第6回「エキナカ書店大賞」受賞作は小島正樹『扼殺のロンド』に決定! 想像を絶するトリックに瞠目必至の長編ミステリー

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17

    エキナカ書店大賞

 駅の中の本屋「ブックエキスプレス」の書店員全員が、自分で読んで「面白い!」「お客様にも薦めたい」と思った本を選ぶ「エキナカ書店大賞」。第6回目となる今回の大賞受賞作品は、小島正樹『扼殺のロンド』に決定した。

 著者の小島は、これまで『硝子の探偵と消えた白バイ』『硝子の探偵と銀の密室』『祟り火の一族』『呪い殺しの村』『永遠の殺人者 おんぶ探偵・城沢薫の手日記』などの本格ミステリを生み出してきた。

 新世代トリックメーカーが放つ渾身の一撃が、今回受賞した『扼殺のロンド』だ。

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読み手を圧倒する謎の連打と、想像を絶するトリックに瞠目必至の長編ミステリー
女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は生じるはずのない高山病で死んでいた。鍵のかけられた工場内、しかも扉の開かない事故車で見つかった二つの遺体。その後も男女の親族は一人、また一人と「密室」で不可解な死を遂げていく――。

エキナカ書店大賞

■『扼殺のロンド
著:小島正樹
価格:694円(+税)
発売日:2014年4月10日
出版社:双葉社

 また、「エキナカ書店大賞」の決定を記念して、「エキナカ書店大賞」フェアがブックエキスプレスで実施される。

「エキナカ書店大賞」フェア
期間:2015年9月1日(火)~ 9月30日(水)の1カ月間
対象店舗:全25店舗で展開
⇒「ブックエキスプレス」