ドラマ「下町ロケット」の神谷弁護士にはモデルがいた!? 池井戸潤が恵俊彰とラジオで初対談

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17


 現在放映中の人気テレビドラマ「下町ロケット」(TBS系)。原作は、同じくTBS系で人気を博した「半沢直樹」の著者、池井戸潤。池井戸は、1998年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞、2010年には『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を受賞、そしてドラマ原作となる『下町ロケット』で、2011年に第145回直木賞を受賞している。

 今回、池井戸とドラマ「下町ロケット」に神谷弁護士役として出演している恵俊彰との初対談が実現した。この対談は、恵のラジオ番組「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」内で行われたもの。この模様は2015年11月14日(土)と11月21日(土)の2週に渡ってオンエアされる。

 ドラマもチェックしているという池井戸は、「神谷弁護士の演技、よかったです。神谷弁護士のモデルとなった弁護士の友人がいるのですが、評判でしたよ!」と話したという。

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 同ラジオでは、小説の書き方や、11月5日(木)発売の『下町ロケット2 ガウディ計画』の話も。放映中のドラマ6話以降の原作となる『下町ロケット2 ガウディ計画』は、「ドラマもあるから、『下町ロケット2』は20日で書きましたよ(笑)」と短期間で書き上げたという裏話が。また、本を書くときはいつも挑戦という池井戸は、「普段どのように小説を書いているのか?」という質問に対して、「適当ですよ(笑)。細かいことは考えずに。書き上げてから推敲を繰り返します。題材は、自分が面白いと思えるかどうか、で決めます。自分の興味が、小説を書く上で最大のエンジンになっています」と話した。

 さらに、作家にとって必要な3条件も披露。そして、自身のサイン会のBGMにもなっているという“あの曲”もオンエア、「ミュージカルが好きで…」と、お気に入りの1曲も選曲している。

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■『下町ロケット2 ガウディ計画
著:池井戸潤
価格:1,620円(税込)
発売日:2015年11月5日(木)
出版社:小学館

「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」
放送日時:毎週土曜日15:30~15:55
放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット
出演者:恵俊彰
⇒「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」公式サイト

人生とは、挑戦の連続。毎週様々な分野において第一線で活躍する人をゲストに招き、その人の過去の挑戦にまつわる話、今後挑戦したいことなど、人生における「挑戦」をキーワードに、そのストーリーを伺う。