こんな絵が描けるようになる!?『匠絵師の技法』碧風羽に密着

マンガ

公開日:2014/12/25

 プロの絵師のイラスト制作過程を余すところなく紹介する『匠絵師の技法 碧風羽 イラスト上達のための塗り、構図、考え方』(エムディエヌコーポレーション)が発売された。

 もっと絵を上手く書けるようになりたい!プロの絵師が、普段どのように描いているのか隣で見ていたいと思ったことはないだろうか?自分の好きな一人の作家さんの技法をたくさん知りたい!ということはないだろうか?

 『匠絵師の技法』では、オンラインゲームやライトノベルのイラストなどを中心に活躍中のイラストレーター碧風羽(みどり・ふう)の作品制作過程をより深く、長く追いかけることで、上級者の技術や考え方を知ることができる。

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 碧風羽が作成するのは、「キャラクターをメインに据えたイラスト」「物語性を伝える構図を主テーマとしたイラスト」。2枚のイラストを描きおろし、発案からラフ構図、線画、塗り、仕上げまでを細かく解説してくれる。それぞれ80ページを割いて、何を考えながら作業しているのか、なぜその工程が必要なのかといった思考をたどりつつ、塗りのテクニック、技法的な上達のコツなどを臨場感ある表現で披露してくれるのだ。

 まるですぐ隣で制作風景を見ているかのように、思考と技法の両面から制作過程を体感することができるだろう。体感した後はあなたのセンス次第ではないだろうか。

■碧風羽(みどり・ふう)
埼玉県出身イラストレーター。1984年生まれ。芸術大学へ進みデザインを学ぶ。2004年より、フリーランスのイラストレーターとして活動を始める。オンラインゲームやライトノベルのイラストなどを中心に各所で活躍中。SF・ファンタジー作品に多く関わる。

■『匠絵師の技法 碧風羽 イラスト上達のための塗り、構図、考え方
著:碧風羽
定価:本体2,200円+税
仕様:B5判/176ページ/オールカラー