羊肉の熟成肉が食べられるステーキ店。ラムチョップの「お通し」にいきなり面食らうだろう。イチオシは、350g、500g、MAXサイズはなんと1kg! とグラム数で選べる「オーシャンビーフ 骨付きリブアイ」。柔らかな赤身の旨みが堪能できる。
 パーティーには、グルメブロガー、グルメ評論家、『テラスハウス』でブレイクした近藤あやさんなど多くの著名人が集まったので、参加者に感想を聞いてみることに。恋愛バラエティ『あいのり』に出演し一躍有名となったAmebaブロガーのさんは、お肉をほおばりつつ「もう、おいしいです~♥」とご満悦。Twitterフォロワー数20万人、読者モデルとして若い世代に絶大な人気を誇る田中里奈さんは「お肉も美味しかったですし、はっしーさんの人柄が出ていてすごくいい会でした。はっしーさんが選んだお店なだけあります」とコメントしてくれた。実際お肉の味はどうなの? と筆者も試食。かつて食べた経験のない弾力と食感。口の中で肉の旨みを贅沢に感じられ、それはそれは美味なのでした!クセもなく、ハーブが効いた「ジャスミンライス」とあわせて食べるのは女性におすすめ。

読モの田中里奈さん、Amebaブロガー桃さん

 また会場には、芸能界きってのグルメ通としても知られ、9月27日にグルメ本『芸能界のアテンド王が教える最強の店 77軒』(文藝春秋)を発売するアンジャッシュ渡部建さんの姿も。「これだけ肉好きのみなさんが集まって、うむをも言わせず、食いつく感じはなかなかないと思います。本当に美味しかったです」。世の肉好き女性へは「肉は太らないです。たくさん食べてください」と紳士コメントをもらった。

フォーリンデブ★はっしーさんとアンジャッシュ渡部建さん

 せっかくなので、当人であるはっしー氏に、女子にイチオシのお店を聞いてみると、秋葉原にある生肉のお店生粋という答えが返ってきた。いまや法規制により、牛肉を生で食べられるお店はわりと少ない。「生粋」は、6種類ものユッケを堪能できる名店。食感が活きた「ぶつ切ユッケ」、豆腐の白和えペーストをのせた「ホワイトユッケ」。味噌で深みを加えた「味噌ユッケ」、白米と相性抜群の「納豆ユッケ」、より肉しさがダイレクトに伝わる「平ユッケ」、バターを塗ってトーストしたパンと一緒に食べる「ユッケのブルスケッタ」と今にもグ~とお腹が鳴ってしまいそうなメニューだ。はじめて行くという人は、まずはユッケの3点盛り(1980円)をお試しあれ。あったらラッキーの特別メニュー「肉のテラ盛り3テラ(時価)」は、まさに肉のパフェ!

 旨い肉をたらふく食べたい! を叶えてくれる本書、今後もリストが追加されていくであろうブログとともにぜひ活用していただきたい。
 最後に、ハッシーさんの言葉で〆るとしよう。

「Nice to MEAT you.いい肉に出会ってください!」

取材・文=中川寛子