一番苦手だった夏休みの宿題は「読書感想文」! 福井県と富山県では4人に1人が夏休み中に宿題が終わっていなかった!?

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公開日:2015/8/23

 お盆が明けて子供たちの夏休みも後半戦に突入! この時期になると、夏休みの宿題が気になってくる子供たちも多いはず。今回は「小学生時代の夏休みの宿題」アンケートについての調査結果とランキングを紹介しよう。

苦手だった夏休みの宿題 男女とも1位は「読書感想文」
1位:読書感想文 36.5%
2位:日記・絵日記 20.2%
3位:作品作り(工作・研究など) 19.3%
「どんな宿題が苦手だったか」についての調査では、男女ともに1位は「読書感想文」。2番目に多かったのは「日記・絵日記」で20.2%、僅差の3位が「作品作り(工作・研究など)」で19.3%となった。決まった答えの無い、自分で考えなければならないタイプの宿題を苦手としていた人が多いことが分かる。

    読書感想文

 男女別に見てみると、1位はどちらも読書感想文となっているが、2位以下に違いが見られ、女性は、作品作りが23.4%で2位であるのに対して、男性では14.4%で4位となっている。小学生男子の作品作りの選択肢には、工作や昆虫採集など、遊びの延長と言えるものが多くあるため、あまり苦手意識が無いのかもしれない。

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    読書感想文

後半型が過半数! ~夏休みの宿題を終わらせたタイミング~
続いて「夏休みの宿題はいつ終わったか?」との質問への回答で最も多かったのが、「最終日近くにまとめてやった」の39.7%で、約4割を占めた。次いで多かったのは「前半に終わらせた」の22.6%。また、全体を前後半に分けて見てみると、「後半派」が約65%と、後半の追い込み型が圧倒的に多い。男女別でも同じような傾向にあるが、後半派の割合は男性のほうが約1割高い。ちなみに「夏休み中には終わらなかった」という答えも7.5%。クラスに数人は、夏休み中に宿題が終わっていないようだ。

    読書感想文

福井・富山は4人に1人が夏休み中に宿題が終わらない!?
最後に、いつ宿題をやったかの都道府県別のランキングを見てみると、「夏休み中には終わらなかった」人が最も多かったのは福井県で27.3%。続く2位に25.0%の富山県が続き、北陸勢が1、2フィニッシュを飾っている。この両県では、およそ4人に1人が夏休み中に宿題が終わっていなかった事になり、やや衝撃的な結果となった。逆に「前半に終わらせた」人が最も多かったのが徳島県で、その割合はなんと50%。「毎日少しずつやった」と答えた、計画的な人が最も多かったのは滋賀県の28.6%という結果に。

    読書感想文

 小学生の最大のジレンマかもしれない「夏休み」と「宿題」の関係。皆さんの小学生時代はどうだっただろうか? 「三つ子の魂百まで」という諺もあるが、今の自分の行動パターンとの共通点もあるかもしれない。

■「小学生時代の夏休みの宿題」調査概要
調査エリア:全国
調査方法:引越し比較・予約サイト「引越し侍」を利用し、実際に引越した人を対象にインターネットアンケートを実施
調査期間:2015年6月~7月
サンプル数:2,401件
⇒詳しい調査結果は「引越し侍」まで