元筆談ホステス・現東京都北区議員の斉藤りえ、母との確執や子育て、障がいとの向き合いを告白

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/18


 元筆談ホステスから東京都北区議員になったシングルマザー斉藤りえが、母との確執、子育て、障がいとの向き合い方をありのままに告白した『ありのままに。 筆談議員ママ奮闘記』が、2015年10月21日(水)に発売される。

 筆談ホステスとして銀座NO.1になった後、その半生を描いた『筆談ホステス』が、累計39万部のベストセラー。その後、北川景子主演でTVドラマ化されるなど、大きな話題と注目を集めた斉藤。そして、2015年4月26日施行の東京都北区区議会議員選挙では、過去最多の6,630票を獲得しトップ当選を果たした。同書では、斉藤が人生の岐路でどのような決断をしてきたかを、ありのままに記している。

 母との確執や、ハンディキャップを抱えての子育て、そして障がい者に対する社会への取り組み。聴覚障がいを持ちながら議員であり、一児の母である著者が、シングルマザーとして強く生きる姿勢は、おなじ働く母親たちに元気や勇気と希望を与えてくれる。また、著者の体験や政治家としての取り組みを知ることで、障がいを持つ人に対しての理解や応援の仕方についても考えさせられることだろう。

advertisement

<もくじ>
・母からの手紙
・母の手紙を読んで まえがき
・第一章 母との確執を越えて
・第二章 障がいのある私の子育て
・第三章 障がいと向き合うこと
・第四章 議員としてのこれから
・さいごに

■『ありのままに。 筆談議員ママ奮闘記
著:斉藤りえ
価格:1,300円(+税)
発売日:2015年10月21日(水)
発行:KADOKAWA

斉藤りえ
1984年青森県生まれ。31歳。一児の母。1歳の時に病気により聴力を完全に失い、聴覚障がい者となる。ハンディキャップを持ちながらも、「人と関わることが好き」という信念から様々な接客業に挑戦。銀座の高級クラブ勤務時に、筆談を生かした接客で「筆談ホステス」として話題になる。半生を描いた書籍『筆談ホステス』はドラマ化もされ、“障がい者と社会”について考えるきっかけになったと高い評価を得る。2015年5月より東京都北区議会議員。2020年東京パラリンピックに向け、「心のバリアフリー」を実現すべく活動中。