玉森裕太主演の映画原作・有川浩『レインツリーの国』 角川文庫よりオリジナル帯で登場!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17

レインツリーの国

 『図書館戦争』シリーズ、『県庁おもてなし課』『植物図鑑』『空飛ぶ広報室』などで知られるベストセラー作家・有川浩。作品の映像化も相次いでおり、恋愛小説『レインツリーの国』は、映画初主演の玉森裕太(Kis-My-Ft2)、実写映画初出演の西内まりやで2015年11月21日(土)より映画公開されることが決定している。

 その原作小説『レインツリーの国』が、角川文庫よりオリジナル帯で2015年9月25日(金)に発売される。

もともと『レインツリーの国』は、『図書館戦争』シリーズの第2弾『図書館内乱』の作中に登場する、架空の恋愛小説のタイトル。聴覚に障害を抱えるヒロインが登場する作品として、『図書館内乱』のストーリー上で大きな役割を果たす。その架空ストーリーが出版社を横断するコラボレーション企画として、実際に有川によって小説化され、新潮社より刊行された。

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その『レインツリーの国』が、『図書館内乱』ほか『図書館戦争』シリーズと同じ角川文庫に登場する。角川文庫版は11月公開の映画の最新ビジュアルから、玉森と西内の写真を使ったオリジナル帯で展開される。映画公開に合わせて、角川文庫版も手に入れておきたい。

■『レインツリーの国
著:有川浩
価格:473円(+税)
発売日:2015年9月25日(金)
出版社:角川文庫

あらすじ
まだ会ったことのない君に、恋をした――。
きっかけは1冊の本。かつて読んだ、忘れられない小説の感想を検索した伸行は、「レインツリーの国」というブログにたどり着く。管理人は「ひとみ」。思わず送ったメールに返事があり、ふたりの交流が始まった。心の通ったやりとりを重ねるうち、伸行はどうしてもひとみに会いたいと思うようになっていく。しかし、彼女にはどうしても会えない理由があった――。不器用で真っ直ぐなふたりの、心あたたまる珠玉の恋愛小説。

有川浩(ありかわ ひろ)
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街 wish on my precious』で2004年デビュー。2作目の『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』で、4年連続ブクログ大賞を受賞。他著作に『シアター!』『フリーター、家を買う。』『三匹のおっさん』『阪急電車』『ラブコメ今昔』『空飛ぶ広報室』など。

映画「レインツリーの国」
公開日:2015年11月21日(土)
出演:玉森裕太西内まりや、森カンナ、片岡愛之助、麻生祐未、大杉漣、高畑淳子
監督:三宅喜重
脚本:渡辺千穂
原作:有川浩
製作:「レインツリーの国」製作委員会
制作プロダクション:コクーン
配給:ショウゲート
⇒映画「レインツリーの国」公式サイト