肩がこっている県民1位、実は繊細な○○男児だった

生活

公開日:2015/4/22

  • 肩コリ県

 全国47都道府県の中でもっとも肩のこっている県”肩コリ県”はどこなのか? 20~60代の男女8,360名を対象にしたアンケート調査から「47都道府県 肩コリ県ランキング」が作成された。まずはもっとも肩コリを感じていない、”肩こってない県”TOP3から見ていこう。

<肩こってない県 TOP3>
第1位:沖縄県
第2位:佐賀県
第3位:群馬県

 47都道府県の中で、もっとも肩コリを感じていない “肩こらない県”第1位となったのは沖縄県。次いで2位は佐賀県、3位は群馬県という結果に。沖縄県は肩コリをまったく感じていない人が全国1位の21%。肩コリを感じている人でも、肩コリの程度として「非常にこっている」と回答した人は28%と、全国平均を大きく下回っている。

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 なぜ県によってこれほどの差が出るのだろうか? 肩コリと県民性の関係について、県民性研究の第一人者である矢野新一氏に、沖縄県の県民性について聞いてみた。

 矢野新一氏「方言の「なんくるないさー」という言葉に表れているように、南国的な気質で全体的におおらかな人が多い傾向にあります。例えば時間の感じ方1つとってもざっくりとした感覚で、待ち合わせの時間を設定しても定刻通りに集まる人は少ない。都市圏のようなせかせかとした時間軸で普段から動いていないためです。」

 おおらかに過ごすと肩もこらないのか。では次に、もっとも肩のこっている”肩コリ県”TOP3を見てみよう!

<肩コリ県 TOP3>
第1位:鹿児島県
第2位:福島県
第3位:東京都

 栄えある第1位に輝いたのは鹿児島県。次いで2位は福島県、3位は東京都だ。1位の鹿児島県は肩コリの程度について、「非常にこっている」と回答した人が全国平均を大きく上回る42%に。強い肩コリを感じている人が多くいるようだ。鹿児島県は、性別でみると女性は6位以下なのに対し、男性は第1位となっている。2位の福島県、3位の東京都はともに肩コリを感じる頻度が「週に4回以上(ほとんど毎日)」の人が43%と、常に肩がこっているらしい。

 矢野新一氏「鹿児島県は、歴史的に男性上位社会の風土。”九州男児”という表現もある通り、鹿児島県、熊本県、宮崎県、大分県と、歴史的にもつながりが深いこれらの都道府県は同様の傾向が見られ、芯が強くしっかり者、根性がある人が多いのです。肩コリ県全国1位、特に男性が1位という結果は、世間的に浸透した”九州男児”のイメージを保つために、根が真面目な鹿児島県の男性たちが、「男らしく、強くあらねばいけない」と思うがあまり、ストレスを抱えてしまっていることの表れだとも考えられます。男性上位の風土は残っていますが、それを支えてきた女性たちも芯が強く根性がある人が多い。鹿児島県の男性は実は繊細で弱い部分があり、女性は強いということなのかもしれません。」

 肩コリと県民性がどこまで関係しているかは分からない。肩コリは生活習慣などが与える影響が一番大きいだろう。しかし、特にストレスなど精神面のあり方については、県民性が関係する部分もあるのかもしれない。ここはひとつ”肩こってない県”第1位の沖縄県民を見習って、「なんくるないさー」精神で過ごしてみるのはどうだろうか?

■「肩コリに関する意識・実態調査」
2015年5月1日(金)に発売される「おうちリフレ(EW-NA65)」(パナソニック)の新発売に際して、パナソニック株式会社が実施。
調査対象:日本国内在住の20~69歳の男女 8,360名(性別に均等割付)
※全国47都道府県を人口分布に基づき10セルに割付、10セル間で同比率となるようサンプル数を割付(各都道府県のサンプル数は134名~238名の範囲内)
調査期間:2015年1月30日(金)~2015年2月4日(水)
調査方法:インターネット調査
⇒おうちリフレ公式サイト