つんく♂やEXILEも実証済み! 「おにぎり」を21日間食べて痩せられるダイエットが話題

ダイエット

更新日:2015/5/14

 「おむすびダイエット」がこの頃話題になっています。つんく♂さんが発案、ブログで紹介し、その効果は2週間で4.1kg減! さらに、EXILEのMATSUさんとUSAさんも実践し、みるみる痩せたと情報番組『バイキング』で明かされていました。ダイエットの敵と言われる“炭水化物”を我慢せず摂って痩せるなんてありえるのでしょうか?

 女子ボクシング世界チャンピオンを育成した“減量のプロ” 小澤幸治トレーナーの著書『おむすびダイエット』(自由国民社)では、「やっぱりご飯が好き!」という人々のためにストレスゼロの食生活が紹介されています。

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おむすびダイエットのルールは4つ。
(1)1日のカロリー摂取量は女性は1,500キロカロリー、男性1,800キロカロリーを目安とする(おむすび8割、その他2割)
(2)1日最低4食以上食べる
(3)一口あたり30回以上噛む
(4)21日間続けて習慣化する

 効果は個人差にもよりますが、21日間で3kg前後落とすことが可能とのこと! おむすびの割合とカロリー上限を守りさえすれば、好きなものを食べてOK!

つんく♂は2週間で4kg減に成功!
つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ芸能コース」より
(2010年10月18日付)


 ツイッターのハッシュタグ「#おにぎりダイエット」は、じわじわ盛り上がっている様子。

 驚いたのは、ダイエットなのに「1日4食以上食べる」というルール。ダイエットするときに食事の回数を減らす人もいますが、それは危険な食べ方。力士は太るために1日2食の食事方法を取っています。1日2食のドカ食いでは、血糖値が急上昇し、脂肪に吸収されやすくなります。そして次の食事まで時間があるため低血糖状態が続き、体が飢餓状態と判断し、筋肉を分解する方向に行ってしまいます。結果筋肉を落としてしまうのです。

 ですが、4食以上にすることによって、血糖値の急上昇を防ぎ、血糖値を一定に保って筋肉の分解を防ぐことができるのです。常に満腹中枢を刺激でき、空腹を抑えることができます。ダイエットの最大の敵である「空腹感」を、最小限に食いとどめることができるのです。また、食事の回数を増やすことによって、食べ物の消化のために使われるエネルギーがよく消費されるので、できるだけ小分けに食べたほうが消費カロリーをアップできるのです。

 なぜお米がダイエットをサポートするのか? 多くの人はダイエットにとってお米は「悪」だと思っています。けれど、小澤さんによれば、それはダイエットの基本を忘れているため。“摂取カロリー以上に消費カロリーが増えれば痩せていく”という当たり前の理論を無視して新しいダイエット法に次々飛びつく人も多いのです。

 炭水化物を摂取しないダイエットは心身ともに、ものすごいストレスになります。お米は、麺やパンよりも血糖値をゆっくり上昇させますし、亜鉛や、良質なタンパク質を含んでいて、免疫力UPや便秘解消効果も期待できます。他のダイエット料理に比べ簡単で低コスト、持ち運びも簡単なので続けるのもカンタン! なにより、日本人が大好きで栄養豊富なお米をきちんと食べながら健康的に痩せられるのですから最高ですよね。数々のダイエットで挫折してきた方も、ストレスの少ないダイエットを楽しんでみませんか?

文=女生徒