竹内結子&橋本愛で映画化「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」初映像素材完成&文庫版刊行!
公開日:2015/7/17
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2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
その奇妙な「音」は、ただの始まりでした。
第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美『残穢(ざんえ)』が、映画となって2016年1月30日(土)より全国公開される。
映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」の監督は、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」など、ミステリーの名手で知られる中村義洋が務める。主演は、ドラマ「ストロベリーナイト」の演技が好評だった竹内結子。また、竹内とともに調査を重ねる“久保さん”役には、映画「桐島、部活やめるってよ」「寄生獣」など、最近のヒット作に多数出演する橋本愛だ。今作が初共演となる竹内と橋本に加え、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら個性的な豪華俳優陣が出演する。
到着したばかりの初映像素材となる特報からは、小説の恐怖感を見事に表現し、“ヤバイ”戦慄が観る者にジリジリと伝わる。予定調和を許さない驚愕のラストまで、かた時も目が離せない戦慄のリアルミステリーの同作だが、2015年7月29日(水)に、遂に文庫となって刊行されることも決定。公開まで待ち切れない方は、まず小説で戦慄体験を…。
⇒「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」特報情報は公式サイトへ
また、『残穢』の内容とリンクしているという『鬼談百景』が2015年7月25日(土)に発売。両作の作者・小野不由美の恐怖の世界に、映画の前に足を踏み入れておきたい。
小説家である「私」のもとに、女子大生の久保さんという読者から、1通の手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らは、なぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか…。「私」たちは、数十年の時を経た壮大なる戦慄の真相に辿り着き、やがて、さらなる事件に巻き込まれていく…。
学校の七不思議にまつわる怪談やマンションの部屋で聞こえる不自然な音、真夜中に出るという噂の廃病院で見た白い人影、何度しまってもいつの間にか美術室に置かれている曰くつきの白い画布……。小野不由美が初めて手掛けた百物語。
2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
■映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」
公開:2016年1月30(土)全国公開
原作:小野不由美
監督:中村義洋
脚本:鈴木謙一
出演:竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ほか
製作:「残穢―住んではいけない部屋―」製作委員会(ハピネット、松竹 ほか)
⇒「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」公式サイト
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