『コウノドリ』ドラマ化で話題。楽しみすぎてつらい『聲の形』コミック・コンテンツ偏差値ランキング

　本記事では、10月12日（月）〜10月18日（日）のツイート数から1週間単位のコンテンツ偏差値を指標として算出、ランキング上位10位を発表する。

10月12日（月）〜10月18日（日）

順位：タイトル　その週の偏差値（前週比較の増減）
１位：バクマン。　85.14（+1.51）
２位：俺物語　59.78（New!）
３位：ちはやふる　58.32（New!）
４位：コウノドリ　57.33（New!）
５位：ジョジョの奇妙な冒険　56.60（+6.46）
６位：弱虫ペダル　56.13（-0.44）
７位：血界戦線　49.23（+1.54）
８位：暗殺教室　49.16（-23.63）
９位：聲の形　47.24（+2.67）
10位：がっこうぐらし！　46.91（+0.08）

　1位は映画公開後から相変わらず好調の『バクマン。』、他作品のマイナスも大きいからか+1.51ポイントとさらに数字は伸びた。2位以下との差も大きく、高い水位で安定しているため、よほど話題性を持ったコンテンツが出てこない限りはなかなかひっくり返ることはなさそうだ。

　2位『俺物語』、3位『ちはやふる』は前週ランク外からの上昇となった。前回の記事で最後に予想していたとおり、新刊発売のあった作品が話題となったようだ。『俺物語』10巻と、『ちはやふる』29巻が同じ10月13日に発売になっている。

　同じく前週ランク外からの上昇、4位『コウノドリ』は、この日からTBSのドラマが放送開始されたことが影響。ドラマジャンルのランキングでも初回放送で一気に1位となっている。ドラマの人気推移が、コミックへどう影響するか今後気になるところだ。

　他の作品では、『暗殺教室』が-23.63ポイントと大幅に下がったが、前週は新刊発売で盛り上がったのみで他に継続的に盛り上がる話題もなかったことから、予想された展開というところ。

　最後に、上のグラフで10月14日にだけ盛り上がっている『聲の形』に触れて今回のランキングを締めたい。すでに劇場アニメ化が発表されていたが、10月14日には、制作会社が『けいおん！』などで有名な京都アニメーション、監督は同様に有名な山田尚子監督であることが新たに発表された。その発表を受け、まさにファンの期待の声が形となった。

　かくいう記者も『聲の形』読み切り掲載時からのファンの一人で、かつ山田尚子監督が手がけた『たまこマーケット』のファンでもあり、とにかく期待が大きすぎて劇場公開まで生きるのがつらい。今回発表があったのは制作会社と監督だけなので、続報が出るまでは「ぼくのかんがえたさいきょうのキャスティング」を妄想しながら待ちたいと思う。

文＝コミュコム編集部　羽

集計対象：タイトルを含むツイートより算出
集計期間：10/12 AM4:00 〜 10/18 AM3:59
集計範囲：角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
※本ランキング結果は2015/4/1に発表した「Twitterのトレンド視覚化技術」を利用しています。
本技術に関するリリース「次世代エンタテインメントガイドに向けた Twitterのトレンド視覚化技術を発表」

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