作者は一体誰だ!? 三省堂書店名物『誰本』第3弾スタート!!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17

 発売前の小説のプルーフ(=試し刷り)が無料提供され、作者が誰かを当てる企画「誰本」。その第3弾が、2015年9月4日(金)より開始された。今回の『誰本』は約60ページ。9月18日(金)に発売されるアンソロジー集『「いじめ」をめぐる物語』から2篇の一部をより抜いたプルーフが配布される。

 三省堂書店・池袋本店で文芸書を担当している、書店員の新井見枝香が企画して始まった「誰本」。第1弾は小池真理子の短篇集『千日のマリア』。第2弾はアンソロジー『決戦!大坂城』だった。第1弾、第2弾ともに約300冊が挑戦者の手に渡り、それぞれ複数の正解者も出た。遠方からわざわざ誰本を受け取りに来る挑戦者もおり、第3弾を楽しみにする声もあがっていたようだ。

 参加希望者は三省堂書店池袋本店Aゾーンレジで「『誰本』ください」と言い、『誰本』を受け取る。後は、読んだ後にレジ前の解答ボックスに二篇の作家名それぞれを予想して投函するだけ。誰でも気軽に参加することが出来る。

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 プルーフの配布および解答の応募締め切りは2015年9月15日(火)。正解は、『「いじめ」をめぐる物語』発売当日の、9月18日(金)に発表される。正解者には作者2名の直筆サイン入り単行本が贈られるので、ここは何としても当てたい。※正解者多数の場合は抽選

 今回の作者は一体誰なのか、読者マニアの遊び心に火をつける「誰本」。オープンしたばかりの池袋本店を舞台に、謎に挑もう!

「誰本」
期間:2015年9月4日(金)~ 9月15日(火)
場所:三省堂書店 池袋本店
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店9階南

■『「いじめ」をめぐる物語
著:辻村深月、荻原浩、越谷オサム、中島さなえ、小田雅久仁
価格:1,512円(税込)
発売日:2015年9月18日(金)
出版社:朝日新聞出版