「歳を重ねるほど、身を包むものに気を配るべき」パリのマダムのファッションに注目!

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公開日:2015/7/1

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    プラム・ル・タン(65歳)

 2014年9月に発売した、銀座や表参道でオシャレな60歳以上の女性を撮影した『OVER60 Street Snap』。同書は、日本のシニア女性のファッション観を変える写真集として反響を呼び、発行部数55,000部のベストセラーとなっている。2015年7月1日(水)に発売された『Madame Chic Paris Snap』は、パリのマダムに視点を移し、彼女たちのファッションとライフスタイルをフィーチャーしたファッションスナップ集だ。

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    ボニー・ミレー(78歳)

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 「毎朝、鏡を見て、常になりたい自分を意識するのよ」と、自信たっぷりに答えるボニー・ミレーさんの年齢は78歳だ。世界中の女性が憧れる、「女の人生、むしろこれからが本番!」と言わんばかりのパリのマダム達。歳とともに魅力を増す、そのファッション&リアルなエスプリ(精神、知性)には、思わず深いため息がもれてしまう。

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    マリー=フランス・コーエン(71歳)
    「頭の中で考えていることが、すべて装いに表れるのです」

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    ローランス・マドレル(68歳)
    「黄色は大好きな色」それを着こなす姿勢の良さは、楽しみに通うタンゴのレッスンで養う。

 パリで出会った58歳から78歳のオシャレなマダムたち。いくつになってもオシャレの情熱を失わない、パリの女性たちの背筋を伸ばした姿は、見る者に年を重ねる勇気と希望を与える。

 また、「見て、これが私よ」という言葉が聞こえてきそうな個性溢れるファッションからは、歩んできた人生への自信がにじみ出ている。

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    アニエス・タッセル(60歳)
    40代までは仕事柄黒い服しかまとわなかったアニエス。しかし今は、「昔は黒子に徹してエッジの効いたデザインを楽しんでいたけれど、今はシンプルなデザインの、オレンジや黄色ピンクなど、暖かみのある色にときめくわ」「歳を重ねれば重ねるほど、身を包むものに気を配るべきよ」と話してくれた。

 選ぶアイテムはベーシックでも、コーディネイトやトータルイメージで、自分らしさを表現。すぐ真似したくなるような、憧れのスタイルが目白押しだ。ファッション、人生に対するマダムたちの含蓄のある言葉にもハッとさせられる。

ココ・シャネル(ファッションデザイナー)
「着る物を選ぶということは、自分の生き方を選ぶことよ」

 自分の生き方を選びたい世の女性たちは、マダムたちのファッションを参考に、洋服を選んでみるといいかもしれない。きっと、毎日が今よりもっと楽しくなる! なお、本書巻末に収録した“お宅拝見”の洗練インテリアも見応えたっぷりだ。

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    マリーのリビング

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    プラムのアパルトマン

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■『Madame Chic Paris Snap
著:主婦の友社編
価格:1,500円(+税)
発売日:2015年7月1日(水)
単行本(ソフトカバー):128ページ
出版社:主婦の友社

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