ドラマ6話以降の原作『下町ロケット2 ガウディ計画』発売! 池井戸潤「ドラマもあるから、20日で書いた(笑)」

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17


 2015年10月3日(土)から朝日新聞で始まった、池井戸潤の連載小説『下町ロケット2 ガウディ計画』(以下『下町ロケット2』)。同月18日(日)には、TBS系でドラマ「下町ロケット」がスタートした。そして11月5日(木)、小学館から『下町ロケット2』の単行本がいよいよ発売となる。

 直木賞を受賞した前作『下町ロケット』は、研究者の道をあきらめ、大田区にある父の町工場を継いだ主人公・佃航平が、自ら手がけたエンジンで国産ロケットを飛ばすというストーリー。続編の『下町ロケット2』はその後、佃が医療機器の許認可などさまざまな障害にぶつかりながらも、心臓病治療に必要な画期的な人工弁を作る物語で、夢を追う中小企業の姿が描かれている。

 単行本は新聞連載の2倍近い分量で、新聞連載に収めきれなかった背景を補い、物語をより深く、より詳しく知ることができる。放映中のドラマ6話以降の原作となる同書に対して、池井戸は「ドラマもあるから、『下町ロケット2』は20日で書きましたよ(笑)」と語った裏話もある。ハイライトともいえる、毎週土曜・日曜に掲載中の新聞連載と、同時進行中のドラマと合わせて『下町ロケット』を楽しもう。

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■『下町ロケット2 ガウディ計画
著:池井戸潤
価格:1,500円(+税)
発売日:2015年11月5日(木)
仕様:四六判/378ページ
出版社:小学館