この10年でセックス嫌いが増加!? 日本男児1000人のセックスが浮き彫りに

恋愛・結婚

更新日:2015/4/24

  • GQ

 貞操を守る文化は、女性から男性へ引き継がれたのかもしれない。2015年4月24日(金)発売の『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)が、「日本人1000人のセックスライフ」と題し、男性22~39歳を対象に大規模なアンケートを実施した。

「セックス嫌い」が激増!
 今から12年前、『GQ JAPAN』が2003年7月号の特集で22~39歳の一般的な日本人男性1000人を対象にアンケート調査をしたところ、98%が「セックスが好き」と回答。2003年といえばW杯が日本で開催された翌年だ。その熱冷めやらぬ血沸き肉踊らせる”肉食系男子”が多かったのだろう。

 それから12年…状況は一変した。当時と同じ条件とテーマで調査をしたところ、「セックスが好き」と答えた人の割合は88%。つまり10人に1人以上の割合で「セックス嫌い」の男性が存在しているわけだ。

advertisement

4人に1人が童貞?
 さらなる調査の結果、22~39歳の男性の4人に1人がセックス未経験、つまり「童貞」という事実も明らかになったという。22歳で童貞は多くいるだろうし、年齢の幅が広過ぎる感は否めないが、39歳で童貞の男性も存在するのは間違いなさそうだ。

 おそらく今は、食物連鎖を表す三角形同様、肉食系男子は少数となり、草食系男子が大多数を占めているのだろう。貞操を守るのは女性というのが一般的だが、そんな時代はとっくに過ぎ、今や男性が貞操を守る新時代に突入しているのかもしれない。日本男児の大和撫子化を果たして食い止めることができるのか!

 今回の「セックスライフ」特集では、ジャーナリストの速水健朗氏によるインタビュー「僕たちが童貞であり続ける理由」、セクシー女優が赤裸々に語る「好きなセックス、嫌いなセックス」、作家・鈴木涼美さんの書き下ろしエッセイ、女医・宋美玄さんが教える「女性が本当に気持ちいいセックス」など、セックスにまつわる企画がこれでもかというほど詰め込まれているのだ。

 この12年間のセックス事情の変化・変遷という視点も加え、より深く、日本のセックスライフのリアルに迫っている。下着の色や形で男性が欲情すると思っている女性にこそ、読んでもらいたい特集だ。

関連記事
男は、もっとキモチよくなれる? AV監督・二村ヒトシ×腐女子が新たなセックスの快楽を提唱
処女を捨てた方が辛い? こじらせ女子の自意識脱却の道は長く険しい

GQ

■『GQ JAPAN』
発売日:毎月24日
出版社:コンデナスト・ジャパン
⇒『GQ JAPAN』公式ホームページ

文=リーズ