津軽の四季、そこに生きる子ネコたちの物語 岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」開催

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公開日:2015/6/23

  • ふるさとのねこ

 世界を舞台に活躍する動物写真家・岩合光昭(いわごう みつあき)。同氏の写真展「ふるさとのねこ 津軽の四季、子ネコたちの物語。」が、渋谷ヒカリエで2015年7月25日(土)より開催される。

 岩合が各国を巡り撮影を続ける中で、見つめ続けている対象がある。それは、日本人の心の中の「ふるさと」。四季それぞれの美しさが際立つ日本。春夏秋冬を通じて、日本の原風景に出会う時、そこに「ふるさと」を感じるのではないだろうか。

 青森県津軽地方。花咲く春、夏の祭り、リンゴ実る秋、そして深く長い冬。岩合は、この地に日本の原風景を見、1年をかけて子ネコと人との暮らしを撮影した。津軽の四季、そこに生きる子ネコのたちの物語。写真からは、どこか懐かしい「ふるさと」を感じさせてくれる。

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<春>
引き締まるような空気の冷たさ、そこに差し込む強い日差し。津軽に遅い春がやってくる。ウメ、サクラの花が散り、やがてリンゴ、モモの花が満開になる。ネコのコトラが子ネコを生んだ。

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<夏>
津軽の夏は朝夕が涼しく、子ネコにとって楽しい季節。摘果した青いリンゴに寝ころび、遊ぶ。ねぷた、花火祭り、人の遊びにもネコは付き合う。

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<秋>
短い夏が過ぎ収穫の時期がやってくる。頭を垂れる稲穂、赤いリンゴと透き通る青い空。日本の原風景にネコは欠かせない。

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<冬>
7つの雪が降る津軽。たくましく生きるネコたち。ネコには人とのふれあいも長い冬の間の楽しみの一つかもしれない。

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「ふるさとのねこ 津軽の四季、子ネコたちの物語。」
期間:2015年7月25日(土)~2015年8月31日(月) ※会期中無休
時間:10:00~20:00 ※最終入場は閉場30分前まで
※7月25日(土)のみ13:00開場
会場:渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールB
入場料(当日):一般800円/中・高生600円/小学生以下無料
入場料(前売):一般640円/中・高生480円
作品点数:約160点
⇒写真展「ふるさとのねこ」総合案内ページ

<写真展関連イベント>
岩合光昭のギャラリートーク&サイン会を予定。
2015年7月:25日(土)30日(木)31日(金)
2015年8月:2日(日)15日(土)16日(日)23日(日)29日(土)30日(日)31日(月)
※各日11時と14時の2回実施(2015年7月25日(土)は14時の回のみ)

岩合光昭(いわごう みつあき)プロフィール
1950年東京生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに活躍する動物写真家。その美しく、想像力をかきたてる作品は世界的に高く評価されている。一方で、身近なネコの撮影も40年以上ライフワークとして続けている。2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始した。著書に『ねこ』『ねこ歩き』『ネコライオン』『岩合光昭の世界ネコ歩き』『ふるさとのねこ』などがある。
⇒岩合光昭公認サイト「Digital Iwago」

ふるさとのねこ

■『ふるさとのねこ
著:岩合光昭
価格:1,600円(+税)
発行日:2015年4月29日(水)
仕様:B5変型/128ページ/カラー(写真作品120点を収載)
出版社:クレヴィス

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