スマートニュース、「読書チャンネル」の提供を開始 8つの出版社、媒体が参画

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/20

 スマートニュース株式会社は18日、同社運営のニュース閲覧アプリ「SmartNews」のチャンネルプラスにおいて、本に関する様々なニュースを掲載する「読書チャンネル」を開設した。

「読書チャンネル」には、開始時点で8つの出版社や取次、書評サイトなどが参画、情報を提供する。同社では「本の情報を必要な人にワンストップで送り届け、より多様な読書体験を促進する第一歩。今後も本に関する話題をさらに網羅していくために、出版社やサービス提供者との協業を広げていく」としている。

本チャンネルのリリースに先立ち同社では「オンラインサービスと本のプロモーションを考える会」を15日に開催。同社のメディア事業開発担当 漆原正貴氏は「本を探す方法が分からないという声が多いのではないか。どこに行けば本の情報があるのかわからない。結果的に、レコメンデーションに頼ってしまい、似たような本ばかり選んでしまう」と書籍情報の流通に関する課題を指摘。「世界中の良質な本の情報を必要とする人に送り届けたい」と意気込みを語った。

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<表紙画像に最適化したレイアウト>
「読書チャンネル」の開設に合わせて、レイアウトの改修も実施。書籍の表紙の画像がそのまま表示される。

左がこれまでのレイアウト。読書チャンネルでは右のように、表紙画像がそのまま表示される(漆原氏の説明資料より抜粋)

<チャンネル開始時に参画した出版社・メディア運営社>
・翔泳社(提供元:株式会社翔泳社)
・新刊JP(提供元:株式会社オトバンク)
・ダ・ヴィンチニュース(提供元:株式会社KADOKAWA)
・はてな(提供元:株式会社はてな)
・ブクログ(提供元:株式会社ブクログ)
・HONZ(提供元:株式会社HONZエンタープライズ)
・本の話WEB(提供元:株式会社文藝春秋)
・ほんのひきだし(提供元:日本出版販売株式会社)

<「SmartNews」とは>
世界1200万ダウンロードのスマートフォン、タブレット向けニュース閲覧アプリ。月間アクティブユーザー数417万超は国内ニュースアプリトップ(Nielsen Mobile NetView2015年1月)。1000万件以上のWebページから、独自のアルゴリズムで話題の記事を抽出して掲載。
・ダウンロードはこちら
iOS版
Android版

<「読書チャンネル」の登録方法>
1.カテゴリタブの一番右「+」タブをタップ

2.チャンネルプラスを提供しているメディアや運営社の中から「読書チャンネル」を選択する

3.「追加する」ボタンを押す

<お知らせ>
ダ・ヴィンチニュースでも、「読書チャンネル」への記事提供を開始しました。今後も、より多くのみなさまにお読みいただけるような書籍や書籍にまつわる情報をお届けして参ります。