AV女優・紗倉まなが選ぶ! マンガ・惚れてはいけないオトコランキング
公開日:2014/12/7
安心・安全なオトコはつまらない、ちょっと危ない方がいい――
常套句ではあるが、周りを見回してみれば、キケンな匂いがしたり、ダメだったりする男がモテる傾向にあることは、やはり感じられる。
ヤクザな仕事をしていたり、定職に着かず夢を追っていたり……使い古された設定ではあるが、そうした男性にキュンと来てしまう女性は、いまだに多いのが実情だろう。そしてそういう恋愛は、不幸な結末になる可能性が高いことも、また事実かも知れない。
そこで今回は、超人気AV女優として活躍する傍ら、messyやGAZOOでコラムも担当するなど、多彩な才能を発揮している紗倉まなさんに、マンガに出てくる「(惚れちゃいそうだけど)惚れてはいけないオトコ」をランク付けしてもらった。
モテないことに悩む男性諸君、ここに意外な答えがあるかも!?
紗倉まなさん
@sakuramana0000
http://blog.livedoor.jp/sakura_mana/
http://www.dclog.jp/sakuramana/
さくら・まな●1993年、3月23日生まれ。人気AV女優・タレントとして活躍する傍ら、女性の本音サイト 「messy」、中国のフリーペーパー 「Look」 、TOYOTAの車情報サイト「GAZOO」にてコラムも担当。 5冊目の写真集『ありのまな』も発売中!
- 1位
- 衝撃のサイコキラー英語教師 蓮実聖司
- 著者名:烏山英司 (著), 貴志祐介 (原著)
- 発売元 : 講談社
- 価格:617円
『悪の教典』は原作小説も映画版も大好きなんですけど、蓮見先生は本当にズルいです! 「オンナ心をわかっているサイコパス」って、これ以上怖いものはないですよね(笑)。 ふつうサイコパスというと、人の気持ちがわからないからこそ、殺人を犯したり残虐なことをするんだと思うんですけど、蓮見先生は「女性はこういうことをすると喜ぶ」「こういうことをすると傷ついて嫉妬するから、こういう行動に出る」っていうようなことを、心理学のプロみたいに先々まで見通して行動してます。それでいて、生徒にドリルで穴をあけちゃったり…… そのバランスが不思議過ぎて。私は絶対に騙されて殺されます(笑)。
- 2位
- 普通の高校生、だけど……? 玄野計
- 著者名:奥 浩哉
- 発売元 : 集英社
- 価格:637円
玄野くん、映画版で二宮さんが演じられてるのも大好きなんですが、恋愛対象がコロコロ変わりすぎです(笑)。 知らない女性と廊下でいきなりエッチし始めたりして、「誰でもいいのか!」って思っちゃいます。 「あっちの娘もイイ、こっちの娘もイイ、どの娘もいい!」みたいな、ストライクゾーンの広さは尊敬しますけど(笑)。 わたし、半分男子校みたいな高校に通っていたんですけど、当時の身の回りの男の子も、好きなアイドルがコロコロ変わっていたりしてたのを思い出しますね。意外と、結構リアルな思春期男子の姿なのかなって思います。わたしはソクバッキーなので、好きになったら絶対ツライ思いをするんですが……
- 3位
- 冷たくなっても、彼女にだけは優しい……? 泉新一
- 著者名:岩明均
- 発売元 : 講談社
- 価格:864円
このマンガはショックなシーンが多いですよね…… ミギーと一緒に暮らしてる中で、シンイチくんの性格が少しずつ変わっていくんですけど、昔は想像もできなかったようなヒドいことをしてしまうようになっても、女の子には結局優しくて守ってくれるところ、キュンときます。なんだかんだ、弱い女性を守ろうとしてくれたり、少し気遣ってくれるだけで印象はプラスなんですよね。面と向かって「うるせえ!!」とか言われたら、やっぱり怖いのでわたしは逃げますけど(笑)。5人の中では唯一もしかしたら付き合える……かも?
- 4位
- 【番外編その1】 ただただ怖い! 丑嶋馨
- 著者名:真鍋昌平
- 発売元 : 小学館
- 価格:545円
3位まではちょっと好きになっちゃいそうな人たちですが、4位5位は本当に「惚れてはいけない」人たちです(笑)。 ドラマ『闇金ウシジマくん2』にはわたしも出演させていただいているんですが、原作でもとにかくウシジマくんが怖い!! 普段怖いけど恋人にだけ優しい、とかだったらキュンとくるんですが、この人は誰にも平等に厳しいので、ただただ恐怖……。 かろうじて兎を世話してるところが胸キュンポイント……? あとたまに人情というか、そういうものを見せるときもあるんですけど、男性同士ならその少しの優しさを拾えるのかも知れませんが、女性としてはあんまり近づきたくないというのが正直なところ……。何度もいいますが、わたしは女性に優しい人が好きです(笑)。
- 5位
- 【番外編その2】恐怖!筋肉の化身 範馬勇次郎
- 著者名:板垣恵介
- 発売元 : 秋田書店
- 価格:1,285円
『バキ』は高校の時にクラスでものすごく流行って。ずっと読んでいたんですが、実は私は筋肉にはあまり興味がないです(笑)。 男性が体を鍛えたがるのって、もしかしたら女性がネイルサロンやエステに行くのと同じ感覚なのかも知れないですね。なかなか女性には理解しにくい営みだと思います。鳥のささみしか食べないとか、すぐ脱ぎたがる人とか、たまにイラッとすることも……(笑)。勇次郎もウシジマくんと同じく、いやそれ以上に、とにかく誰に対しても平等に凶暴で怖いので、恐ろしいばかりです。ランキングに入れちゃいましたけど、この人に惚れちゃいけないことは誰でもわかりますね(笑)。
出鼻からサイコキラーが登場し度胆を抜かれたが、お話を伺っていると、やはり重要なポイントは優しさ・気遣いといったベーシックなもの。当たり前とみなされがちなこれらの要素が、危ない匂いや、母性本能をくすぐるダメさなどと言ったプラスアルファの要素と合わさった時に、オトコはモテるのかも知れない。 ひとまず、紗倉まなファンのみなさんは、女性に優しく、かつ筋トレするのをやめましょう。