村上春樹、文芸誌『MONKEY』で復刊してほしい翻訳小説を語る! ロングインタビューも掲載

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/18


 アメリカ文学研究者であり、稀代のメキキスト・柴田元幸が、古今東西の文学世界を変幻自在に遊びつくす文芸誌『MONKEY』の最新号が、2015年10月15日(木)に発売された。同号では、最新作『職業としての小説家』の発売を記念し、作家の川上未映子による村上春樹のロングインタビューが掲載されている。

 また、特集の“古典復活”では、村上と柴田の古典小説をめぐる対談を収録。さらに、2人の“復刊してほしい翻訳小説リスト100”も掲載されている。そのほか、夏に来日したカズオ・イシグロの講演会や、同号から始まった松本大洋と工藤直子の新連載も要注目だ。

<主なコンテンツ>
特集 古典復活
対談 村上春樹柴田元幸「帰れ、あの翻訳」
復刊してほしい翻訳小説100
新訳 ジャック・ロンドン『病者クーラウ』 訳:村上春樹
新訳 カーソン・マッカラーズ『無題』 訳:柴田元幸
新訳 トマス・ハーディ『萎えた腕』 訳:柴田元幸
絵物語 きたむらさとし『外套』

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『職業としての小説家』刊行記念:村上春樹インタビュー
「優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない」
聞き手:川上未映子

カズオ・イシグロ+土屋政雄 司会:柴田元幸
「カズオ・イシグロ、自作を語る」

新連載 工藤直子+松本大洋 『猫が海へ』
連載 川上弘美、古川日出男、岸本佐知子

■『MONKEY』Vol.7
編集:柴田元幸
表紙画:安西水丸
価格:1,200円(+税)
発売日:2015年10月15日(木)
発行:スイッチ・パブリッシング
⇒「スイッチ・パブリッシング」公式サイト